せっかく平屋の住宅を建てるなら、できるだけ広い方が良いと考える人は多いかもしれません。広い土地を確保できれば、家族4~5人が快適に暮らせる40坪程度の平屋を建てることが可能です。そこでこの記事では、40坪台の平屋の間取り実例を紹介するとともに、より広々と暮らせる間取りアイデアや、広いからこそ間取り決めの際に気をつけるべきポイントを解説します。
【40坪台】平屋のおすすめ間取り3選
延べ床面積40坪の広さがあれば、4〜5人家族でも快適に過ごせます。ここでは、40坪台の広さをイメージしやすいように、平屋のおすすめの間取りを3タイプ取り上げ、それぞれの特徴を紹介します。
【43.4坪】平屋4LDK、家事がラクになるアイデアをプラスした間取り
【43.4坪】平屋4LDK、家事がラクになるアイデアをプラスした間取りの詳細を見る
延べ床面積143.39㎡(43.4坪)、4LDKタイプの平屋です。中央に配置した29.1帖のLDKは、吹き抜けを採用した大空間となっていることに加え、南側に配置した大きな窓によって十分な明るさが確保できます。また、キッチンからパントリー、洗面所、風呂場へと一直線に向かえる動線となっており、家事を効率良く進めたい人にもおすすめです。
LDK隣にゲストを迎える和室を完備し、玄関わきにゲスト用のトイレも配置しました。来客が多いご家庭にもおすすめの間取りです。
【42.3坪】平屋4LDK、LDKを中心に家族とほっこり過ごせる間取り
【42.3坪】平屋4LDK、LDKを中心に家族とほっこり過ごせる間取りの詳細を見る
延べ床面積139.74㎡(42.3坪)、4LDKタイプの平屋です。建物の南北を貫く開放的なLDKは21.7帖あり、家族みんなが集まりやすい空間になっています。玄関を西側に設置したことにより、夕方でも明るさを確保しやすく、また北西からの涼しい風が入り込むため夏場の快適性の高さを期待できます。
玄関とLDKの間は回遊動線となっており、掃除をする際にスムーズな点も魅力です。より快適で効率的な暮らしをしたい人におすすめの間取りとなっています。
【41.2坪】平屋4LDK、たっぷり収納ですっきり片付く間取り
【41.2坪】平屋4LDK、たっぷり収納ですっきり片付く間取りの詳細を見る
延べ床面積136.33㎡(41.2坪)、4LDKタイプの平屋です。夏場でも暑くなりにくい北向きの玄関は、日射による玄関周りの劣化リスクを軽減できます。南側に配置した大開口のLDKは23.4帖あり、大きな窓を2か所設置したことで採光も抜群です。さらに、主寝室に設置したウォークインクローゼットに加え、3.7帖の納戸もあり、大容量の収納が欲しい人に向いています。
さらに広々&快適に暮らせる平屋の間取りアイデア3選
延べ床面積40坪程度ある平屋なら、快適な暮らしが手に入ります。ここではそのような広い平屋にプラスして、より広々かつ快適に暮らせる間取りアイデアを3つ紹介します。
外空間と緩やかにつながる「アウトドアリビング」
アウトドアリビングとは、リビングから続く延長線上にテラスやウッドデッキを設置して生活の一部として使用できる空間を指します。建物の内と外を緩やかにつなげるアウトサイドリビングをつくると、視覚的に空間が外に広がるように見えて、より広さを感じやすくなる点がメリットです。
休日はバーベキューをしたり、自然光の下でゆっくりと過ごしたりするのはもちろん、子どもやペットの遊び場としての活用もできます。ただし、外からの視線が気になりやすいので、目隠しを設置することが大切です。
屋外と屋内のいずれの良さも併せ持つ「土間」
土間とは、屋外と屋内を繋ぐ中間地点のような空間のことです。昔の日本住宅では一般的であり、その使い勝手の良さから近年の住宅建築でも取り入れるケースが増えています。玄関スペースを土間にするメリットは、何といっても活用の幅が広がることです。
たとえば、アウトドア用品や子どもの遊具、シューズインクローゼットなど、多種多様な使い方ができます。広いスペースを確保できる場合は、小さなお子さんの遊び場としても活用できるでしょう。
家族のプライベート空間としても使える「インナーガレージ」
インナーガレージとは、住宅に駐車スペースを組み込んだガレージのことです。建物と続くガレージのため、雨の日でも濡れずに荷物の出し入れができる点が大きなメリットですが、実はただの駐車スペースではありません。
インナーガレージを設置すると、家族の趣味のスペースや子どもの遊び場、ホームパーティーの場として活用できます。またガレージ内に収納スペースを設けると、外物置を設置しなくてもアウトドア用品や冬用タイヤなどを収納できるため、すっきりと暮らすことが可能です。
インナーガレージ(ビルトインガレージ)につきまして、詳しくはこちらをご覧ください。
広い平屋の間取りで注意すべきポイントとは?
広い平屋は快適性が高まりますが、さらに快適で暮らしやすい家にするためには以下の注意点に気をつけましょう。
生活動線はシンプルにまとめる
平屋は、2階がないためワンフロアにすべての間取りを入れる必要があります。広い平屋なら必要なスペースをすべて配置することは可能ですが、生活動線をコンパクトにまとめないと逆に効率が悪くなり、暮らしやすさが損なわれるでしょう。特に東西に細長い土地など、横移動が長くなる動線では暮らしにくくなる要因にもなります。
広い平屋の動線は、シンプルにまとめることが大切です。たとえば、キッチンや洗面所、お風呂場を集約すると、移動距離を短くできます。できれば不要な壁を取り払い、家の中をグルグルと回れる回遊動線をつくったり、通り抜けができるウォークスルークローゼットを採用したりするのもおすすめの方法です。
採光・風通しを確保する
平屋は、土地の形状によって採光や風通しの悪い部屋ができやすいデメリットがあります。
広い平屋ほど建物の中心にある居室に日光が届きにくく、風通しも悪くなりやすいため対策が必要です。
たとえば建物の広さが確保できるなら、中庭を建物の中心に配置しましょう。中庭を設けることで、居室の窓だけでなく家の中心部から採光や風通しを確保できます。中庭は外から見えないプライベートな空間となるので、プライバシーを重視したい人にもおすすめです。
広くて住み心地の良い「今どきの平屋」をトヨタホームで叶えよう
平屋は、40坪程度の広さを確保できると4~5人家族が快適に暮らすことが可能です。広い平屋を建てる際は、今回紹介したポイントを踏まえて快適な住まいを目指しましょう。ただし、住み心地の良い住宅を建てるには、施工実績が豊富なハウスメーカーに依頼することが大切です。
トヨタホームでは、広くて住み心地の良い「今どきの平屋」を提案しています。また、広さが十分確保できなくても、トヨタホームの独自の工法であれば広い空間を確保できます。
ライフスタイルに合わせた自由な間取りの設計を提案できる点もトヨタホームの魅力。広い平屋のイメージを具体的に掴むためにも、無料カタログの請求または展示場でお確かめください。
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