機能性とデザイン性を兼ね備えた理想の平屋住まい。

リビングを見渡せるように対面式を採用した開放的なキッチン。リビング・ダイニング側には、奥様がテレビドラマのワンシーンで見てひと目惚れしたというタイルが貼られ、アクセントとなっています。また、キッチンで作業をする手元がリビングから見えないように立ち上がりをつけ、その内側は食器や調味料を置けるスペースにするなど、見た目と使い勝手のバランスを考慮。背面に設けた大容量の収納部分には複数の家電用コンセントを設置したことで、調理家電を自在に使いやすく配置することができます。さらにパントリーも設けたため、ストック食材などの置き場所に困ることもなくなりました。

以前の住まいの動線が不便だったことから、家事がラクにスムーズにできる住まいを希望していた奥様。そこでトヨタホームが提案したのは、料理や洗濯などの一連の家事が、キッチンを中心にこなせる無駄のない動線でした。LDKと洗面室に隣接するスマート和室は、空間の一部を板の間にしてデスクを置き、ミシンをかけるスペースに。また、洗濯物の室内干しスペースや、取り込んですぐに畳むことができる家事室として活用しています。このほか、寝室の奥に設けた大容量クローゼットは洗面室側からも出入りできるウォークスルータイプにするなど、家事や生活をスムーズにする動線に配慮しています。「物が出ていないので掃除がラクなんです。家事が楽しみになり、家をキレイにしておきたいと思うようになりました」という奥様の言葉通り、すっきりとした空間が保たれています。

地窓で採光を確保した明るい玄関ホールは、アクセントクロスを貼ったニッチが印象的。奥には、ご主人が大切にしている釣り道具やギターなどの収納スペースが確保されています。これは、「アウトドアで使うけど、屋外には置いておきたくない“精密機器”のような釣り道具用の場所が欲しい」というご要望を実現したもの。また、パウダーホワイトの外壁にブラウンの軒天と玄関ドアが映える玄関まわりからは、外と内とをつなぐ空間として設けられた広いテラスがLDKそして寝室側へと続いています。より一層開放的な暮らしを実現するスペースでは、ガーデンファニチャーを置いて食事やお茶を楽しんだり、バーベキューをすることも可能です。