近年、シニア世代だけでなく若者・子育て世代から注目されている平屋には、外観デザインの魅力だけでなく、間取りも機能的で、随所に暮らしやすいポイントが数多く詰まっています。平屋にするとどのような間取りの家が建てられるのか、まとめてご紹介します。
【30坪~40坪台】魅力的な平屋の間取り紹介
平屋で特に人気が高いのが30〜40坪の大きさの住宅です。この大きさでは、3LDKや4LDKの間取りが可能で、家族4人が暮らしやすい間取りが可能です。そこで、30〜40坪の大きさでおすすめの平屋の間取りを紹介します。
【31.6坪】家族の空間をひとまとめにゾーニングした平屋
リビング・ダイニング、主寝室、洋室をゾーニングすることで、家族で過ごす時間を大切にしながらプライベート空間を確保できる間取りです。ゲストを招いても、気兼ねなく過ごせるように配慮されています。
また2部屋分の大きさのある子ども部屋は、可動式間仕切りで部屋を区切り、2つの個室として使うことも可能です。子どもが大きくなって家を巣立っていくときには可動式間仕切りを取り除き、1つの部屋として使えます。夫婦の趣味の部屋にしたり、子どもの写真や昔学校で作った作品などを飾って『うちの子ギャラリー』にしたりと、使い道が広がるでしょう。
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【36.1坪】ウォークスルークローゼットのある機能性抜群の平屋
29.1帖の広々としたLDKに、大開口を設けた平屋です。大きな窓を設けることで空間に広がりが生まれ、広いLDKにさらに開放感が生まれます。LDKでゆったりとした寛ぎの時間が過ごせるうえ、家事動線のコンパクトになるように工夫されています。キッチンと水まわりが回遊動線になっているので、行き来がしやすいのが特徴です。
さらに主寝室近くに設けられた収納スペースが、入り口2カ所のウォークスルークローゼットになっていて、主寝室からも廊下からもアクセスできます。快適さだけではなく、機能性の高い間取りが実現しています。
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【38.4坪】自然の風と光を感じる平屋
LDKの南側だけでなく、北側にも窓を作ることで風の通り道が完成しました。すっきりと晴れた日には、リビング・ダイニングを爽やかな風が吹き抜けます。そのうえ、リビング上に吹き抜けを作り、開放的な空間に仕上げています。広々とした空間で気持ちの良い風を感じられるのが魅力の平屋です。
【34.8坪】ゲストも家族ものんびり寛げる平屋
玄関から和室に直接入れるような動線が設計された平屋です。家族に気兼ねなく友人を招待できるだけでなく、和室の近くにゲスト用のトイレを完備しているため、家族の生活空間とゾーニングできています。急な来客があっても家族もゲストもゆっくりくつろげます。
また、親世帯と同居する人にもぴったりな間取りです。LDKや水まわりは共用部分として使い、和室は親世帯、洋室は子世帯のプライベート空間にできます。
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【42.3坪】家族とコミュニケーションが取りやすい平屋
LDKを中心に配置した間取りで、家族の気配を感じやすい平屋です。リビングを通って各部屋に行くことができるため、子どもが帰宅したことも気づきやすく安心です。また、キッチンから水回りに回遊動線を取り入れることで、朝の忙しい時間でも渋滞が起きにくく、家族5人暮らしでも暮らしやすいように設計されています。
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【41.2坪】たっぷり収納ですっきり暮らせる平屋
多くの収納が設けられているので、片付けがしやすくすっきりと暮らせる平屋です。主寝室に設けられた大きなウォークスルークローゼットにプラスして、水まわり周辺に3.7帖の納戸が配置されています。季節用品のクリスマスツリーや雛人形、兜、冬用・夏用布団など大きなものも収納しやすい空間です。
さらに、随所に細々としたものを収納できるようなスペースが設けられているので、すっきりと片付けられて快適に過ごせる間取りです。
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より魅力的になる平屋の間取りアイデア3選
紹介した間取りにプラスすることで、より魅力的になる間取りアイデアをいくつか紹介します。
居室としても使える「スキップフロア」
2階部分がない平屋は、天井高を自由に変えられます。そのため、屋根裏スペースにスキップフロアを取り入れることが可能です。スキップフロアは壁やドアで仕切らない空間で、収納スペースだけではなく、居室としても活用できます。オープンな空間で、子どもが遊んでいる姿がすぐに目に入るので遊び場としても重宝します。
平屋×スキップフロアにつきまして、詳しくはこちらをご覧ください。
家族のプライベート空間としても活用できる「インナーガレージ」
大切な愛車を風雨から守ってくれるインナーガレージは、車のメンテナンスやカスタムができる自分だけの空間とあって、車好きの人に人気のある間取りです。しかし、ガレージの活用方法はそれだけではありません。雨の日の子どもの遊び場にしたり、BBQなどの集まりに利用したりと、家族にとっても使いやすい空間になります。
平屋×インナーガレージ(ビルトインガレージ)につきまして、詳しくはこちらをご覧ください。
明るく開放的な家になる「中庭」
平屋は建てる土地の形によって、光が届きにくい部屋が生まれることがあります。それを解決してくれるのが、中庭です。家の中央に中庭をつくればさまざまな方向に窓を設置できるため、家中に光を取り込むことができます。また周囲からの視線が気にならないので、家族だけの屋外のプライベート空間がつくれます。明るく開放的な間取りにしたい場合は、中庭を設けるのがおすすめです。
平屋暮らし、どんな点に満足?トヨタホームの施工事例から紹介!
ここではトヨタホームで平屋を建てたオーナーさんの声から、平屋暮らしのどのような点に満足しているのかをご紹介します。
家族が使いやすい動線設計で、毎日の家事が楽ちんに
キッチンから洗面室・浴室へは一直線で移動でき、さらに、洗面室・タンスコーナー・主寝室・ダイニング・リビングへと回遊できる生活動線にこだわったK様。主寝室までの間には、制服や下着・タオル類をしまうタンスコーナーを設置したことで、「室内干しをした洗濯物をすぐにしまうことができるので便利」と満足しているそうです。
動線をコンパクトにまとめ、明るく開放的な空間が魅力
将来、2階への上り下りが大変になることを考慮して平屋にしたというT様。キッチンを中心に、料理や洗濯などの一連の家事がこなせる無駄のない動線を取り入れました。LDKにもこだわったことで、テラスに続く大きな掃き出し窓からたっぷり光が入り込み、風が通り抜ける間取りにしたことも良かったと大満足な家づくりだったそうです。
魅力的な平屋を建てたいならトヨタホームにご相談ください
30~40坪台の平屋では、スキップフロアを取り入れたり、インナーガレージや中庭を設けることもでき、家族とコミュニケーションをとれる魅力的な家を実現できます。
トヨタホームでは、全館空調システムによって室内をきれいな空気で満たせる環境も整えました。ほかにも、もしものときに電気自動車から電気の供給ができたり、断水時の飲料水や生活用水の確保ができたりと、暮らしやすさに「安心感」もプラスされた平屋が手に入ります。
多彩な工夫が施されているトヨタホームの住宅を、お近くの展示場でぜひご体感ください。また、平屋の実例集やカタログの取り寄せも可能なので、お気軽にご利用ください。
【全国のトヨタホーム展示場を探す】
https://www.toyotahome.co.jp/kyoten/?ad_cd=hometag
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https://www.toyotahome.co.jp/s/catalog/list/?ad_cd=hometag
平屋の間取りに関するよくある質問
平屋に住むと何がよいですか?
平屋住宅には以下のようなメリットがあります。
1. アクセシビリティ:階段がないため、高齢者や小さな子供、身体に障害を持つ人々にとって安全で使いやすい。また、家事をする際も移動が楽です。
2. フレキシビリティ:間取りの変更が容易で、ライフスタイルの変化に合わせてリノベーションが可能です。
3. プライバシー:隣接する家との間に距離を取ることができ、窓からの視線を気にすることなく生活できます。
4. 敷地全体の利用:庭やテラスを家の周りに配置することができ、敷地全体を有効に利用できます。
ただし、敷地面積を多く必要とする、建築費が高くなる可能性があるなどのデメリットもありますので、ご自身のライフスタイルや予算に合わせて選択することが重要です。
平屋は何坪あれば十分ですか?
平屋の多い坪数は、家族構成やライフスタイル、必要な部屋数などによりますが、一般的には30坪から40坪が多いとされています。例えば、4人家族でリビング、ダイニング、キッチン、寝室2部屋、子供部屋2部屋、浴室、トイレ、洗面所、収納スペースを設ける場合、約30坪が必要となります。しかし、趣味のスペースやゲストルーム、ホームオフィスなどを設けたい場合は、それ以上の広さが必要となるでしょう。また、将来的なライフスタイルの変化や家族構成の変動も考慮に入れて、余裕をもった設計をすることをおすすめします。
なぜ平屋がブームなんですか?
平屋がブームとなっている理由はいくつかあります。まず、平屋は一階建てのため、階段の昇り降りがなく、高齢者や小さな子供がいる家庭にとっては安全性が高いというメリットがあります。また、平屋は部屋間の移動が容易で、生活動線がシンプルになるため、生活しやすいという利点もあります。
さらに、平屋は天井が高く設定できるため、開放感があり、自然光をたくさん取り入れることができます。これにより、室内が明るく、心地よい空間を作ることが可能です。
また、平屋は設計の自由度が高く、自分のライフスタイルに合わせた間取りを考えることができます。これらの理由から、多くの人々が平屋を選ぶようになっていると考えられます。