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2023.08.31

【注文住宅】間取りの決め方、6つの手順!人気の間取りアイデアも紹介

【注文住宅】間取りの決め方、6つの手順!人気の間取りアイデアも紹介

間取りを自分たちでイチから決められるのは、注文住宅の大きな魅力のひとつです。しかし、逆に何から手を付ければよいかわからず、困っている人も少なくないでしょう。

そこでこの記事では、注文住宅の間取りを決める際の手順やポイントを詳しく解説します。また昨今、人気が高い間取りアイデアについても紹介。トレンドを押さえた注文住宅を建てたい人は、ぜひチェックしてみてください。

6つの手順で紹介!注文住宅の間取りの決め方

注文住宅の間取り決めは、主に以下の6つの手順で行います。

①ゾーニング

②動線

③部屋の数

④収納スペース

⑤窓の位置

⑥採光・風通し

ここからは、それぞれの手順についてひとつずつ解説していきます。

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注文住宅の間取り決めの手順①ゾーニング

注文住宅の間取り決めの手順①ゾーニング

注文住宅の間取りを決める際に最も大切なのは、「ゾーニング」です。まず各ゾーンのおおまかな配置をしっかり決めておけば、空間にメリハリが生まれ、住みやすい家になるでしょう。間取りのゾーンには、大きく分けて以下の4つに分けられます。

・パブリックゾーン(リビングやダイニングなど)

・プライベートゾーン(主寝室や子ども部屋など)

・サービスゾーン(お風呂や洗面脱衣室など)

・通路ゾーン(廊下や階段など)

中でも、家族が集い過ごすパブリックゾーンであるリビングは、間取りで一番先に決めるとよいでしょう。日当たりや外からの視線、開放性などさまざまな要因を考慮して、どの場所が一番寛げそうかを考えながら配置を決定します。

リビングの場所が決まれば、キッチンやダイニングの場所も自然と決まるはずです。リビングとダイニングキッチンは少し分けて空間を区切るのか、それとも一つの空間にして広々としたLDKを作るのかなど、好みに合わせて決めるとよいでしょう。また、サービスゾーンである水回りの配置は家事動線に直結するため、お風呂や洗面脱衣所はキッチンの近くにまとめるのがおすすめです。

パブリックゾーンとサービスゾーンの場所が決まったら、次は寝室や子ども部屋などのプライベートゾーンの配置を決めます。スペースに余裕がある場合は、老後の暮らしを考えて主寝室は1階、子ども部屋は2階に配置する人も少なくありません。

こうして3つのゾーンが決まったら、最後に階段や廊下などの通路ゾーンの場所を決めましょう。階段は、玄関から2階に上がる昔ながらの「ホール階段」と、リビング内に設置する「リビング階段」があります。近年は家族とのコミュニケーションが取りやすいことから、リビング階段にする家庭が多いものの、冷暖房効率が下がったり音やニオイが2階に上がりやすかったりするなどのデメリットも。どちらの階段を採用するかは、ライフスタイルを考慮した上で決めましょう。

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注文住宅の間取り決めの手順②動線

各ゾーンの大まかな間取りが決まったら、次は自分たちの生活動線を盛り込んでいきましょう。動線には、主に以下の4つがあります。

・家事動線(料理や掃除、洗濯をする際の動き)

・生活動線(日常生活の動き)

・帰宅動線(帰宅後の動き)

・来客動線(来客が来たときの動き)

たとえば家事の負担を楽にしたいときは、洗濯物を洗った後にすぐに干せる場所を近くに配置するなど、家事動線を効率化する間取りを取り入れるとよいでしょう。

生活動線では、洗面脱衣室とお風呂、キッチンを回遊動線にしてスムーズに行き来できるようにするのもおすすめです。また、家族のコミュニケーションを活性化したいなら、帰ってきたら必ずリビングを通って各部屋にアクセスするような帰宅動線を取り入れてみてもいいかもしれません。

来客が多い家庭は、玄関から直接和室などのゲストルームにアクセスできるような間取りにすれば、プライベートな生活スペースを隠すことができます。このように、家の中でどのような動きをしたいのかしっかりとイメージして間取りに反映することで、より生活しやすい住まいが実現できるでしょう。

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注文住宅の間取り決めの手順③部屋の数

動線を間取りに盛り込んだ後は、具体的に家族構成に合った部屋数を決定します。一般的に、夫婦2人ならLDK+寝室で1LDK、夫婦+子どもの3人家族なら子ども部屋をプラスして2LDK、夫婦+子ども2人の4人家族なら、子ども部屋が2つの3LDKが暮らしやすい間取りといわれています。

まずは、子ども部屋をつくるかどうかを考えましょう。近年は共有スペースの一角に子ども向けにスタディコーナーを設けて、あえて子ども部屋をつくらないという家庭も増えています。とはいえ、子どもの成長に伴い、個室が必要と感じる場面も出てくるかもしれません。

個室の子ども部屋はつくらず、大きな部屋を可動式の間仕切りで2つの部屋に分ける形にしておくと、子どもが巣立った後の活用の幅が広がります。

また将来的に親世帯と同居する可能性がある、もしくは来客が多い場合は、1階に和室などのゲストルームを設けるのもおすすめです。現在の生活だけでなく、将来的な視野も含めて部屋数は決めるようにしましょう。

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注文住宅の間取り決めの手順④収納スペース

注文住宅の間取り決めの手順④収納スペース

収納スペースは、間取り決めで後回しになりやすい部分です。しかし収納スペースが少ないと物が生活スペースに溢れ、暮らしてから不便さを非常に感じやすくなります。「どのくらい収納できるか」と「出し入れがしやすいか」を考慮した収納スペースを確保しましょう。

狭小住宅で床面積に限りがあると、収納スペースを削りがちですが、家のデッドスペースを活用して収納スペースが確保できないか検討してみましょう。たとえば、階段下にスキップフロアを作ったり、小屋裏スペースにロフトを配置したりすれば、大容量の収納スペースが確保できます。

一般的に、戸建て住宅における収納率は10~15%が目安といわれています。この数値を目安に収納スペースを確保しましょう。

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注文住宅の間取り決めの手順⑤窓の位置

窓の位置は建ててから変更できない箇所のため、購入した土地の特徴や周囲の環境などを考慮して慎重に決めるようにしましょう。

たとえば隣家との距離が近い場合は、音漏れや騒音対策が起きにくいような位置に窓を設置することが大切です。特にリビングは、家族の会話やテレビの音など大きな音が発生しやすいため、注意しましょう。

また、大開口窓は開放感があるものの、外や道路から部屋が丸見えでカーテンを開けにくいという場合もあります。窓の位置だけでなく、窓の大きさも周囲の環境をよく考えて決めることが大切です。

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注文住宅の間取り決めの手順⑥採光・風通し

住宅の暮らしやすさは、採光と風通しにも左右されます。日当たりや通気性が悪い家は、暗く湿気がこもりがちです。窓だけでは採光や風通しが確保しづらいときは、違う方法での対策を検討しましょう。

たとえば窓からの採光が難しいなら、吹き抜けをつくり、さらに天窓や高窓を設置して、高い位置から採光する方法がおすすめです。また風通しに関しては、2箇所以上の窓を対角線上になるように窓を配置すると、家の中に空気の流れを作ることができます。特に住宅密集地はどうしても採光や風通しを確保しづらいため、意識的に間取りに取り入れるようにしましょう。

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注文住宅に取り入れたい人気の間取りアイデア

ここからは、基本的な間取りにプラスして取り入れたい人気の間取りアイデアを紹介します。

ワークスペース・書斎

ワークスペース・書斎

テレワークやリモートワークの普及から、近年ではワークスペースや書斎を取り入れる人が増えています。個室に限らず、リビングの一角や階段下のデッドスペースを活用する間取りも人気です。

パントリー

キッチン近くに作る収納用の小さな部屋「パントリー」も人気の間取りです。一ヵ所にまとめて食品や調味料を保管できるため在庫の管理がしやすく、家事動線もコンパクトにまとめることができます。

ランドリールーム

共働き夫婦の増加により家事の時間の確保が難しい中、24時間365日いつでも洗濯ができるランドリールームを取り入れる人も増えています。1つの部屋で洗う、干す、畳むという作業が完結するため、洗濯の効率化に役立つでしょう。

ビルトインガレージ

駐車スペースのほかにも、活用の幅が広いビルトインガレージも人気です。広めにスペースを確保できれば、収納スペースとしてはもちろん子どものちょっとした遊び場や家族のパーティー会場にもなり、家族にとって便利な場所になるでしょう。

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注文住宅の実績多数!間取りで悩んだらトヨタホームの展示場に行こう

一生に一度の家づくりを成功させるためには、注文住宅の施工実績が多いハウスメーカーに相談することが大切です。その点、これまで数多くの注文住宅を手掛けてきたトヨタホームなら、間取りのアイデアも豊富に持ち合わせているため、暮らす人のライフスタイルに合った住宅の提案をすることができます。

トヨタホーム独自の鉄骨ラーメンユニット構造は、優れた耐久性や耐震性を発揮するだけでなく、自由自在なデザイン設計も可能にします。もし注文住宅で悩んだら、ぜひ一度トヨタホームの展示場まで足を運んでみてはいかがでしょうか。理想の家づくりをかなえる間取りアイデアに出会えるはずです。

【全国のトヨタホーム展示場を探す】https://www.toyotahome.co.jp/kyoten/?ad_cd=hometag

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