誰しも、毎日を心地よく暮らしたいと思いますよね。快適な住まいづくりのためには、インテリアが欠かせません。しかし、一口にインテリアといってもデザインや形はさまざま。気になったアイテムを集めていたら、まとまりがなく落ち着かない部屋になってしまった…という経験がある方もいるのではないでしょうか。快適な住まいづくりには、間取りとインテリアを並行して考えていくことが大切です。今回は、快適な住まいを手に入れるため、知っておきたいインテリアのポイントをご紹介します。
インテリアは心地よく暮らすためにとても大切
心地よさは人によってそれぞれ違いますが、好みの色やデザインのインテリアを使って、趣味やライフスタイルに合った空間に彩れば、心地よく、そして快適に過ごすことができます。インテリアとは、室内空間を彩る「室内装飾品」を意味する言葉で、カーペットや壁紙、家具、カーテン、照明器具、キッチンなど、すべてがインテリアに含まれます。
インテリアのポイントは、人・空間・モノが調和するよう、バランスを取りながらコーディネートしていくこと。
「これからどんな暮らし方をしよう」
「家族にとって居心地がよいのはどんな空間かな」
など、具体的にイメージしながら、快適な空間をつくりましょう。
インテリア選びのポイント
住まいのインテリアを考えるとき、押さえておきたいポイントは次の4つ。イメージを膨らませながら、アイテムを選んでいきましょう。
家具選びのポイント
どんな雰囲気のお部屋にしたいのか決まっている人は、イメージに合った家具を選びましょう。一方、すでにお気に入りの家具がある人は、家具に合わせて全体をコーディネートします。
ただし、いずれの場合でも、実際に家具を決めるときには、縦・横・奥行きなど、家具を細かく採寸することが大切。間取り図を広げながら、お部屋のサイズに合った家具を選びましょう。見落としてしまいがちなのは家具の高さで、たとえば「照明器具をつけたら家具と当たってしまいそう」というケースも。また、高さの低い家具を選ぶと部屋が広く見えるので、家具選びの参考にしてくださいね。
照明選びのポイント
照明は、お部屋の印象を大きく左右するアイテム。天井に埋め込まれた「ダウンライト」、天井からチェーンやコードで吊り下げる「ペンダントライト」や「シャンデリア」、天井に直付けする「シーリングライト」などいろいろな種類があります。イメージした空間にふさわしい照明を選びましょう。
また、電球を選ぶときには、“光の色”にもこだわりたいところ。オレンジっぽい暖色系の光は、温かくリラックスした雰囲気になるため、リビングや寝室、和室など、くつろぐためのお部屋におすすめ。一方、青みがかった光は集中力を高めるのに適しているため、オフィスや書斎、勉強部屋などに取り入れるといいでしょう。
カラーコーディネートのポイント
カラーコーディネートでは、最初にテーマカラーを決めて、全体をまとめながら好きな色を1~2色取り入れると、アクセントになってバランスが取れます。色物はカーテンやクッションなどの小物で取り入れると、全体をまとめやすくなります。
インテリアのパターン
インテリアにはさまざまな種類があります。お気に入りのパターンで統一するだけでなく、「北欧×モダン」「シンプル×ナチュラル」など、複数のパターンをミックスするのもオシャレです。
北欧
和
モダン
シンプル
ナチュラル
カジュアル
色選びのポイント
インテリアを考えるとき“色”は重要なポイント。人は色によって温かみを感じたり、安らぎや落ち着きを感じられたり、さまざまな影響を受けています。インテリアを考えるときは、こうした色の特徴をうまく利用して、心地よい空間づくりを目指しましょう。
配色では、同じようなトーンでまとめると統一感が出ます。一方、個性的な雰囲気にしたいときは、違うトーンの色を組み合わせると、アクセントがきいた空間になります。
色のイメージとポイント
【まとめ】
インテリアにこだわった住まいはとても素敵です。これから住まい選びをする人は、どんな暮らしをしたいのか、具体的にイメージを膨らませてみましょう。そして、イメージにふさわしいインテリアを選んで、快適な空間づくりを目指してくださいね。