災害が増えている昨今、地震や水害だけでなく、二次被害による停電に備えた対策も必要になります。
今回は、ライフラインが停止した際の「電気」の確保について考えてみましょう。
必要なアイテムや活用方法をまとめているので、ぜひチェックしてください。
災害時の停電問題
災害時には停電が起きる確率が極めて高く、被害が大きい地域では全体の約5割が発災直後に停電すると予想されています。
情報収集や照明、冷暖房器具の使用など、災害時でも電気が必要な場面は多く、電気がないと不便な生活を強いられかねません。
災害後にライフラインが整うとされる最低3日間分は電気を確保できるよう、停電への備えを万全にしておきましょう。
電気の確保のために用意しておきたいもの
停電の復旧には数日を要するケースもあるため、停電時に電気の代わりになるものを備えておくことが大切です。
ここでは、停電時にあると役立つアイテムを5つ紹介します。
モバイルバッテリー
災害時の情報源や連絡手段となる、スマホやタブレットを充電できるモバイルバッテリーは、災害時の必需品です。
充電規格や実容量を見て選ぶようにしましょう。
乾電池
安価で用意できる乾電池は、長期保管に向いているアルカリ電池がおすすめです。
電池式アイテムを3回分交換できる、約48本を目安にストックしておきましょう。
電池は保管しているだけで、年間3〜5%放電してしまうため、高温を避け涼しい場所で保管することが大切です。
LEDランタン
広範囲を明るく照らせるLEDランタンは、停電時に必携です。
メインは光の強い電池方式、乾電池が切れた時用にソーラー式や手回し式も持っておくと良いでしょう。
リビング、トイレ、キッチンの計3個を用意しておくと安心です。
懐中電灯
夜間の停電に備えて、片手で使えて持ち運びに便利な懐中電灯も必須アイテムと言えます。
明るさや操作性を考慮すると、小型のLEDタイプでズーム機能や調光機能などが付帯しているものがおすすめです。
寝室の枕元と玄関付近に置いておくと、すぐに使えて便利です。
ヘッドライト
暗い中で行動する際は、両手が使えるヘッドライトが役立ちます。
選ぶ際は光量と照射範囲の広さに着目し、扱いやすいものを用意しましょう。
電気の確保のためにあると便利なもの
次に、停電復旧までの命綱となる電源確保に役立つアイテムを3つ紹介します。
ポータブル電源(蓄電池)
モバイルバッテリーに比べて容量が大きく出力が高いのが特徴で、コンセントプラグをさせるAC出力サポートのあるものを選べば家電なども使用できます。
容量1000Whで携帯電話が約50回、充電可能です。
災害時の電源確保に!蓄電池の選び方や効率的な使用方法を解説について詳しくはこちら▶
ソーラーパネル
ソーラーパネルは太陽光エネルギーを電気に変換する機器で、ソーラーパネル自体に蓄電機能はないため、ポータブル電源(蓄電池)とセット販売されることが多くなっています。
充電容量や使い勝手、持ち運びのしやすさなどをチェックして各家庭に合うものを選びましょう。
電気自動車
近年、さまざまな災害現場で電気自動車のバッテリーが電力源として活躍しています。
電気自動車1台で一般家庭の約4日分の電力をまかなえる車もあるため、新車の買い替えを検討する際は選択肢の1つとして考えてみましょう。
災害時の電気の確保は住まいとクルマをつなぐエネトリオ+を!
災害時の停電に備えて電力を自給自足する家庭が増えてきています。
トヨタホームの『エネトリオ+』が提案する「クルマde給電」は、車と住まいをつないで、停電中の給電を実現したシステムです。
長時間の停電の際も生活に必要な電源が確保できるため、在宅避難をサポートします。
停電時の備えや住まいの安心・安全のために、ぜひ設置を検討してみましょう。
トヨタホームでは、蓄電池やエネファーム、V2H(Vehicle to Home)スタンドなどの災害時も安心の防災・減災アイテムを提案しております。
詳しくは、お近くのトヨタホーム展示場スタッフにお問い合わせ下さい。
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