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2023.11.25

吹き抜け窓のデザイン性を高めるポイント!建築実例や注意点も解説

吹き抜け窓のデザイン性を高めるポイント!建築実例や注意点も解説

吹き抜け窓のデザイン性を高めるポイント!建築実例や注意点も解説

吹き抜けの天井や壁に窓を設置することで、室内が明るく開放的な空間になります。さらにこだわりたいのが「窓選び」です。吹き抜けの窓選びは、外観に影響を与えるほど重要なポイントともいえます。

そこで、今回は吹き抜けの窓をおしゃれに仕上げたい人に向けて、デザイン性を高めるポイントや設置する際の注意点について解説します。この記事を読むことで、デザイン性と機能性を兼ね備えた吹き抜け窓を設置できるようになるでしょう。

吹き抜け窓を設置するメリット

吹き抜け窓を設置するメリット

吹き抜け窓には「天窓(トップライト)」と「高窓(ハイサイドライト)」の2種類があります。天窓は文字通り天井に取り付ける窓のことで、頭上から暖かな陽の光が差し込みます。

高窓は天井付近の壁の高い位置に設置され、壁や床に反射する間接照明のような柔らかい光が入る窓です。このような吹き抜け窓を設置するメリットについて、ここから解説します。

部屋全体が明るく開放的な空間になる

吹き抜け窓を設置すると高い位置からの採光を確保することができ、1階部分にも自然光が届きます。そのため室内全体が明るくなり、開放的な空間になる点が大きなメリットです。また高い位置に窓があることによって、視線が外に抜けて広がりを感じやすくなります。

ただし、高い位置であればどこに窓を取り付けても良いというわけではなく、窓の位置によって光の入り方は変わります。南向きなら自然光が取り込みやすくなりますが、夏場は室内が暑くなりやすい点に注意が必要です。

1階から2階への風の通り道がつくれる

高い位置に窓を設置すると、1階で取り込んだ風を2階に逃すルートが生まれます。自然に風の通り道をつくれるので、心地よい空気で部屋中が満たされる点も吹き抜け窓を設置するメリットの1つです。風通しが良いと夏場のエアコンの使用量も抑えられ、電気代の節約にもつながります。

プライバシー性に優れている

住宅密集地だと、窓を設けた際に外からの視線が気になってしまいます。しかし天井に配置する天窓にすれば、外からの視線がまったく気になりません。プライバシー性に優れているので、いつでも窓を開けて風を取り込めます。また外から見えないので、防犯効果も高くなります。

家全体のデザイン性が高くなる

窓は機能性だけではなく、外観にも影響を及ぼす重要な要素です。おしゃれな窓を設置すると外観のアクセントになり、よりセンスの良さが際立ちます。大開口の窓を設置すれば、開放感や高級感のある仕上がりになり、縦長の窓であればスタイリッシュな雰囲気の外観デザインが可能です。

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吹き抜け窓を設置するデメリット

吹き抜け窓には、メリットだけではなくデメリットもあります。デメリットについても押さえておきましょう。

夏は天窓から注ぐ直射日光で部屋が暑くなりやすい

天窓を設置すると上から直射日光を取り込むため、室内の気温が上昇しやすくなります。冬場であれば室内が暖かく感じられますが、夏には部屋の温度が上がりやすくなるでしょう。

全方角の中で、メリットが一番多いのは北向きの窓です。南向きの窓は採光面では優れているものの、室温が高くなりやすい傾向があります。しかし北向きの窓であれば、差し込む光は柔らかく明るさだけを取り込むことができるでしょう。光が強すぎる場合は、カーテンを設置することで解消できます。吹き抜けにつけるカーテンについては、後ほど詳しく紹介します。

吹き抜け窓の掃除が大変

天窓や高窓のサッシにもホコリがたまります。外の窓に鳥のフンがつくこともあるでしょう。しかし、自分で屋根に登って掃除をするのは危険が伴います。そのため、吹き抜けの掃除をする際には業者に依頼する家庭も多く、業者に依頼すると費用がかかる点には注意が必要です。天窓周りに施工してあるゴムパッキンの劣化によって、雨漏りが発生するケースもあります。

天窓にあたる雨音が大きく感じられる

雨が降ると、垂直に近い形で天窓に雨が当たります。そうすると、雨音が室内に響きやすくなってしまいます。普段の生活ではあまり気にならないかもしれませんが、就寝中だと豪雨の音で眠れなくなってしまうことがあるかもしれません。雨音も自然の音として楽しめるという人でなければ、寝室にはあまり天窓を作らないほうが良いでしょう。

断熱性が低下しやすい

窓が多い家は、断熱性が下がりやすい家ともいえます。開口部である窓は熱が出入りしやすい場所です。特に冬場は、1階で暖房をつけても暖かい空気は上昇して2階に暖かい空気が溜まりますが、吹き抜け窓が上部にあることでその熱が外に逃げやすくなります。

天井部分に溜まった空気を攪拌するために、天井にシーリングファンを設置するのも有効ですが、熱が逃げにくいよう断熱性能が高い窓やサッシの採用も検討しておきましょう。

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吹き抜け窓のデザイン性を高めるポイント

デザイン性が高くおしゃれな住宅にするためには、吹き抜け窓そのもののデザインだけではなく、どこに配置するかも重要です。吹き抜け窓のデザイン性を高めるためのポイントを解説します。

窓は1枚ではなく、複数枚を並べて設置する

1つの大きな吹き抜け窓を設置するほうが、より多く採光を確保できて効率的です。しかしデザイン性を高めたいなら、1つの大きな吹き抜け窓よりも複数枚の窓を並べて配置しましょう。

また吹き抜け窓を複数枚配置する際は、縦や横のラインで窓をそろえるとスタイリッシュな印象になります。多くの開口部から光が差し込むことで、室内も一層明るくなるでしょう。

窓からの光の入り方を意識する

吹き抜けのどの場所に窓を設置するかによって、光の入り方が変わります。吹き抜け窓の設計デザイン次第で、スポットライトのような光や間接照明のような柔らかな光が差し込み、室内空間の雰囲気がぐっとおしゃれになります。光と影のコントラストによって、部屋に奥行きや広がりをつくることができ、空間にさまざまな表情を生み出すことが可能です。

窓から見える景色を想像する

吹き抜け窓を設置するときは、窓の外の景色を想像してみましょう。吹き抜け窓からお隣の屋根や壁が見えたらがっかりしてしまうかもしれません。しかし高い位置にある吹き抜け窓からは、場所によっては緑や青空、月が見えることもあります。吹き抜け窓から美しい景色が広がれば、「ピクチャーウィンドウ」となり、部屋のアクセントになります。

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吹き抜け窓の設置する際の注意点

吹き抜け窓を設置するときは、デザイン性だけではなく快適に過ごせるかどうかも重要です。ここでは吹き抜け窓を設置する際の注意点を解説します。

暑さ・寒さ対策にはカーテンかロールスクリーンを設置する

吹き抜け窓だけだと、外気の暑さや寒さがダイレクトに室内に伝わってしまいます。それを遮るためには、カーテンやロールスクリーンを設置しましょう。吹き出し窓は高い位置にあるため、電動タイプにすると簡単に開け閉めができます。

外からの視線が気になるならくもりガラスの採用を検討する

透明の吹き抜け窓を設置すると外からの視線が気になる場合は、かすみガラスや型ガラス、くもりガラスの設置を検討してみましょう。そうすれば視線を遮り、優しい光だけを取り込むことができます。

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吹き抜け窓がおしゃれな住まい建築実例

ここでは、トヨタホームが手掛けた吹き抜け窓がステキなお家の建築実例をご紹介します。

大きな高窓から光がたっぷり差し込む明るいLDKのある住まい

大きな高窓から光がたっぷり差し込む明るいLDKのある住まい

大空間の吹き抜けに大きな窓を設置した開放感あふれるLDKです。たくさんの光を取り込むことができ、1日中明るい空間です。窓からは電線のない青空も見えるそうで、まさに大きなピクチャーウィンドウになっています。

吹き抜けのある住まいの実例:福岡県/I様邸

家族のだんらんを照らす、爽やかな光が差し込むリビングダイニング

家族のだんらんを照らす、爽やかな光が差し込むリビングダイニング

リビングダイニングに吹き抜けを設け、高窓を設置しています。思った以上に自然光が入ってきますが、眩しくはないそうです。明るいリビングダイニングは、綿密な設計の上に成り立っています。

吹き抜けのある住まいの実例:滋賀県/N様邸

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おしゃれで開放的な吹き抜けのある住まいならトヨタホーム!

吹き抜けに設置する窓は採光の確保だけではなく、外観や内装のデザインにも影響を与える重要なポイントです。トヨタホームは注文住宅の施工実績が豊富なので、暮らしに合った吹き抜けを提案できます。また独自の鉄骨ラーメンユニット構造で、耐震性を確保しながら大きなLDKや吹き抜け、大きな窓も設計可能です。

気になる方は、ぜひお近くの展示場へお越しください。トヨタホームの実例や魅力が詰まったカタログも無料で取り寄せることができます。

【全国のトヨタホーム展示場を探す】https://www.toyotahome.co.jp/kyoten/?ad_cd=hometag

【カタログ請求はこちら】https://www.toyotahome.co.jp/s/catalog/list/?ad_cd=hometag

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