ガレージハウスを検討したものの、どのような間取りができるのか悩んでいる人に向けて、40坪台のガレージハウス間取り図をまとめて紹介します。30~40坪程度あれば、車2台の駐車スペースを確保しつつ、十分な居住空間を実現できます。間取り決めの際のポイントも解説するので、ぜひ参考にしてください。
40坪台のガレージハウス間取り集
ガレージハウスは、40坪あると十分な居住スペースを確保でき、理想とする住まいに近づけることが可能です。早速、40坪台のガレージハウスの間取り図を見ていきましょう。
【48.5坪】車2台を並列駐車できるガレージハウス
まず紹介するのは、リビングから愛車を眺められるガレージハウスです。
・モデル世帯:夫婦2人+子供2人
・延べ床面積:約48.5坪
・間取り:2階建て3LDK
玄関の北側に2台並列で駐車できるインナーガレージを設置し、LDK、玄関などインナーガレージと窓やドアでつながった仕様です。動線がコンパクトになり、買い物帰りでも荷物をスムーズに運べるうえ、雨の日も濡れる心配がありません。2階部分には居室スペースを3部屋確保し、各部屋からバルコニーに出られる設計です。
【49.7坪】2階LDKのあるガレージハウス
続いて紹介するのは、1階に居室スペース、2階にLDKリビングを配置したガレージハウスです。
- モデル世帯:夫婦2人+子供2人
- 延べ床面積:約49.7坪
- 間取り:2階建て3LDK
2階のLDKは21.7帖の大空間を実現し、陽当たりと周囲からの視線を考慮した間取りです。1階部分には、北向きに1台駐車可能なインナーガレージを設置しました。インナーガレージは玄関と主寝室をつなげた仕様となっており、防犯面でもメリットがあります。
【46.1坪】ゲストルーム隣接のガレージハウス
狭い敷地にガレージハウスを建てる場合、3階建てにすることで必要な床面積を確保できます。
- モデル世帯:夫婦2人+子供2人
- 延べ床面積:約46.1坪
- 間取り:3階建て4LDK
ガレージの直上にLDKを配置し、主寝室などの居室スペースはすべて3階に設けた間取りです。ガレージのシャッター音や車のエンジン音は意外と響きやすく、深夜や早朝の出入りで睡眠を妨げるリスクがありますが、3階部分に寝室を設けることで解消できます。1階部分はガレージ横にゲストルームを隣接させ、いつでも好きなときに眺められる仕様にしました。
その他トヨタホームのビルトインガレージのある家の建築実例は、こちらをご覧ください。
【住まいの実例】ガレージハウスのある暮らし
ここでは、トヨタホームで実際にガレージハウスを建てた人がどのような暮らしをしているのか、どのような点に満足しているのかについてトヨタホームのオーナーからの声を要約して紹介します。
ガレージを家族全員で活用する住まい
「仕事から帰宅した夜、カッコよくライトアップした愛車を眺めるのが至福のひととき」という車好きの旦那さん。旦那さんが出勤し、スペースが空いた日中のガレージは、子どもたちの遊び場として活躍します。雨の日でも縄跳びなどをして体を思いきり動かせると大満足の様子です。
休日は、愛車を自宅裏の駐車スペースに移動させるとバーベキューも満喫できます。「コロナ禍での外出自粛中も、お家でアウトドア気分が味わえた」と、ガレージをもう一つのリビングのように柔軟に活用しています。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
景色と愛車が眺められるガレージハウス
リビング隣に、20平方メートルほどのゆとりあるインナーガレージを設けたS様。家の中のどこからでもインナーガレージが見える暮らしに憧れ、念願のガレージハウスを建築しました。
「ショーケースのようにおしゃれな雰囲気に」というS様の要望にお応えして、白の愛車が映えるように黒い壁を採用し、さらにダウンライトとスポットライトで演出しています。しかもガレージから直接リビングに出入りできることで、奥様が夜遅くに帰宅した際も安心と大満足の様子です。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
ガレージハウスの間取り決めポイント
ガレージハウスの間取りを決める際は、いくつかのポイントがあります。満足度の高いガレージハウスにするためにも、ポイントを押さえておきましょう。
車何台分の駐車スペースが必要かを確認する
ガレージハウスの間取り決めをする際は、車を何台停めるのかによってスペースが変わってきます。目安として、車1台分なら約4~5坪、2台分なら8~10坪が必要です。セダンタイプ、ワンボックス、軽自動車でガレージの面積が変わってくるので、事前に確認しておきましょう。合わせて、自転車やバイクも収納したい、作業できるスペースも欲しいなど、駐車スペース以外への活用も希望する場合は、必要な面積についてさらに検討が必要です。
ガレージから家までの動線を考慮する
ガレージハウスの場合、ガレージから室内に続く動線を考えると間取りが決まりやすく、荷物の出し入れなどもスムーズになります。たとえば、ガレージから室内に続く間に収納スペースを設けると、重い荷物を運び入れる手間がかかりません。また、ガレージとキッチンを繋げた間取りは、買い物した食材などを簡単に運び込むことができて便利です。
音とニオイ対策も忘れずにおこなう
ガレージハウスは車が建物の内部に収まるタイプの住宅ですから、早朝や深夜に車の出入りがあるとエンジン音が屋内に響きやすく、睡眠の妨げになるリスクがあります。そのため、ガレージと寝室を離して設置したり、ガレージの天井や壁に遮音材や吸音材を使ったりするなどの対策を施しましょう。
また、ガレージで車のエンジンをかけると排気ガスがこもりやすく、ニオイが屋内に流れ込むおそれがあります。ガレージ内の換気を効率よくおこなうには、新鮮な空気を取り入れる窓と排気ガスを排出する換気扇を設置するのがおすすめです。室内に続く扉を設ける場合は、排気ガスやニオイが入り込むのを防ぐために、気密性の高い扉を選びましょう。
室内から愛車を眺められる仕様にするか決める
ガレージハウスの魅力として、常に愛車を眺められる点を挙げる人は多いでしょう。そこで検討したいのが、眺めたい車の向きを決めることです。愛車を正面から眺めたい人もいれば、横から眺めたい人もいるでしょう。あるいは、全景を眺めながら暮らしたい人もいるかもしれません。眺めたい向きによって間取りが変わり、窓の位置も決まります。
たとえば、愛車を横から眺めたい場合は、LDKに隣接する形で大きな掃き出し窓を設置するのも有効です。愛車をあらゆる角度から眺めたい場合は、コの字型の住宅にして中庭となるスペースにガレージを配置する方法もあります。
併せて、ビルトインガレージをおしゃれにするコツもご覧ください。
こだわりあふれるガレージハウスならトヨタホーム
車の愛好家にとって、ガレージハウスは魅力的な住宅です。広い敷地や建築面積が必要と思われがちですが、30~40坪程度あれば車2台分の駐車スペースを確保できます。ガレージは駐車場としてだけでなく、趣味のスペースや子どもの遊び場など、ライフスタイルに合わせた使い方も可能です。
トヨタホームは、ガレージハウスの施工実績が豊富にあり、デザイン性はもちろん機能性の高さにも注目されているハウスメーカーです。インナーガレージはEV車との相性が良いことも魅力の1つとなっており、これからの車との暮らし方も合わせて提案いたします。
独自の鉄骨ラーメン構造により、2台並列できる大開口のインナーガレージを設置できるうえ、高い耐久性と耐震性を誇る住まいを実現できるのもトヨタホームの強みです。気になる方は無料のカタログ請求をお申し込みください。また、ぜひお近くの展示場に足をお運びください。
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