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2023.07.21

【新築注文住宅】平屋の間取り、失敗事例から後悔しやすいポイント5つと対策を解説

【新築注文住宅】平屋の間取り、失敗事例から後悔しやすいポイント5つと対策を解説

【新築注文住宅】平屋の間取り、失敗事例から後悔しやすいポイント5つと対策を解説

平屋は家族間のコミュニケーションをとりやすく、効率性の良い動線をつくれるなどのメリットが豊富にあり、新築注文住宅のなかでも人気を集めています。しかし、メリットだけに注目して平屋の住宅を建てた結果、「失敗した」と感じる人も少なくありません。そこでこの記事では、新築で平屋住宅を建てたい人に向けて、失敗事例から後悔しやすいポイントを紹介し、その対策も合わせて解説します。

【平屋の間取り】失敗事例から後悔しやすい5つのポイント!

【平屋の間取り】失敗事例から後悔しやすい5つのポイント!

平屋はバリアフリーで効率性の良い動線をつくりやすく、家族とのコミュニケーションもとりやすいなど、多くのメリットがあります。その一方で、住んでから「イメージと違った」と後悔する人も少なくありません。そこで、実際に平屋住宅を建てた人がどんな点に後悔しているのか、よくある5つの失敗ポイントを紹介し、その対策も合わせて解説します。

日当たり・風通しが悪い

平屋は土地の形状や周辺環境によって日当たりや風通しが悪くなるケースもあり、なかには住んでから失敗したと感じる人もいます。平屋は2階建てよりも高さがない分、物理的に日当たりや風通しが悪くなるのは避けられません。日当たりを確保しやすい南側に窓を設けた場合でも、前面の建物によって日光が入り込みにくい住まいになる恐れもあります。

また風は、部屋ごとに開口部が2カ所あると抜けやすくなります。しかし平屋は土地の形状によって、どうしても窓の設置が難しい部屋ができてしまい、風通しが悪くなりやすいケースもあります。

【対策】中庭をつくって日差しと風通しを確保する

【対策】中庭をつくって日差しと風通しを確保する

平屋の場合、庭に面している部屋を複数つくることで中庭ができ、採光や風通しが良くなります。特に日光が入り込みにくい北側の部屋も、中庭があることで日差しが届きやすく、部屋を明るくすることが可能です。また窓数が多ければ風の通り道を確保でき、季節ごとに変わる風向きにも対応できます。何よりも、外からの視線を完全に遮断できるプライベートな空間が手に入るのは、大きなメリットでしょう。

中庭のある平屋につきまして、詳しくはこちらをご覧ください。

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収納スペースが少ない

ワンフロアの平屋は同規模の2階建てを建てる場合に比べると、広い土地が必要になります。しかし土地の敷地面積に限りがあると、居室スペースの広さ確保を優先してしまい、住んでから「収納スペースが少なかった…」と後悔する人が多いといえます。

そもそも平屋は、ワンフロアにすべての部屋・設備・収納スペースを配置しなければならず、収納スペースを後回しにする傾向があります。戸建てにおける理想の収納率は、戸建は12~15%、マンションは8%以上といわれています。この数値を下回ると、収納スペースが少なく使い勝手の悪い家になりやすいので注意が必要です。

【対策】デッドスペースを活用する

【対策】デッドスペースを活用する

利用しづらい空間、いわゆる「デッドスペース」を活用することで、床面積が確保しづらい平屋でも収納スペースがつくれます。特に注目度が高いデッドスペースが壁面や床下、天井と屋根の間にできる小屋裏です。何も設置する予定がない壁面は、棚を設けて壁面収納として活用できます。収納スペースを目立たせたくない場合は、床下収納の採用がおすすめです。

使用頻度の低い物を収納したい、とにかく大容量の収納スペースが欲しいといった要望は、小屋裏収納で実現できます。勾配天井にして屋根と天井の間にできる空間を広げ、ロフトや1.5階のスキップフロアを設置すると、使い勝手の良い小屋裏収納が完成します。

平屋につくるロフトやスキップフロアにつきましては、以下の記事にて詳しく紹介しておりますので併せてご覧ください。

ロフトのある平屋が人気!メリットやデメリット、おすすめ間取りも紹介

【注文住宅】平屋と相性がいいスキップフロア!おしゃれで機能的な家づくりを!

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外からの視線が気になる

平屋は、2階建てに比べて通行人や周りの家から室内が見えやすく、外からの視線が気になって暮らしづらさを感じる人もいます。特に南向きや北向きの土地は、敷地と道路の関係性で家の中が丸見えになる点がデメリットです。外から視線をカットするために、カーテンを閉めっぱなしにする家も少なくありません。

【対策】中庭を設置、もしくは2m程度の目隠しを設ける

外からの視線対策には、完全プライベート空間になるロの字型の中庭をつくるのも有効です。ただし、土地の広い敷地面積が必要になるうえ、建築コストも高くなるという問題があります。敷地面積が限られていたり、コストを抑えたいなどの希望があったりする場合は、植栽やフェンスなどの目隠しが効果的です。

特に道路から建物までの距離が近いケースでは、フェンスが有効ですが、目隠ししたい場所に適したフェンス選びをしましょう。フェンスの高さは、低すぎると意味をなさないので1.8~2mほどが目安ですが、敷地の状況によって必要な高さは異なります。「何(どこ)から」「何を」目隠しするのか考慮して、フェンスの高さや素材を決めましょう。

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生活動線が悪い

平屋はすべての居住スペースをワンフロアに収める必要があり、2階建てと比べてワンフロアが広く、土地の形状によっては建物の端から端までの距離ができやすい構造です。平屋のメリットは、生活動線がシンプルで動きやすくなることですから、そのメリットを最大限に活かすには、LDKを中心に生活動線を意識した間取りが大切です。動線を重要視せずに間取りを決めると、暮らしにくさが積み重なって後悔する可能性が高くなります。

生活動線は「家事動線」「衛生動線」「来客動線」「通勤動線」の4つあり、特に重要なのが「家事動線」です。毎日のことですから、効率と利便性を意識して決めましょう。適当に間取りを決めることは失敗につながりやすく、生活してから動きづらい、何度も行ったり来たりして疲れるなどのストレスを感じやすくなります。

【対策】回遊動線を積極的に取り入れる

家事動線を効率良くこなすには、回遊動線を積極的に取り入れることを検討しましょう。回遊動線とは、屋内に行き止まりがなく、ぐるっと回れるように移動できる動線のことです。回遊動線には物理的なメリットや感覚的なメリットがあり、新築注文住宅の建築において採用するケースが多く見られます。

たとえば、コードレス掃除機をかける際は引き返す必要がありませんし、壁が少なくなることで開放感が高まります。ただし居住空間や収納を圧迫しやすく設計難易度が高いため、回遊動線を得意とするハウスメーカーを選ぶことが重要です。

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プライバシーが守られにくい

平屋は、家族の気配を感じやすい点も大きなメリットのひとつです。しかし、平屋の間取りはリビングと寝室・子ども部屋が隣接しているケースが多く、お互いの距離が近すぎて音漏れなどが気になったり、プライバシーが守られにくかったりするなど、暮らしにくさで後悔するケースもあります。

平屋の間取りはLDK中心で考えることが基本のため、リビングに人が集まりやすいつくりになるのが一般的です。そのため、家族とのコミュニケーションがとりやすいといったメリットがある反面、リビングに家族が集中することで音が発生しやすい場所にもなります。

このような間取りは、勉強や就寝など静かな環境が求められる子ども部屋にとっては、プライバシーが守りにくく、暮らしづらさを感じる人も少なくありません。たとえば、子どもは勉強に集中したい場面でもリビングからの音漏れが気になったり、逆に居室で誰かが電話をしていると会話が筒抜けになったりします。

【対策】LDKと各居室は廊下で隔てる

平屋は廊下を設けず、部屋同士をつなげた間取りにするケースが多いですが、このような間取りは音が漏れやすく、プライバシーや睡眠に支障が出やすい点がデメリットです。しかも、料理中のニオイや靴のニオイが家の中に広がりやすいというデメリットもあるでしょう。

音漏れやニオイの問題は対象物と距離をとることで解消できるため、廊下の設置が効果的です。床面積が限られてしまい廊下を設置できない場合は、各部屋をつなげる間の壁に防音材を取り入れましょう。ニオイの問題は、ニオイが発生しやすい場所に換気用の小窓を設置するなどの対策が有効です。

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後悔しない家づくりならトヨタホーム!平屋の施工実績が豊富で安心

平屋の暮らしやすさを左右するポイントは複数あり、どれが欠けても後悔する可能性があります。だからこそ、平屋の施工実績が豊富なハウスメーカーに依頼することが大切です。

トヨタホームの鉄骨ラーメン構造は、筋交いや耐力壁が必要ないため、大空間のLDKを実現できます。さらに、ZEH基準をクリアできる断熱性能を実現しているうえ、全館空調システムにより快適な空間を維持できます。収納力にこだわりたい人に向けて、小屋裏収納を採用した平屋プランも用意しています。時代を先取る平屋暮らしをしたい人は、ぜひトヨタホームにご相談ください。

【平屋トレンド紹介】

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