#タグで
つくる
暮らし

2023.02.28

【注文住宅】3階建て間取り実例を紹介!メリット、デメリットも合わせて解説

3階建て注文住宅の間取り

【注文住宅】3階建て間取り実例を紹介!メリット、デメリットも合わせて解説

「狭小地に家を建てたい」というニーズの高まりから、3階建てを建てる人が増えています。3階建てにすれば縦にスペースを伸ばせるため、家族に必要な居住スペースが確保できる、土地代が高いエリアでも家が建てられるなど多数のメリットがあります。とはいえ、具体的に「3階建てはどんな間取りになるのか」わからない人も多いでしょう。

そこでこの記事では、3階建て注文住宅を建てたい人に向けて、坪数別でおすすめの間取りを紹介します。3階建てのメリット・デメリットも合わせて解説するので、自分たちのライフスタイルにはどんな間取りが合っているのかイメージしてみましょう。

建てる前に押さえておきたい3階建てのメリット

3階建ては、限られた敷地面積でも十分な床面積を確保でき、その高さを活かして眺望や採光の良さも期待できます。それぞれのメリットを具体的に見ていきましょう。

敷地を有効活用できる

敷地面積15坪程度の狭小地で2階建てにすると、家族の人数などによっては十分な広さを確保しづらいケースもあるでしょう。その点、狭小地で3階建てにすることで、上に延ばして床面積を増やせます。必要な広さを確保でき、満足度の高い住まいが手に入ります。

眺望や採光が確保しやすい

眺望や採光のある注文住宅

周辺環境によって違いはあるものの、2階建てよりも3階建てのほうが、より眺望や採光を確保しやすくなります。とくに住宅密集地に2階建ての家を建てた場合、眺望や採光の確保が難しい場合も少なくありません。なかには、土地を購入した当初は周辺に家が建っていなかったため2階建てにしたところ、後になって周辺に続々と3階建てが建ってしまい、採光や眺望が悪くなったというケースもあります。

眺望や採光は、空間の開放感にも影響する大切な要素ですから、広々とした空間にしたい場合も3階建てがおすすめです。鉄骨造など、耐震性をしっかり確保できる構造で建てて屋上バルコニーを設置すれば、さらに心地よい開放感が味わえます。

フロアを使い分けできる

フロアを使い分けできる3階建ての注文住宅

3階層あることで、フロアを用途別で使い分けしやすいメリットもあります。たとえば1階部分をビルトインガレージ、2階部分をリビングや水回りなど共有スペースに、3階をそれぞれのプライベートの部屋にするなど、使い分けが可能です。

ライフスタイルによっては、1階をお店にして、2階・3階を居住スペースにすることもできます。将来的に二世帯同居する際も、1階部分を親世帯、3階部分を子ども世帯の居住スペースにすれば、2階を挟んで距離が取りやすく2階建てに比べてプライバシーの確保が容易でしょう。

建築実例集プレゼント遷移バナー

ただし3階建てにはデメリットも!

使い勝手に優れ魅力的に映る3階建てですが、気をつけておきたい部分もあります。ここでは、3階建てのデメリットを紹介します。

階段の上り下りが多くなる

階段

当然のことながら、3階建ては2階建てに比べて階段の上り下りが多い生活動線になります。生活動線や家事動線をしっかり考えて間取り決めをしないと、暮らしにくさを感じる場面が増えてしまいます。

例えば1階に洗濯機を設置した場合、洗った洗濯物を3階のバルコニーまで運ぶのは一苦労です。また出かけようとしたものの、3階にある部屋に忘れ物を取りに行くのが面倒に感じるなどの場面もあるでしょう。若いころは慣れるかもしれませんが、年を重ねるにつれて階段の上り下りは身体的な負担になります。3階建てを建てる際は、いかに動線をコンパクトにまとめるかが重要です。

冷暖房の効率が悪い

3階建ては縦に長い分だけ、冷暖房効率が悪くなりやすい点もデメリットです。そのため、各部屋にエアコンを設置するのではなく、小屋裏などにおおがたの空調設備を設置し、家中に張り巡らせた空気の通り道を通じて家全体の空調を効率することをおすすめします。

3階建ては建物内で温度差が発生しやすい構造です。最近は高気密高断熱の住宅を建てる人が増えていますが、より万全な対策をしたいなら、家全体の温度が一定に保たれる全館空調システムの導入を検討しましょう。

建築実例集プレゼント遷移バナー

【坪数別】3階建ておすすめ間取り図

3階建てのメリット・デメリットを踏まえ、坪数別でおすすめの3階建て間取りを紹介します。

【30坪台】家族4人でゆったり暮らせる狭小住宅の3階建て

家族4人でゆったり暮らせる狭小住宅の3階建ての間取り図

延べ床面積123.19m2(37.3坪)、3LDKの間取りです。1階に主寝室と水回りを集約し、玄関脇に洗面脱衣室を配置したことで帰宅後すぐに手洗いができます。

2階のLDKは中央に設置した階段によって、食事をするダイニングキッチンと寛ぎの場であるリビングを隔てました。南向きに大開口の窓を設置しているので、採光や通風の良さも期待できます。

3階には子ども部屋を2つ、そしてランドリールームと広いバルコニーも設置しました。また、2階部分に洗濯物を干せるくらいのバルコニーを作り、生活動線をコンパクトにすることも可能です。雨の日や外出時は3階のランドリールームを活用しつつも、晴れた日には2階で洗濯物を干すことができ、家事負担もより軽くなります。

【40坪台】アクセスしやすいパントリーで家事楽々の3階建て

アクセスしやすいパントリーがある3階建て注文住宅の間取り図

延べ床面積139.86m2(42.3坪)、4LDKの間取りです。1階に主寝室と子ども部屋、さらにクローゼットや納戸など収納を充実させました。周りに3階建て住宅が多い場合は1階部分の日当たりが確保しにくいため、1階部分にあまり日当たりの良さを必要としない間取りになっています。

2階部分には、眺望を確保できる西向きに大開口の窓を設置しました。2階にリビングを置くことで、プライバシーも確保できます。キッチンから、また廊下からもアクセスしやすいパントリーを設置し、コンパクトでスムーズな移動ができる家事動線を実現しました。3階には子ども部屋を2つ配置し、L字型バルコニーで採光・通風が望めるつくりも魅力です。

【50坪台】車好きにはたまらないインナーガレージのある3階建て

インナーガレージのある3階建ての間取り図

2台駐車できるインナーガレージを1階部分に配置した、延べ床面積176.99m2(53.5坪)の間取りです。室内からでもガレージを眺められるように、スマート和室とインナーガレージの接合部分に窓を配置しました。1階に居室スペースを設けることで、二世帯同居にも最適です。

2階には、共有スペースのリビングとバスルームを配置。リビングとキッチン、独立した個室は、コの字型に配置し採光と通風を確保しました。3階には大容量の納戸があり、家の中をすっきり保つことができます。

建築実例集プレゼント遷移バナー

狭小地でも空間を有効活用したいなら、トヨタホーム独自の鉄骨構造で実現しよう

3階建ては狭い敷地でも家族みんなが快適に暮らせるスペースを確保でき、フロアの使い分けによって満足度の高い暮らしができます。眺望や採光を確保しやすく、明るく開放感のある住まいにできるのも魅力です。悪くなる可能性や、工法によっては地震や台風の発生時に揺れが大きく感じられるなどのデメリットがあります。家事動線をコンパクトにしなければ使い勝手も悪くなるので、3階建て住宅の施工に精通したハウスメーカーを選ぶことが大切です。

トヨタホームは高層ビルにも使われる「鉄骨ラーメンユニット構造」により、タテにもヨコにも大空間を実現できます。風や光を存分に取り入れた豊かな空間設計を得意とし、二世帯住宅をはじめ、インナーガレージ、店舗併用住宅などさまざまなライフスタイルに合った住まいを提供してきた実績があります。理想の3階建ての住まいを手に入れるためにも、トヨタホームのカタログ請求、もしくはお近くの展示場にお越しください。

【全国のトヨタホーム展示場を探す】https://www.toyotahome.co.jp/kyoten/?ad_cd=hometag

【カタログ請求はこちら】https://www.toyotahome.co.jp/s/catalog/list/?ad_cd=hometag

建築実例集プレゼント遷移バナー

よりどり間取り遷移バナー