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2024.01.31

吹き抜けとは?メリット・デメリットや実例を紹介

吹き抜けとは?メリット・デメリットや実例を紹介

吹き抜けとは?メリット・デメリットや実例を紹介

家の中が明るく広く感じられる吹き抜けは、高さが出るので開放感がある人気の間取りです。住まいづくりをするときに、吹き抜けを希望する人も少なくありません。吹き抜けにはメリットもありますがデメリットもあるため、家を建てる前に慎重に検討する必要があるでしょう。

この記事では、吹き抜けのメリット・デメリットと吹き抜けを取り入れた住まいの施工例などを紹介していきます。

吹き抜けとは?

吹き抜けとはなにか

吹き抜けとは、天井を作らず上下複数階をひと続きにした空間のことです。吹き抜けは、居室だけではなく一戸建ての場合、玄関に作るケースもあります。

またマンションのエントランス部分を吹き抜けにしている建物もよく見かけます。

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吹き抜けのメリット

吹き抜けとはなにか

おしゃれな印象を与える吹き抜けですが、吹き抜けを取り入れるメリットを詳しく見ていきましょう。

①開放感がある

吹き抜けがあると広々として開放感が生まれます。天井がないため、目線を上に向けても視界をさえぎるものがありません。天井が高くなることで、空間の容積も大きくなり広く感じます。

面積が小さいリビングなら、吹き抜けを作ることで窮屈な印象がなくなりのびのびとくつろげるでしょう。また、吹き抜けはリビング階段との相性もいいので、2つの間取りを取り入れるケースもあります。

リビング階段のおしゃれな雰囲気と吹き抜けの開放感は、リビングをスタイリッシュでインパクトのある印象になります。玄関に吹き抜けを作る場合も、天井が高くなるため視線を上に誘導することができ、玄関を広く見せられます。

②日光を取り入れることで室内が明るくなる

吹き抜けは、住宅が密集する地帯でよく活用される間取りです。吹き抜けがあると、部屋に日光を取り入れられます。吹き抜けの上部に窓を作ることで太陽の光を室内に届けられるため、日中は外から入る光だけでも十分に室内を明るくできます。

そのため、隣の住宅との距離が近く通常の窓では1階部分への採光が難しい場合や、南側から採光するのが難しい向きの家などでも吹き抜けを作ることで2階部分から日光を取り入れられ、部屋を明るくすることができます。

③上下階が繋がり、家族間のコミュニケーションがとりやすい

リビングに吹き抜けを作ると、上下の階が繋がるため2階の様子がよく分かるようになります。子ども部屋や寝室を2階に設置した場合でも、どこにいても家族の気配を感じられます。吹き抜けにすることで家族のコミュニケーションが取りやすくなる点もメリットといえるでしょう。

また、コミュニケーションが取れるように、1階部分と2階部分で2世帯で暮らす間取りに吹き抜けを取り入れるケースもあります。居室や水回りは世帯ごとに別で設ける構造でも、吹き抜けを作ればお互いの家族の様子がすぐに分かるのでいつでも声がけができます。

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吹き抜けのデメリット

吹き抜けのデメリットとは

おしゃれで開放感があって明るい吹き抜けですが、デメリットも存在します。吹き抜けのある間取りにするか考えるときには、住み始めてから後悔しないようデメリットについてもしっかり理解しておくことが大切です。

【注文住宅】吹き抜けのどんな点に後悔しやすい?その対策方法も解説の詳細はこちら

①2階の床面積が狭くなる

吹き抜けを作ると、2階の吹き抜け部分の床面積が減ってしまうため、間取りが狭くなるデメリットがあります。たとえば、リビングを吹き抜けにして広々とした空間にした場合、2階に作りたいと思っていた居室やウォークインクローゼットの間取りを小さくしたり、なくしたりする必要が出てくるかもしれません。

十分な広さがあるならば家の中に吹き抜けを作っても問題ありませんが、家族の人数や作りたい部屋数などを考えて、吹き抜けにできるかどうかハウスメーカーなどと相談するとよいでしょう。リビングの吹き抜けが難しい場合は、玄関を吹き抜けにするなど代案も検討してみましょう。

②空調が効きづらい

冷たい空気は下にたまり、暖かい空気は上に行く性質があります。そのため、吹き抜けにすると冬は寒く、夏は暑いのではと心配する人もいるのではないでしょうか。

吹き抜けを作ることで、高い位置に窓を設置できて日光を取り入れやすくなりますが、その分部屋が温まりやすくなります。そして冬は、吹き抜けの上部から冷たい空気が降りてくるので床付近が寒くなりやすい傾向があり、空調効率が悪くなります。

そのため、家の断熱性や気密性を上げるなど、夏の暑さや冬の寒さ対策が必要です。また、全館空調システムを取り入れれば、建物の中すべてを冷暖房でき、24時間換気を行えるので吹き抜けの温度の問題を解消できます。

③メンテナンスや掃除がしにくい

吹き抜けのメリットである高さや広々した空間は、メンテナンスや掃除がしにくいというデメリットにもなります。高い部分にある照明器具やシーリングファンなど、手が届かない部分が多いので、掃除が大変に感じる人もいるでしょう。

吹き抜け専用の掃除グッズを使って掃除ができればよいですが、届かない場合は、定期的に業者に頼んで掃除してもらう必要があるかもしれません。

吹き抜けにライトを取り付ける場合は、LED照明を使うと長く使えるので取り替える回数を減らせます。また、電動で昇降する照明器具や脚立を使えば届く高さにブラケット照明を設置するのもおすすめです。

吹き抜けのメリット・デメリットまとめ!後悔しない家づくりをの詳細はこちら

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吹き抜けのある住宅の施工事例

家事動線にこだわった自然光をたっぷり取り込む開放的な住まい

住まい手の個性が存分に発揮された 一体感のある住まいの事例

吹抜けと南側の2か所の窓から自然光がたっぷり入るように設計されたリビングは、オーナーであるK様の「広くて開放的なリビングにしたい」という思いを実現したものです。家事動線や生活動線を考えて水回りを一直線にレイアウトしているので、以前よりも家事が楽になったと奥様も満足されています。

夏は帰宅すると玄関から涼しく、冬も家に入った瞬間から暖かく、心地よく快適に過ごせます。

家事動線にこだわった 自然光をたっぷり取り込む開放的な住まいの事例を見る

住まい手の個性が存分に発揮された一体感のある住まい

住まい手の個性が存分に発揮された 一体感のある住まいの事例

土間玄関をガラス扉で仕切り、吹き抜けにしたLDKは、実際の面積よりも広く感じられます。奥にはひと続きになっている和室、さらにリビングの南には外から自由に出入りできるウッドデッキを作りました。

夜はライトアップされた庭をリビングから眺められます。

普通の家とは違うおしゃれな雰囲気、そして、できるだけ家族が同じ空間で過ごしたいというA様の希望を取り入れて、どこにいても家族の気配を感じられる空間ができました。

住まい手の個性が存分に発揮された 一体感のある住まいの事例を見る

お互いの生活スタイルを尊重する二世帯住宅を、縦長敷地で実現

お互いの生活スタイルを尊重する二世帯住宅を、縦長敷地で実現した事例

ご両親との二世帯住宅を建てたA様は、将来のことも考えて極力フラットで仕切りのない平屋を選択されました。また、親戚が集まることも多いので、広いリビングのご要望もありました。スマート和室も含めると27帖のLDKは、天井高が最大7mもあり広々とした空間を実現しています。両世帯が共用しているのは玄関のみで、LDKや水まわりは全て別としつつ、和室へは親世帯スペースからも直接アクセスできるようにし、両世帯の交流の場に。二世帯の程よい距離感が快適な、末永く暮らせる住まいが完成しました。

お互いの生活スタイルを尊重する二世帯住宅を、縦長敷地で実現した事例を見る

おしゃれな吹き抜けを作るアイデア集!間取り例やデメリット対策方法も伝授について詳しくはこちら

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理想の家づくりをしたい方はトヨタホームにご相談ください

トヨタホームには、鉄骨軸組工法の高性能と家づくりの本来の自由度を併せ持つエスパシオシリーズ、柱と梁を強固に一体化させ高層ビルでも使われる鉄骨ラーメン構造を採用した耐震性の高いシンセシリーズなど、さまざまな家族の理想とする住まいづくりに対応できるラインナップを揃えています。

全館空調システムもあるので、吹き抜けある家でも快適な住まいが実現できるでしょう。きめ細やかなメンテナンスと60年の長期保証で、暮らし始めてからも安心です。住まいに関することは何でもご相談ください。

リビング階段と吹き抜けは相性抜群!メリット・デメリット、おしゃれになるコツも紹介について詳しくはこちら

大開口窓のあるリビングで明るく開放的に!メリット・デメリット、注意点も解説について詳しくはこちら

【全国のトヨタホーム展示場を探す】https://www.toyotahome.co.jp/kyoten/?ad_cd=hometag

【カタログ請求はこちら】https://www.toyotahome.co.jp/s/catalog/list/?ad_cd=hometag

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吹き抜けに関するよくある質問

吹き抜けとはどういう意味ですか?

吹き抜けとは、建物の一部が階をまたがって空間が開けている設計のことを指します。これにより、自然光が室内全体に行き渡り、開放感や広がり感を生み出すことができます。ただし、吹き抜けにすることで工法によっては、耐震性が低くなる可能性や冷暖房の効率が下がってしまうなどのデメリットもあります。

アトリウムと吹き抜けの違いは何ですか?

アトリウムと吹き抜けは、どちらも建物内部の空間を開放的にする設計手法ですが、その用途と特性には違いがあります。

アトリウムは、建物の中心部に設けられる大きな開放空間で、通常は複数の階をつなぐ役割を果たします。アトリウムは、自然光を取り入れるための窓やトップライトが設けられることが多く、共有スペースとして利用されることが多いです。また、アトリウムは建物の通風や熱の調節にも寄与します。

一方、吹き抜けは、一部の床面を開けて上下の階をつなげる設計手法です。吹き抜けは、部屋や廊下など特定の空間に設けられ、その空間を広く見せる効果があります。また、吹き抜けを設けることで、自然光を取り入れたり、上下の階間の通風を良くしたりすることができます。

つまり、アトリウムは建物全体の設計に影響を与える大規模な空間で、吹き抜けは特定の空間を開放的にする設計手法と言えます。

吹き抜けの家の寒さ対策は?

吹き抜けの家は開放感がありますが、冬季には寒さ対策が必要です。以下にいくつかの対策を挙げてみます。
1. 高性能な断熱材の使用:家全体の断熱性能を高めることで、冬季の寒さを軽減します。壁や天井、床に高性能な断熱材を使用することをおすすめします。
2. 床暖房の設置:床暖房は暖かさを下から伝えるため、吹き抜けの空間でも効果的です。また、床暖房は空気を乾燥させにくいというメリットもあります。
3. 窓の二重サッシ:窓からの冷気を防ぐために、二重サッシを設置しても良いでしょう。また、窓には断熱性能の高いガラスを使用すると、さらに効果的です。
4. 空気の循環:吹き抜けの家では、暖房器具の熱が上に逃げやすいため、天井に向けて送風する扇風機などを使用して、暖かい空気を循環させると良いでしょう。
5.全館空調:全館空調は一年を通して365日、全室適温に保ち、温度差を小さくすることができます。トヨタホームの全館空調に関しては、下記を参照ください。
トヨタホームの全館空調「スマートエアーズ」はこちら▶
これらの対策を組み合わせることで、吹き抜けの家で、より快適に過ごすことが可能です。

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