鉄骨構造
鉄を知り尽くしたトヨタならではの鉄骨ラーメン構造
その丈夫な鉄の構造体は、鉄を知り尽くしたトヨタの高耐久テクノロジーの結集です。
独自の鉄骨ラーメン構造。
耐久性と耐震性が高いから、長く住み続けられます。
高層ビルにも採用されている鉄骨ラーメン構造。
鉄の持ち味であるしなやかな「粘り強さ」が高い耐震性を発揮する構造です。トヨタホームでは、その単体でも強い鉄の柱と梁を、さらに強固に接合した強靭な構造体「パワースケルトン」を採用しています。
鉄骨ラーメン構造の「ラーメン」とは、ドイツ語で「枠」という意味です。
※シンセシリーズの構造体
耐震性に優れた強いユニット
太い柱と強い梁で地震の力を吸収する、トヨタホームの鉄骨ラーメンユニット。
業界トップクラス、125ミリ角の太い柱
トヨタホームの耐震性は、太く強靭な柱によって支えられています。柱の太さは、業界トップクラスの125ミリ角。
もっとも多く使われている3.2ミリ厚の鉄骨の場合、1本の柱で178.4kNの重量を支えることができます。
※1kN = 0.102tf
kN(キロニュートン)は力・重力を表す単位で、この場合数値が大きい程、強度が高いことを表しています。
接合部の強度は、変形防止プレートを内蔵しない場合に比べ約35倍。
構造体の中でも力が集中する柱と梁の接合部には、変形を防止するための「変形防止プレート(ダイアフラム)」を内蔵しています。接合部の強度は、プレートを内蔵しない場合に比べて約35倍。強さの差は歴然です。
※3.2ミリ厚の鉄骨の場合
※1kN = 0.102tf
kN(キロニュートン)は力・重力を表す単位で、この場合数値が大きい程、強度が高いことを表しています。
長く「鉄」に携わってきたトヨタならではの高品質。
「剛接合」による接合部の強さが住まいの安心を守ります。
パワースケルトンに欠かせないのが、柱と梁を強固につなぐ「剛接合」技術です。
釘やボルトで固定するのではなく、溶接によりユニット全体を一体化。
さらに変形防止プレート(ダイアフラム)で強化し、耐震性の高いラーメン構造をつくりあげています。
技術者の確かな腕が高精度の溶接を支えています。
精度の高い溶接を施すために、半自動溶接技術者検定をクリアした技能者が溶接を行っているほか、独自の検定試験制度を導入し、技術の向上に努めています。
理想的な環境の工場内で丁寧につくり込んでいます。
整備された生産環境で、オートメーション化されたロボットと技能者が連携し、それぞれの特性を活かして溶接を行い、安定した強さと品質を実現しています。
トヨタホームの鉄は万全のサビ対策
クルマづくりで培った防錆技術や自社工場での品質管理によって理想の防錆品質を実現しています。