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2023.07.19

【注文住宅】平屋のリビングを広くするメリットは多数!坪数別、広さの目安も紹介

【注文住宅】平屋のリビングを広くするメリットは多数!坪数別、広さの目安も紹介

【注文住宅】平屋のリビングを広くするメリットは多数!坪数別、広さの目安も紹介

平屋はワンフロアで完結する住まいとして、近年人気が高まっています。間取りに広いリビングを取り入れれば、平屋の魅力をいっそう引き出せる可能性があります。

この記事では、平屋で広々としたリビングをつくりたい人向けに、リビングを広くするメリット・デメリットや、平屋の坪数別にみるリビングの広さの目安を解説します。広いLDKを実現するために取り入れたい間取りのアイデアも紹介しますので、ぜひ住み良い平屋づくりの参考にしてください。

平屋のリビングを広くするメリット

平屋のリビングを広くするメリット

平屋のリビングを広くすれば、平屋のデメリットを軽減するとともに、魅力をいっそう引き出すことができます。まずは、平屋で広いリビングを設ける3つのメリットを見ていきましょう。

大開口窓が設置でき、部屋全体を明るくできる

平屋では、一つの階にすべての部屋を配置しなければなりません。土地の形状によっては、窓が一方向にしか設置できない部屋ができてしまい、日当たりが悪くなってしまうことがあります。

こうした平屋の持つデメリットを軽減する方法として、リビングを広くするのが有効です。広々としたリビングには大開口の窓が設置しやすいため、一方向であっても自然光が取り入れやすくなります。生活空間の中心であるリビングからふんだんな自然光が入るので、家の中全体を明るくできるでしょう。

生活動線がスムーズになり、より移動がしやすい

平屋の最大のメリットは、生活空間がワンフロアで完結していてバリアフリーであることです。階段による上下移動がないので、シンプルで効率の良い生活動線が実現できます。リビングを広くすることで、平屋ならではの効率的な生活動線をより無駄のないものにできるでしょう。

広いリビングに面するようにすべての部屋を配置すれば、リビングを通して家全体を行き来できるようになり、室内の移動がしやすくなります。動線を広く取れるので、家事のストレスを軽減できるのも魅力です。

家族全員がリビングにいても適度な距離感で過ごせる

家族全員がリビングにいても適度な距離感で過ごせる

テレワークの普及や子どものリビング学習など、働き方や学び方の多様化に合わせ、リビングの役割も多様化しています。かつてのように家族一人ひとりの個室を設けるのではなく、リビングで家族一緒に過ごす時間が増えてきました。間取りにおけるリビングの重要度が増し、広いリビングを希望する家庭が増えているのです。

リビングが広ければ、家族が同じ空間にいてもお互いが程よい距離感で過ごせます。オープンなワークスペースを設けて、リビングにいながら仕事や勉強に集中できるよう工夫することも可能でしょう。

ワンフロアで完結する平屋は、リビング中心で間取りを決めるのが一般的です。各部屋がリビングにつながっているため、長い時間家族が一緒に過ごす現代のライフスタイルに適した構造です。平屋のリビングを広くすれば、より使い勝手の良い住まいを実現できます。

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平屋のリビングを広くするデメリット

リビングを広くすれば平屋の魅力を引き出せる反面、デメリットも生じます。広いリビングを検討する際は、以下で紹介するデメリット2点とメリットを比較したうえで導入するか判断しましょう。

他の居住スペースが狭くなる

1つのフロアで完結する平屋では、縦方向に居住スペースを広げにくいといえます。限られた面積で間取りを考えなくてはならず、リビングを広くすればその分、他の居住スペースを削減しなければならないでしょう。

他の居住スペースをしっかり確保しつつ広いリビングを確保するには、広い敷地が必要です。敷地を広く取ろうとすればするほど、当然土地の取得費用も高くなっていきます。

冷暖房効率が下がる

平屋は2階建てや3階建ての家と異なり、上の階に暖かな空気が逃げたり下の階に冷たい空気が溜まったりすることがありません。エアコンをつければ部屋全体に暖気や冷気が行き渡るため、冷暖房効率が良い点は大きなメリットです。

しかし、広いリビングに大開口の窓を設置すると、窓を通して外気の影響を受けやすくなります。冷暖房効率が下がり、平屋のメリットが薄れてしまう点は注意が必要です。

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間取り実例で紹介!平屋の坪数別、広いリビングの目安は?

間取り実例で紹介!平屋の坪数別、広いリビングの目安は?

4人家族で十分に広いと感じられるリビングの広さは、約20〜25畳ほどが目安です。最低でも約15畳程度あれば、4人家族でも狭さを感じにくいといわれています。

ここでは、トヨタホームが手がけた平屋の間取り事例から、延べ床面積別にどれくらいの広さのリビングが確保できるのか見ていきましょう。

【延べ床面積21.6坪、LDK21.7畳】夫婦二人で暮らす平屋

【延べ床面積21.6坪、LDK21.7畳】夫婦二人で暮らす平屋

夫婦二人で暮らす平屋の間取り詳細を見る

1つ目に紹介するのは、延べ床面積21.6坪・1LDKの平屋の事例。居室は5.4畳の主寝室のみとなっており、夫婦2人暮らしを想定した間取りです。キッチンの一角に設けられたパントリーや主寝室に隣接した大容量のウォークインクローゼットなど、全体的に収納が充実しています。収納スペースを工夫すれば、5畳程度の子ども部屋を1室設けることも可能でしょう。

延べ床面積21.6坪に対し、LDKは21.7畳確保できています。20畳以上あるので、2人暮らしや3人暮らしなら十分な広さといえるでしょう。

【延べ床面積32.7坪、LDK26.8畳】夫婦+子ども1人で暮らす平屋

【延べ床面積32.7坪、LDK26.8畳】夫婦+子ども1人で暮らす平屋

夫婦+子ども1人で暮らす平屋の間取り詳細を見る

2つ目に紹介するのは、延べ床面積32.7坪・2LDKの平屋の事例です。仕切らない空間設計によって26.8畳ある広いLDKを実現しています。LDKの南面には大開口窓が設けられていて、部屋全体に自然光が入る開放的な間取りです。

LDK以外の居住空間に目を向けると、納戸や家事室などの空間も備えています。LDKを26.8畳取っても比較的余裕のある間取りといえ、工夫次第ではもう一部屋確保できるでしょう。屋根裏空間を利用して、大きなロフト収納を備えているのも特徴です。

【延べ床面積43.4坪、LDK29.1畳】夫婦+子ども2人で暮らす平屋

【延べ床面積43.4坪、LDK29.1畳】夫婦+子ども2人で暮らす平屋

夫婦+子ども2人で暮らす平屋の間取り詳細を見る

最後に紹介するのは、延べ床面積43.4坪と広めに作られた4LDKの平屋の事例です。延べ床面積が大きいだけあって、部屋の中心には29.1畳ある広々としたLDKが設けられています。リビングの南側には庭に面する大開口窓を設置。上部は吹き抜けの大空間になっており、明るく開放的な空間を実現しています。

主寝室と2つの子ども部屋、和室もあり、4人暮らしとしては十分な間取りですが、収納スペースも多めです。まだスペースにゆとりがあるため、工夫次第ではさらにリビングを広げられるでしょう。

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広いリビングを確保できる間取りアイデア2選

敷地面積が限られているなかで平屋を建てるとなると、なかなか広いリビングを確保しづらいものです。平屋で広いリビングを実現するために有効なのが、縦に空間をつくることです。収納スペースを別に確保できる結果、リビングを広げられる可能性があります。

縦に空間を広げ、広いリビングを確保するのに効果的な間取りアイデアを2つ紹介します。

小屋根裏収納・ロフト

先ほど紹介した3つ目の事例でも取り入れられていた間取りがロフトです。上にフロアのない平屋は高さ制限などを受けにくく、建築の観点からも天井の高さを自由に設定しやすいというメリットがあります。

天井を高めにすることで生まれる天井裏のスペースを、ロフトとして利用することも可能です。ロフトは、天井の高さが1.4m以下、下にある部屋の床面積の半分以下でつくられるスペースで、床面積に含まれないものを指します。そのため、容積率が厳しい土地でスペースを確保するにも有効な間取りです。

天井高が1.4m以下と低いため、収納スペースにすれば平屋の限られた空間をより有効に使えるでしょう。

スキップフロア

スキップフロアとは、各階の間に設置する中間階のことです。平屋でスキップフロアを設ける場合は1.5階になります。スキップフロアは収納スペースに限らず、さまざまな使い方ができるのが魅力です。

たとえば子どものプレイルームとして活用すれば、リビングからでも目が届いて安心です。書斎やワークスペースとして使えば、仕事に集中しつつ家族の様子を見守ることができます。スキップフロアは間仕切りのないオープンスペースにするのが一般的ですが、ドアを設けて一定の個室感を出すのも可能です。

ただしスキップフロアを居室スペースとして利用すると、床面積に算入されます。1つのフロアとして認識されると建物全体の容積率に影響するため、ハウスメーカーに事前に確認しておきましょう。

平屋でスキップフロアを導入するメリット・デメリットや具体的な活用アイデアについては、こちらの記事も併せてご覧ください。

【関連記事】【注文住宅】平屋と相性がいいスキップフロア!おしゃれで機能的な家づくりを!

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より快適で居心地の良い「いまどきの平屋」を建てたいなら、トヨタホームに相談してみよう

平屋でリビングを広く取れば、大開口窓による自然光の取り入れや効率的な生活動線を実現できます。同じ空間において家族の適度な距離感も保たれるので、家族全員が暮らしやすい平屋になるでしょう。

こだわりの平屋を検討しているなら、住まいに関する優れた技術力を誇るトヨタホームがおすすめです。最新の平屋を多数手がけてきた実績も踏まえ、理想の平屋づくりをサポートします。

気になった方は、ぜひ一度カタログ請求もしくは展示場へご来場ください。

【平屋トレンド紹介】

https://www.toyotahome.co.jp/special/elavie/hiraya_trend/?ad_cd=hometag

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