3階建ての外観をおしゃれにしたいと思う一方、デザインを工夫しないと単調な印象になりやすいものです。とはいえ、どのように工夫すればおしゃれな外観に仕上がるのか分からず、悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。
この記事では、3階建ての外観をおしゃれにしたい人に向けてポイントを紹介しています。トヨタホームの実例を用いて、おしゃれな3階建ても紹介します。実際のケースを参照しながら、理想の3階建てをイメージしてみましょう。
3階建ての外観は工夫次第でおしゃれになる!
3階建ての建設は、狭小地に多いケースです。狭い土地のなかでスペースを有効活用するため、縦に細長い建物が選ばれやすくなります。その細長い建物に尖った屋根があれば、鉛筆によく似た形となることから、狭小地の3階建ては「ペンシルハウス」とも呼ばれています。
狭小地に建てられる3階建ては、素直に四角い建物にすると単調な印象になりやすいのが難点です。そこで取り入れたいのが、「デザイン上の工夫」です。建物に凸凹をつけるなどの意匠をほどこせば、単調な印象をできるだけ避けることができます。
単調な印象を持たせないようにするには、窓や外壁のカラー選びも重要です。いくつかのポイントを押さえるだけで、3階建てのペンシルハウスであってもグンとおしゃれさが増し、わが家だけのオリジナリティを楽しめるでしょう。
3階建ての外観をおしゃれに仕上げるポイント
それでは早速、3階建ての外観をおしゃれに仕上げるポイントを紹介します。具体的なポイントを押さえて、おしゃれな家のヒントをつかみましょう。
凹凸をつけて動きのある外観デザインにする
狭小地に3階建てを建てる場合、スペースを有効活用するために、どうしても縦長のキューブ型(箱型)を選ぶケースが多くなります。キューブ型の家はシンプルさを演出できるのが長所ですが、外壁の色や屋根使いなどを工夫しないと単調な印象になりやすいのがデメリットです。
同じキューブ型の建物でも、形状に少し凹凸をつけるだけで動きが生まれます。例えばバルコニー部分だけをあえて前面に張り出し、張り出した部分だけにアクセントカラーの外壁を使う方法があります。
屋上にルーフバルコニーを作るのもおすすめです。ルーフバルコニーがあれば、良い外観のアクセントになるでしょう。
1階部分にビルトインガレージを作ることで、動きを出すこともできます。ビルトインガレージは凹んだ空間になるほか、シャッターや壁の配色や表面素材を工夫することでも単調さを排除できるでしょう。
このように建物に少しでも凸凹ができると、奥行きが生まれデザイン性がアップします。門扉やフェンスなどの外構部分も、住宅とトータルデザインするとより洗練された印象になるでしょう。
窓の形状や配置にこだわる
狭小地に3階建てを建てることは多く、周辺も同じような狭小地で3階建てというケースがよくあります。家と家との間隔も狭くなりがちで、窓の設置は採光や通風を中心にして、位置を考えていくのが通常です。外からの視線も気になるところで、うまく採光をとりながら目隠しができる場所に窓をつけたいと考えるかもしれません。
このとき、窓の機能性だけを重視するのではなく、ぜひデザイン性にもこだわってみてください。
リビングやベランダで一般的に採用されているのは、建物の内外を出入りするための縦長の「掃き出し窓」です。足元まで窓が広がっているため容易に出入りできるだけでなく、大きく開閉でき、光がたくさん入って風通しも良いことから、機能性が高い窓といえます。
一方、通常の掃き出し窓を多用すると外観のデザイン性を損ねてしまうかもしれません。窓の高さが天井まであるハイサッシタイプを選んだり、横に幅広く開く大開口窓にしたりすれば、同じ掃き出し窓でも洗練された外観になりやすいでしょう。
ほかの窓も、設置する高さをそろえたり、細長い形状のスリット窓を複数並べて使ったりするなど、窓の配置や形状にこだわってみてください。スリット窓は、プライバシーを守りつつ光を取り入れられるなど、おしゃれさと機能性を兼ね備えています。ほかに、メルヘンなイメージのある格子入りの窓、船のような丸窓など、さまざまな形状の窓があり、上手に組み合わせると外観の見た目もグレードアップします。
日中だけでなく夜の佇まいも考慮する
ここまで、外観に凹凸をつけたり、窓にこだわったりすることをおすすめしてきましたが、いずれも基本的に昼間の佇まいです。部屋や外構に明かりがつき、ライトアップされた夜の佇まいも考慮すると、グンとおしゃれさが増します。
照明や窓から漏れる光なども外観デザインの1つです。夜にどんな佇まいを見せるのが理想なのか、といったことをイメージしておくと良いでしょう。
【実例あり】おしゃれな3階建ての外観
ここからは、トヨタホームの実例を用いて、おしゃれな外観の3階建てを紹介します。実際に建てられたおしゃれな家を参考にしてみましょう。
縦と横のラインが美しい3階建て
2階から3階にかけて縦に伸びる大きな格子と、バルコニーの横格子が美しいバランスを作り出している家です。それぞれの直線が織りなす外観デザインが、シャープで洗練されたイメージを作りあげています。
外壁の色を抑え、格子や玄関ドアの素材感をそろえることで、よりスタイリッシュな雰囲気に仕上がりました。
大開口窓で開放的な3階建て
こちらの3階建てでは、1階~3階まですべて同じサイズの大開口窓を設置しています。位置をそろえていることで統一感が生まれ、外観のデザイン性がアップしました。
バルコニーの手すりをガラスパネルにすることで、家の中からの眺望も良く、採光も十分に得られるのがメリットです。開放感が生まれ、狭小地の3階建てでも広く感じやすいよう工夫されています。
外壁のアクセント使いで重厚感のある3階建て
外壁の一部にタイルをアクセントで使い、高級感を演出したデザインです。建物自体に重厚感が生まれ、奥行きを広く感じさせる役割も持っています。外壁の他の部分は白の一色使いですが、タイルをアクセントに使うことで動きが出る一例です。
この手法では、アクセントに使う外壁の素材や色によって印象が大きく異なります。シャープな印象を与えるブラックやシルバー、暖かみを表現する木目調のタイルといった選択肢もあるでしょう。
さらにシンプルな外観でも、植栽にこだわるとより洗練された印象になります。
毎日の暮らしを豊かにする3階建てならトヨタホームにご相談ください
外観のおしゃれな3階建てを建てたいなら、トヨタホームまでご相談ください。トヨタホームでは人生をより豊かに過ごすための「プラスワンデザイン」を提案し続けています。
例えば間仕切り壁を少なくし、大きな窓や吹抜けなど開放感のある空間を実現したり、大きなルーフバルコニー、あるいは居室に直接アクセスできるインナーガレージを設置したりと、限られたスペースを有効活用するためのアイデアが豊富です。
3階建てで高いデザイン性を実現できるのは、トヨタホームの強靭な構造体が家をしっかりと支えているためです。長年にわたり鉄を扱ってきたトヨタならではの鉄骨ラーメン構造で、耐久性も耐震性も高い自由な設計を可能にします。
安全性とおしゃれなデザイン性を両立できるトヨタホームの3階建てが気になった方は、ぜひお気軽にカタログをご請求ください。お近くの展示場でも豊富な実例をご用意してお待ちしております。
※耐震性に関する情報は2023年3月時点の情報ですので、詳しくはお近くのトヨタホーム展示場スタッフにお問い合わせ下さい。
【全国のトヨタホーム展示場を探す】https://www.toyotahome.co.jp/kyoten/?ad_cd=hometag
【カタログ請求はこちら】https://www.toyotahome.co.jp/s/catalog/list/?ad_cd=hometag