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2024.09.11

中庭のある家の間取り実例!メリット・デメリット、家づくりのポイントも紹介

中庭のある家の間取り実例!メリット・デメリット、家づくりのポイントも紹介

中庭のある家の間取り実例!メリット・デメリット、家づくりのポイントも紹介

ただの庭ではなく、プライベート空間になる屋外スペースが欲しい…といった理由から昨今、「中庭」が注目されています。では、中庭をつくるとどんな間取りになるのでしょうか?

そこでこの記事では、どんな間取りが自分たちの理想に近いか知りたい人向けに、実際の間取り実例を紹介します。合わせて、中庭のある家を建てるメリット・デメリット、建てる際のポイントについて解説するので、実際の暮らしをイメージするためにお役立てください。

いま、中庭のある家が人気!その理由とは?

【実例4】ガレージと室内をつなげる中庭のある住まい

中庭を取り入れた注文住宅が人気の理由は、日本特有の住宅事情が大きく関係しています。日本の住宅事情は、都市部を中心に道路に面しているケースや隣家との距離が近いケースが多く見られます。せっかく庭をつくっても道路や隣家からの目線が気になり、十分に活用できないと悩んでいる人もいるでしょう。

そこで、屋外にいながらゆっくり過ごしたいという理由から、建物で庭を囲む中庭が注目されています。中庭があればプライベート空間が確保できるうえ、屋外でも室内のような空間になり開放感が味わえます。

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中庭のタイプ

中庭のタイプ

中庭は主に3つのタイプがあり、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。タイプごとの特徴を押さえ、家族のライフスタイルと照らし合わせて具体的なイメージを固めましょう。

L字型タイプ

建物を上から見るとアルファベットのL字に見える形で、中庭が二面の外壁に囲まれている形状です。最も開放的な空間になるタイプのため、外からの視線をあまり気にしない人に向いています。

コの字型タイプ

カタカナのコの字に見える形状をしており、三面が壁に囲まれている形状です。適度な開放感がありつつも、プライバシーを確保できます。複雑な形状になり建築費用は高くなりやすいものの、外から中庭へのアクセス性が高いため、中庭でガーデニングをしたい人におすすめです。

ロの字型タイプ

カタカナのロの字のように、四面が壁に囲まれた形状です。家の中央部に配置するケースが多く、全面を窓にすることで太陽光を取り入れやすくなります。壁や窓が増える分だけ建築費用が高くなりやすく、中庭を避けて回り道をする動線になるデメリットはあるものの、完全にプライバシーを守れる点は大きなメリットです。

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中庭のある間取り実例!

注文住宅の間取りに中庭を取り入れるなら、実際に建てた人の声を参考にするのがおすすめです。そこで、中庭のある間取りをトヨタホームの施工例をもとに紹介します。

リビングに面したスクエアな中庭のある住まい

リビングに面したスクエアな中庭のある住まい1階

リビングに面したスクエアな中庭のある住まい2階

オーナー様には、プライバシーを確保しつつ、自然を感じられる暮らしを実現したいという願いがありました。そこで生まれたのが、大空間のリビングに中庭が直結した間取りです。

中庭に面した窓によって採光と通風性能が高く、光熱費の節約にもつながっているようです。中庭にベンチを置いたり、子ども用のプールや砂場を用意したりするなど、さまざまな使い方ができるとして満足度が高まっています。

リビングに面したスクエアな中庭のある住まいの建築実例はこちら

リビング・ダイニング・和室に囲まれた中庭がある住まい

リビング・ダイニング・和室に囲まれた中庭がある住まい1階

リビング・ダイニング・和室に囲まれた中庭がある住まい2階

家族との時間を大事にするオーナー様の希望に沿うように、どこにいても家族の姿が目に入りやすい間取りです。ウッドデッキの中庭は、リビング・ダイニング・和室のどこからでも出入りでき、家庭菜園やバーベキューなども楽しめるプライベート空間です。中庭に面する開口部は大きいものの、トヨタホームのオリジナル全館空調システム「スマート・エアーズ」の採用により、24時間安定した温度を維持できます。

リビング・ダイニング・和室に囲まれた中庭がある住まいの建築実例はこちら

広いリビングから続く開放的な中庭のある住まい

広いリビングから続く開放的な中庭のある住まい1階

広いリビングから続く開放的な中庭のある住まい2階

「できるだけ窓を多く、そして開放感を。さらに、どこか見どころのある家に」というオーナー様の希望を実現するために、1階には大空間LDKと和室を配置し、さらにどの部屋からもアクセスできる中庭を家の中心部に据えました。すべての部屋から中庭が見える点にも大満足しているとのことで、セカンドリビングとしても活用しているようです。

広いリビングから続く開放的な中庭のある住まいの建築実例はこちら

シンボルツリーがひときわ目を引く中庭のある住まい

シンボルツリーがひときわ目を引く中庭のある住まい1階

シンボルツリーがひときわ目を引く中庭のある住まい2階

オーナー様の希望は「屋内に想像を超える開放感をつくる」ことでした。そこで、玄関ホールには吹き抜け、家の中心に中庭を設け、縦にも横にも広がりのある空間を実現しています。中庭にはシンボリツリーが植えられており、風景が切り取られたように見える様子に驚きの声をあげるゲストもいるようです。

シンボルツリーがひときわ目を引く中庭のある住まいの建築実例はこちら

野鳥のさえずりや心地よい風を感じられる中庭のある平屋の住まい

野鳥のさえずりや心地よい風を感じられる中庭のある平屋の住まい

以前の住まいに生活動線の問題があったため、平屋の家を希望していたというオーナー様。吹き抜けによる開放感に加え、各部屋からフラットにつながる中庭も一緒に暮らすペットが走り回れるほど広々としたスペースに仕上げました。中庭には、自然を身近に感じながらくつろぐこともできるようにテーブルセットを用意しています。

野鳥のさえずりや心地よい風を感じられる中庭のある平屋の住まいの建築実例はこちら

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中庭のメリット

中庭のメリット

ここまで中庭を取り入れた間取りの実例を見てきましたが、そもそも中庭にはどのようなメリットがあるのでしょうか。特に注目したい3つのメリットを解説します。

部屋の日当たりや風通しが良くなる

中庭の場合、二〜四方向が建物の窓などで囲われている形のため、庭に面する複数の部屋で採光や風通しを確保できます。たとえば、北側にあって1日中暗くなりやすい部屋にも南向きの窓ができ、明るさを確保できるでしょう。隣家との距離が近く、窓の数が限られるとしても、中庭があれば風通しを確保できます。

外からの視線が気にならないプライベート空間になる

中庭を四方から囲む「ロの字型」にすると、外部からの視線を遮り完全なプライベート空間になります。自分たちのライフスタイルに合わせて気兼ねなく過ごせる空間は、癒しの場所としても活躍するでしょう。加えて、防犯性が高くなる点もメリットです。空き巣被害の多くは窓からの侵入といわれていますが、中庭があれば外とつながる壁面に大きな窓を設置する必要はありません。

外とのつながりが生まれて室内空間がより広く感じられる

中庭に面する窓を大開口にすると、外とのつながりが強調され、室内空間が視覚的に広く感じられます。たとえば、中庭をウッドデッキにしてリビングとフラットにつなげると、奥行きも感じられるでしょう。椅子やテーブルを置くと、セカンドリビングのような使い方ができる点も魅力です。

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中庭のデメリット

中庭のある家は快適な暮らしを実現できるとはいえ、デメリットもあります。建ててから後悔しないように、デメリットを把握したうえで導入を検討しましょう。

建物に凹凸が増えると建築費用が高くなりやすい

建物は壁の面が少ない方が建築費用を抑えられます。しかし、中庭をつくって凹凸が多くなると施工に手間がかかるため、建築費用が高くなる可能性があります。建築費用は、基本的に壁が多くなるほど高くなる傾向にあるので、L字型、コの字型、ロの字型の順に高くなると考えておきましょう。

定期的なメンテナンスが必要になる

中庭をキレイな状態に保つためには、定期的なメンテナンスが必要です。特に注意したいのは、排水溝のメンテナンスです。中庭に植栽をしていない場合でも、飛んできた落ち葉やゴミが排水溝に詰まると湿気がたまってしまい、虫やコケなどの発生リスクが高まります。詰まりが酷くなると業者に依頼して掃除をしてもらう必要があるので、定期的な掃除をすることが大切です。

居住スペースが狭くなる

土地の敷地面積を十分に確保できれば問題ないものの、狭い土地に中庭をつくると居住スペースを削る必要があります。たとえば、中庭とリビングの面積を広くした結果、キッチンや子ども部屋が狭くなるなどの弊害が出ます。家づくりのコンセプトとして中庭を最優先したいケースもあるかもしれませんが、居住スペースが狭くなる点を考慮して十分に検討しましょう。

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中庭のある住まいで快適に暮らすためのポイント

中庭のある住まいは魅力度が高いとはいえ、快適に暮らすためには注意すべきポイントがあります。特に気をつけたい2つのポイントを解説します。

負担にならない生活動線を考える

中庭をつくると生活動線が長くなりやすいので、設計段階で動線計画を十分に検討しましょう。特にL字型やコの字型は、移動距離が長くなるので注意が必要です。

ロの字型の中庭を家の中央に配置すると回遊動線が生まれるため、中庭の通り抜けを前提とした動線計画を考えるとよいかもしれません。しかし雨の日など天候が悪い日は、外に出るのが大変…と住んでから後悔するケースもあります。できるだけ負担のない生活動線を検討しましょう。

耐震性や断熱性などの機能面もしっかり考慮する

中庭にすると、建物に窓が多い構造になります。窓が多いと採光や風通しの良い家になり、快適性は高くなるものの、壁が少なくなるため耐震性の面では心配が増えます。

また、屋内と屋外の熱移動は窓を介して行われるため、夏は暑く冬は寒い家になりがちです。光熱費にも影響を及ぼす要素なので、家の断熱性能を高める方法についても十分に考慮しましょう。

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中庭の間取りアイデアが豊富!トヨタホームで憧れの住まいを手に入れよう

中庭のある家は、注文住宅のなかでも人気の間取りです。中庭を設けることで日当たりや風通しが良く、プライバシーを確保しつつ開放感のある住まいを実現できます。今回紹介した中庭の実例を参考に、具体的な計画を立てましょう。

トヨタホームは注文住宅の施工実績が多く、中庭の活用方法や間取りアイデアが豊富です。トヨタホーム独自の鉄骨ラーメンユニット構造であれば、大空間のリビングを配置しても高い耐震性を保てます。トヨタホームの中庭が気になる人は無料のカタログ請求、もしくはお近くの展示場でご確認ください。

【カタログ請求はこちら】https://www.toyotahome.co.jp/s/catalog/list/?ad_cd=hometag

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中庭のある家の間取りに関するよくある質問

中庭のある家にかかる費用は?

中庭のある家を建てる際の費用は、中庭のサイズ、デザイン、使用する材料、そして建築業者によって大きく異なります。
一般的に、中庭を設けることで建築費用は増加する傾向にあります。
中庭の設計には、追加の土木作業、ランドスケープデザイン、特別な材料の使用などが含まれることが多く、これらは全体の建築費用を押し上げる要因となります。
また、中庭のメンテナンスや維持にも費用がかかります。
具体的な金額を出すのは難しいですが、中庭のある家を建てる場合、通常の家づくりに比べて数百万円から数千万円程度の追加費用がかかることを覚悟する必要があります。
最終的な費用は、お客様の要望に応じた設計と仕様に基づいて決定されますので、具体的な計画を立てる際には、建築業者や設計士と詳細な打ち合わせを行うことが重要です。

中庭のある家は何坪から建てられますか?

中庭のある家を建てる場合、最小でも約20坪以上の敷地が必要とされます。
しかし、中庭を取り入れた家の魅力を最大限に活かすためには、30坪以上の敷地が望ましいとされています。
敷地の広さや家の設計によっては、もっと広い敷地を必要とする場合もあります。
中庭を設けることで、自然光を取り入れたり、プライバシーを保護したりするなど、住まいに開放感と機能性をもたらすことができます。

中庭のある家の特徴は?

中庭のある家の特徴は、自然光を室内に取り入れやすく、開放感を持たせることができる点です。
また、プライバシーを保ちながら屋外空間を楽しむことができるため、都市部でも自然とのつながりを感じることが可能です。
中庭は家族の憩いの場として、またはガーデニングやアウトドアリビングスペースとして活用することができます。
さらに、中庭を取り囲むように家を配置することで、風通しを良くし、自然の冷暖房効果を得ることができるため、エネルギー効率の良い住まいを実現することも特徴の一つです。

中庭を安くするにはどうしたらいいですか?

中庭を安くするためには、以下のような方法が考えられます。
1. シンプルなデザインを選ぶ
複雑なデザインや高価な素材を使用すると、コストが上がります。シンプルなデザインを選ぶことで、材料費や工事費を抑えることができます。
2. 自然素材を活用する
自然石や現地で手に入る植物を使用することで、材料費を抑えることができます。また、自然の風合いを生かした中庭は、時間が経つにつれてより魅力的になります。
3. 既存の要素を活用する
既存の樹木や地形を活用することで、新たに材料を購入したり、大掛かりな工事を行ったりする必要がなくなります。
4. 段階的に整備する
一度に全てを整備するのではなく、段階的に中庭を整備することで、初期投資を抑えることができます。また、時間をかけて中庭を育てる楽しみもあります。
中庭を安くするためには、計画的に予算を管理し、無駄な出費を避けることが重要です。自分のニーズに合った方法を選び、賢く中庭を整備しましょう。

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