#タグで
つくる
暮らし

2022.08.31

スマートハウスで暮らしはどう変わる?メリット・デメリットも解説

スマートハウスで暮らしはどう変わる?メリット・デメリット

スマートハウスで暮らしはどう変わる?メリット・デメリットも解説

ガソリン代や電気代などエネルギーの価格高騰が家計を直撃している昨今、注文住宅を検討している人から注目されているのが、創エネ・蓄エネ・省エネの3つの性能を備える「スマートハウス」です。

最新の住宅「スマートハウス」で、暮らしはどう変わるのでしょうか?そのような疑問にお答えすべく、この記事ではスマートハウスの概要とメリット・デメリットについて詳しく解説します。スマートハウスの特長を押さえて、快適な住空間を手に入れてみてはいかがでしょう。

スマートハウスとは?

スマートハウスとは、元々「HEMS(へムズ)」(Home Energy Management System)」と呼ばれるエネルギー管理システムによって、家の設備機器や家電をコントロールして家庭で使う消費エネルギーを節約する住宅のことを指していました。

スマートハウスでは、「創エネ」「蓄エネ」「省エネ」の3つを運用し、「HEMS(へムズ)」はそれらの稼働状況を監視・制御しています。

近年では、IoTやAIなど最新技術を搭載した高機能な住宅を指す言葉としても使われています。IoTは「Internet of Things」の略称で、日本語では「モノのインターネット」と訳されています。IoT技術が一般化されたことでテレビやエアコンなどの家電もインターネットに接続できるようになり、より便利な暮らしを享受できるようになりました。

スマートハウスだと暮らしはどう変わる?

スマートハウスに必要なのは、以下の3つの要素です。

・太陽光発電システムや燃料電池などの「発電装置」

・作り出した電力をためておける「住宅用蓄電池」

・家庭内のエネルギーを一元管理するマネジメントシステム「HEMS(ヘムズ)」

この3つがそろうことで、家庭内で使用する電気を電力会社のみに頼る必要がなくなります。使用する電気量はHEMSで可視化されるため、節電意識も高まるでしょう。まさに、家計にも地球環境にも優しいエコな暮らしといえます。

また、先述したようにIoTやAIといった技術を搭載しているので、便利で快適な暮らしが実現できます。たとえば、外出先からドアの施錠を確認したり、エアコンの電源を遠隔操作したり、帰宅時間に合わせて浴槽にお湯をためたりできるようになります。なお、これらの操作には、スマートフォンなどのモバイル機器を利用するのが一般的です。

建築実例集プレゼント遷移バナー

「スマートホーム」や「IoT住宅」、「ZEH(ゼッチ)住宅」との違いは?

「スマートホーム」や「IoT住宅」、「ZEH(ゼッチ)住宅」との違い

スマートハウスと似たものに「スマートホーム」「IoT住宅」「ZEH(ゼッチ)住宅」などがありますが、違いをご存じでしょうか?それぞれの違いを簡単に表すと、以下のようになります。

スマートハウス 発電装置・蓄電池・HEMSを備えた住宅
スマートホーム ネットワークを駆使して住む人に利便性や安心を提供するテクノロジー
IoT住宅 IoTの導入により生活をより快適にする住宅
ZEH住宅 エネルギー消費量の収支ゼロを目標とする住宅

上記のとおり、スマートホームは家そのものではなく技術を指す言葉です。基本的にスマートハウスにはスマートホーム(技術)が搭載されているため、近年では同じ意味で使われるようになりました。

IoT住宅は、スマートホームという技術をカタチにした家です。発電装置などは搭載しないため、スマートハウスとは区別する必要があるでしょう。

ZEH(ゼッチ)は「Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」の略称で、エネルギー消費量を基準値以下に抑えることを目標とした住宅です。一定の基準を満たしたスマートハウスの機能はもちろん、高気密・高断熱など高い住宅性能が求められるため、省エネレベルは最も高いといえるでしょう。

建築実例集プレゼント遷移バナー

スマートハウスのメリット

生活の利便性が向上するうえ、エコな暮らしができるというメリットを持つスマートハウス。その他にも次のようなメリットがあります。

・災害に強い

・光熱費の削減につながる

災害時には停電や断水で不自由な暮らしを強いられますが、創エネ・蓄エネ・省エネが可能なスマートハウスでは、ある程度の生活の質を保てます。もちろん普段と変わらない生活というわけにはいきませんが、夜間に照明器具が使用できるのは心強いのではないでしょうか。また、電気給湯器があればタンク内の水を生活用水に利用できるため、一時的な断水にも対応できます。

近年、エネルギー価格高騰により電気料金は以前に比べて値上がりしています。自前で電気を作り出せるスマートハウスなら、電力会社から購入する電気を少なく抑えることができ、光熱費の削減につながります。家族の人数や使い方によっては、自宅で作った電気だけでまかなえるかもしれません。余った電気は売ることもできるので、家計の助けにもなります。

さらに冷暖房機器の利用が増える夏や冬、全国的な電力不足が懸念されることが増えてきました。自宅で電気を作るスマートハウスは、そうした社会情勢に左右されません。電力会社が供給する電力の使用を最小限に抑えられるので、社会貢献にもつながります。

建築実例集プレゼント遷移バナー

スマートハウスのデメリット

メリットばかりに思えるスマートハウスですが、デメリットがないわけではありません。スマートハウスを検討する際に注意したいのは、次の2点です。

・初期費用が高額になりやすい

・メンテナンス費用がかかる

太陽光発電システムや蓄電池などを備えると、高額な初期費用がかかるのが悩みどころです。たとえば、太陽光発電の設置費用の相場は1kWあたり27.5万円といわれています。平均積載量は4.5kwなので、4.5kw×27.5万円で約124万円かかる計算です。蓄電池の相場は容量10kWh未満で160万円ほど。容量の違いによって差はありますが、太陽光発電システムと蓄電池をセットで導入する場合は200万~300万円ほどが相場となります。

また、太陽光発電システムは一度設置したら終わりではなく、定期的なメンテナンスや交換にも費用がかかります。風雨にさらされる設備なので、安全に使用するためにも保守点検は欠かせません。さらに経年劣化したソーラーパネルは発電効率が低下するため、一定期間での交換が必要です。ソーラーパネルと蓄電池は約30年、パワーコンディショナーは約15年が交換時期の目安となります。

なお太陽光発電システムや蓄電池の導入には、補助金制度が利用できる場合があります。金額や条件は自治体ごとに異なるので、ハウスメーカーの担当者に確認や相談するようにしてください。

建築実例集プレゼント遷移バナー

家とクルマ、人が寄り添う!トヨタホームのスマートハウス

家とクルマ、人が寄り添う!トヨタホームのスマートハウス

スマートハウスは暮らしに必要なエネルギーを自ら作り、ためておける省エネ住宅です。エネルギーの使い方をマネジメントするHEMSがあるので、節電にもつながります。初期費用は高くなりますが、補助金制度を利用できれば負担は軽減できるでしょう。近年は電気代の値上がりが続いているため、長い目で見るとお得になるかもしれません。

さらにワンランク上の快適と安心を手に入れるなら、自動車製造の技術やノウハウを活かしたトヨタホームのスマートハウスを検討してみてはいかがでしょうか。スマートフォンなどのモバイル機器だけでなくカーナビとも連携できるので、クルマの中から簡単に家庭内のエネルギーをコントロールできます。気になる方は、ぜひ一度トヨタホームの展示場に足を運んでみてください。

【全国のトヨタホーム展示場を探す】https://www.toyotahome.co.jp/kyoten/?ad_cd=hometag

【カタログ請求はこちら】https://www.toyotahome.co.jp/s/catalog/list/?ad_cd=hometag

建築実例集プレゼント遷移バナー

よりどり間取り遷移バナー