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2023.01.30

【注文住宅】ビルトインガレージで後悔しがちなケースから対策を立てよう

【注文住宅】ビルトインガレージで後悔しがちなケースから対策を

【注文住宅】ビルトインガレージで後悔しがちなケースから対策を立てよう

「1階部分に駐車スペースを確保したい」「愛車を24時間365日眺めながら暮らしたい」などのニーズから注目を集めているのが、ビルトインガレージです。しかし便利なように見えるビルトインガレージでも、デメリットについても把握しておかないと家を建ててから後悔することもあるかもしれません。

そこでこの記事では、ビルトインガレージを作って後悔しないために、よくある失敗や後悔しがちなケースについて紹介します。合わせて後悔しないための対策についても触れていますので、よく読んで家づくりの参考にしてください。

ビルトインガレージとは?

ビルトインガレージ

ビルトインガレージとは、家の1階部分に駐車スペースを作り、シャッターなどで開閉できるようにしたガレージのことです。家の中に内蔵されることから、「インナーガレージ」とも呼ばれています。住宅とは別に駐車スペース分の土地を確保する必要がないため、狭小住宅を建てる人をはじめ、24時間365日愛車を眺めたりメンテンスしたい車の愛好家の人たちを中心に人気の間取りです。

ビルトインガレージは単なる駐車スペースとしてだけではなく、さまざまな楽しみ方ができます。例えば、ガーデニング用品やアウトドア用品、冬用タイヤなど、かさばりがちで家の中に置きにくいアイテムの収納スペースとしても便利です。また雨の日の遊び場や、夏場の子ども用プールの設置場所として使用してもよいでしょう。DIYやプラモデル作り、映画鑑賞スペースなど趣味を楽しむ場としての利用もおすすめです。

シャッターを開放すれば、BBQやパーティー会場としても重宝します。このように、ビルトインガレージはライフスタイルに合わせて自由に活用できるため、家族にとって使い勝手のいいスペースとしても人気です。

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ビルトインガレージのメリット

ビルトインガレージで後悔しがちなケースを紹介する前に、まずはビルトインガレージを採用するメリットをおさらいしておきましょう。

狭小地の有効活用

都市部では土地代が高く、狭小地では住宅分の土地以外に駐車場のスペースを確保できないケースも少なくありません。そんな時でもビルトインガレージを作れば、場合によっては1階部分に車2台が入る駐車場スペースを設けることができます。1階部分を駐車スペースにする代わりに3階建てにして縦に居住スペースを延ばせば、生活に必要な部屋数も確保できるでしょう。

狭小地に建てる3階建てビルトインガレージにつきまして、詳しくはこちらをご覧ください。

愛車の汚れやキズ、盗難の防止

ビルトインガレージでは屋内に車を収納できるため、駐車している車を雨や風、紫外線などから守ることができます。また、車へのいたずらや車上荒らしなどの迷惑行為の予防としても有効です。さらに天気や昼夜を問わず、いつでも洗車やメンテナンスができるため、愛車好きの人にとっては最高のスペースになるでしょう。

雨の日や悪天候でも買い物が楽

屋内に駐車できるビルトインガレージでは、雨の日でも駐車場から家まで濡れずに出入りすることができます。買い物帰りで大量の荷物を運ぶ際、両手がふさがっていても傘を差す必要がありません。また雨に濡れる心配がないため、小さな子どもをチャイルドシートに乗せたり、高齢者が乗り降りしたりする場合も慌てずに済むでしょう。

EV(電気自動車)と相性が良い

ビルトインガレージは、EV(電気自動車)との相性も抜群です。ガソリン車と違い、EVでは排気ガスが出ないため、ガレージ内に排気ガスが溜まる心配もありません。ガレージには電気自動車専用コンセントの取り付けも可能なので、ガレージでそのまま充電ができ使い勝手がよくなるのと同時に、住宅の非常時の予備電源としても活躍します。

2030年には、日本市場においてもEVの新車販売台数のシェアが50%を超えると見込まれています。今EVに乗っていなくても、将来的には一般的な駐車場よりビルトインガレージのほうが重宝するかもしれません。

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ビルトインガレージで後悔しがちな4ケース!対策も把握しておこう

ビルトインガレージで後悔しがちな4ケース!対策も

ここからは、ビルトインガレージで後悔しがちなケースを4つ紹介します。合わせて対策も紹介していますので、ぜひ家づくりの際の参考にしてください。

将来的な車の買え替えを考慮して駐車スペースのサイズを決めればよかった

今乗っている車や、国産車のサイズを基準にビルトインガレージのサイズを決めてしまい後悔することは少なくありません。なぜなら新しい車に買い替える際、常に「ビルトインガレージに収まるかどうか」という基準で車種を選ばなければならないからです。

とくに海外の自動車メーカーの車は、車幅や車高が日本車より大きく対応できないケースもあります。ビルトインガレージのサイズは、余裕を持たせて設計するようにしましょう。

ちなみにビルトインガレージでは、車1台なら約5坪、2台なら約10坪が必要です。このサイズより少し大きめに作っておけば、収納スペースとしても利用でき、使い勝手がよくなるでしょう。

換気システムが不十分でガレージ内に排気ガスが充満してしまう

寒い日に暖機運転してから車内を温める場合は、ガレージ内に排気ガスが充満してしまいます。住宅と一体化しているビルトインガレージでは、窓やドアから排気ガスが居住スペースに流れてしまい、臭気が気になることもあるでしょう。

このようなケースでは、しっかりとした換気システムを設置することが有効です。換気扇を大型にしたり、換気扇を2ヶ所に設置したりすると効率的ですが、換気扇と合わせて小窓を設置するだけでも対策になります。またビルトインガレージと続く部屋に窓を設置する場合は、密閉性が高いものを採用すると、室内へのガスの流入を防げるでしょう。

深夜・早朝のシャッター音の開け閉めが室内に響く

シャッターの開閉音は意外と響きやすいため、とくに夜中や早朝に車を出し入れする際は近隣とのトラブルにならないよう注意が必要です。また、ビルトインガレージの真上に寝室や子ども部屋を作ってしまうと、シャッターやエンジンの音が響いて、後悔することになるかもしれません。

こうしたトラブルを防ぐためには、シャッターは手動ではなく開閉音が静かな電動タイプや、ガレージ専用のタイプを選ぶようにするとよいでしょう。加えて、ビルトインガレージの上にはリビングや水回りを作るなど、間取りを工夫することも大切です。

生活動線がまとまらず、階段の上り下りが多く生活がしづらい

3階建て狭小住宅の場合、1階部分にビルトインガレージを作ったために間取りが制約され、階段の上り下りが増えてしまい後悔するケースもあります。

生活動線がコンパクトにまとまらず、階段の移動が増えると生活のしにくさを感じやすくなります。若いうちは階段の上り下りが多少多くても気になりませんが、年を重ねるごとに辛さを感じる人は少なくありません。

対策として、老後の生活を見据えてホームエレベーターを設置するとよいでしょう。その際は木造構造ではなく、鉄骨構造を選ぶのがおすすめです。ガレージ部分には大開口部を作る必要がありますが、鉄骨構造は木造構造よりも耐震性を確保しやすく、間取りの自由度も上がるため、好みに合わせた柔軟な設計がしやすくなるでしょう。

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後悔しないビルトインガレージのある住まいをトヨタホームで叶えよう!

後悔しないビルトインガレージのある住まいをトヨタホームで叶えよう!

ビルトインガレージには土地を有効活用できたり、愛車を風雨から守りやすくなったりとメリットがある一方、排気ガスが充満したりエンジン音が響いたりするなどのデメリットもあります。建ててから後悔しないためにも、対策方法についてしっかり把握しておきましょう。また耐震性にも考慮したいものです。

トヨタホームでは、高層ビルにも採用される地震に強い「鉄骨ラーメン構造」を採用しています。鉄の持ち味であるしなやかな粘り強さを持ち、構造全体で地震の力を吸収する高い耐震性が特徴です。ビルトインガレージにも最適の構造で、採用すれば耐震性の高い住宅が実現できるでしょう。

どのような構造かさらに詳しく知りたい人は、まずはカタログ請求をしてみましょう。実物をご覧になりたい方は、一度お近くのトヨタホーム展示場まで足を運んでみてください。

【全国のトヨタホーム展示場を探す】https://www.toyotahome.co.jp/kyoten/?ad_cd=hometag

【カタログ請求はこちら】https://www.toyotahome.co.jp/s/catalog/list/?ad_cd=hometag

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