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2023.12.29

【注文住宅】中庭のある家の間取りプラン!2階建て・30坪~40坪台の建築実例も紹介

【注文住宅】中庭のある家の間取りプラン!2階建て・30坪~40坪台の建築実例も紹介

【注文住宅】中庭のある家の間取りプラン!2階建て・30坪~40坪台の建築実例も紹介

注文住宅を建てるなら、豊かな暮らしを享受できるプラスワンのスペースがあるといいなと思いませんか?「外からの視線を感じずに自然の中で寛げるプライベート空間が欲しい」「家族だけでゆっくり過ごせる屋外スペースをつくりたい」という方にいま注目されているのが、「中庭のある家」です。

「中庭をつくるには広い土地が必要だから、うちは無理…」と考える方もいるかもしれません。しかし30〜40坪台の2階建てでも、プライベート感のある中庭をつくることは可能なのです。

そこでこの記事では、30〜40坪台で中庭のある2階建て注文住宅を実現した建築事例を紹介します。中庭のメリット・デメリットも紹介しますので、住み心地のよい家づくりにお役立てください。

中庭のある2階建てのメリット

中庭がある2階建ての家ではどのような暮らしが実現できるのか、まずはメリットから押さえていきましょう。

外からの目線を気にせずに屋外空間で寛げる

道路に面してつくる庭と違い、建物や壁に囲まれて外からの目線が届かない中庭は、プライバシーを守りながら自然の風や日光をたっぷり楽しめる贅沢な空間です。朝はパジャマのままでも庭に出られますし、お風呂上がりのバスローブ姿でも人目を気にすることなく寛ぐことができます。隣家との距離が近いと、隣家の2階から中庭での様子が見えてしまいそうですが、2階建てにして周囲を建物や壁で囲んだ状態なら見られることはありません。

また、防犯面でも安心です。道路に接したオープンな庭だと、子どもやペットを遊ばせるときに道路に飛び出してしまったり、不審者と接触したりする危険性があります。その点、簡単に侵入できない中庭は、子どもやペットが安全に遊べるスペースといえるでしょう。家の中からも目が届きやすいので、より安心です。

中庭を物干しに利用する場合も、人目が気にならないのは嬉しいですね。下着を見られたり盗まれたりしないよう、干し方に工夫をする女性は多いですが、中庭ならその手間もなくなります。

家族と過ごす時間が増える

中庭は屋根のないリビングのようなものです。天気のよい日には家族や友人とバーベキューを楽しんだり、子どもやペットを思いきり遊ばせたりできます。穏やかな日差しの中でお茶を飲みながら読書を楽しむ、マットを敷いてヨガやピラティスで健康づくりをする…なんて楽しみ方もよいですね。

もちろん、庭として利用するのも一案です。お好みのスタイルの庭園にして季節の花を楽しんだり、家庭菜園にして野菜を育てたりといった使い方もできます。植物の世話を通して、家族のコミュニケーションがますます活発になるのではないでしょうか。

二世帯住宅を建てる場合も、中庭をつくっておくと便利です。二世帯住宅は生活の距離が近く、お互いのライフスタイルや生活時間帯の違いがストレスになりかねません。建て方にもよりますが、建物を縦に分けて左右にそれぞれの世帯が住む「縦割りタイプ」で完全分離型の二世帯住宅では、中庭を共有スペースにすれば世帯間のクッションのような役目を果たしてくれます。程よい距離感を保ちながら、コミュニケーションが取れるでしょう。

室内の日当たりや風通しが良くなる

住宅密集地では、1階部分に十分な日当たりや風通しが確保できないケースがあります。また隣家との距離が近いために、窓の大きさや設置場所にも困ることが少なくありません。そうしたお悩みも中庭で解決できます。

中庭に面して大きな窓を設置すれば、北側の部屋でも陽光がたっぷり届きます。道路や隣家に面した場所には、ルーバー窓やすべり出し窓などのフルオープンではない窓を設置するとよいでしょう。室内に風の通り道を確保できますし、目隠しにもなります。

中庭は1階部分だけでなく、2階につくることも可能です。2階リビングにして中庭をつくれば、LDKに明るさと開放感をもたらすでしょう。

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中庭のある2階建てのデメリット

中庭のある2階建てを建てるにあたり、注意したい点としては主に次の3つが挙げられます。

・建築費用が高くなりやすい

・居住スペースを削らなければならない

・断熱性能が低くなる

また、生活するうえでも注意すべき点があり、設計段階でしっかりと対策をとることが大切です。ここからは、中庭のある2階建て住宅のデメリットについて解説します。

定期的に中庭のメンテナンスが必要

いくら外から見えないスペースとはいえ、景観の維持は大切です。せっかくつくった中庭も、荒れていたら寛ぐ気分になれないかもしれません。樹木や植物を植えた場合は、落ち葉を集めたり伸びた草を刈ったりする手間がかかります。オープンな庭と違い、壁に囲まれた中庭は落ち葉などのゴミがたまりやすく、お掃除の回数も多くなりがちです。

お掃除が面倒だからと放置しておくと、排水溝に落ち葉がたまり、雨が降ったときの排水に問題が生じます。水はけが悪いと中庭に湿気がこもり、家の中までじめじめした空気が入ってきて、カビや虫の発生につながることも…。まず設計時に雨水の経路と排水について念入りに検討すること、排水溝が詰まらないようにこまめに掃除をする必要があります。

生活動線が長くなりやすい

中庭をどのように配置するかにもよりますが、生活動線が長くなりやすいこともデメリットといえます。通常、隣りの部屋に行くときは直線で移動できますが、中庭を家の中心に配置するとぐるりと回りこまなくてはなりません。家族に高齢者がいる場合は、特に慎重に間取りを考える必要があるでしょう。

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中庭の間取りタイプ

中庭のある家は「L字型」「コの字型」「ロの字型」の3タイプに分かれます。上空から敷地全体を見たときの建物の形状と考えると、イメージしやすいかもしれませんね。ここでは、3タイプそれぞれの特徴について解説します。

L字型タイプ

2面だけが建物に面しているタイプの中庭です。開放的な中庭になりやすい半面、建物や庭の配置によっては外から見えてしまうので、プライバシーを確保しにくい面もあります。建物の形が比較的シンプルなため費用を抑えることができ、間取りも自由になりやすい点がメリットです。

コの字型タイプ

建物の3面で中庭を囲むタイプです。開放感があり、日光や風も取り入れやすい特徴があります。また屋外に出やすい形状なので、ガーデニングをしたい人におすすめです。ただし建物に凹凸が多くなることで建築費が高くなりやすく、間取りを工夫しないと生活動線が長くなりやすいデメリットもあります。

ロの型タイプ

中庭を建物4面でぐるりと取り囲むロの型タイプは、中庭が完全なプライベート空間になります。中庭のメリットを存分に味わいたい方におすすめのタイプですが、家の中はぐるぐると回る回遊動線になります。生活動線が長くなりがちなため、慎重に間取りを考えないと暮らしにくさを感じる家になるかもしれません。また3タイプの中で、建物の形状が一番複雑なため、建築費が高くなりやすいデメリットもあります。

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【建築実例】中庭のある2階建て・30坪~40坪の家

中庭のある家でどのような暮らしが手に入れられるのか、実例を見るとイメージしやすいのではないでしょうか。そこでここからは、実際にトヨタホームが建てた中庭のある家(30〜40坪台)の建築事例を紹介します。

【30坪台】自然を感じる暮らしを実現する中庭のある住まい

【30坪台】自然を感じる暮らしを実現する中庭のある住まい

コの字型の中庭のある2階建てです。中庭を眺められる1階リビングのタタミコーナーが、オーナー様のお気に入りの場所とのこと。スケルトンタイプのリビング階段がアクセントになると同時に、中庭からの光を遮ることなくゆったりとした開放感を与えています。

2階の浴室からも中庭のシンボルツリーが眺められるので、一日の疲れがしっかりと癒されそうですね。中庭は2階まで壁でしっかり囲まれているため、外から家の中を見られる心配はありません。

・敷地面積:124.02平方メートル(37.51坪)

・延べ床面積:122.62平方メートル(37.09坪)

中庭のある2階建て住まいの実例:愛知県/H様邸

【30坪台】LDKと玄関に光を届ける中庭のある住まい

【30坪台】LDKと玄関に光を届ける中庭のある住まい

主に通風・採光を目的とした、コの字型の中庭のある2階建てです。中庭の床はタイル仕上げのため、常にキレイな状態をキープできます。1階は全面LDKの広々空間で、中庭に面した3面の窓から明るい光が差し込みます。

大切な家族である動物たちが快適に生活できるよう、全館空調「スマート・エアーズ」を導入したというオーナー様。スタイリッシュかつ快適な空間で、暑い夏でも家族全員が心地よく生活できると大満足の様子です。

・敷地面積:179.42平方メートル(54.27坪)

・延べ床面積:121.02平方メートル(36.61坪)

中庭のある2階建て住まいの実例:静岡県/K様邸

【40坪台】1階全体と2階まで見える中庭のある住まい

【40坪台】1階全体と2階まで見える中庭のある住まい

玄関ドアを開けると目に飛び込んでくる、ホールの先の中庭の景色が印象的な2階建てです。中庭に面して1階・2階に大きな窓が設けられているため、室内に光がたっぷりと届き、ダイナミックな開放感が味わえます。リビングとダイニングに挟まれた中庭はウッドデッキ仕上げで、まさにセカンドリビングと呼ぶにふさわしい空間となっています。

・敷地面積:267.77平方メートル(81.00坪)

・延べ床面積:152.74平方メートル(46.20坪)

中庭のある2階建て住まいの実例:愛知県/T様邸

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暮らしを豊かにする中庭のある家をトヨタホームで手に入れよう

中庭は、屋外でありながらプライベートを満喫できる特別なスペースです。ライフスタイルに合った中庭のある家づくりが実現できると、生活の質がさらに向上します。

中庭の施工実績が豊富なトヨタホームでは、土地の敷地面積や家族のライフスタイルに合った中庭プランの提案が可能です。気になる方は無料のカタログを請求いただくか、お近くのトヨタホーム展示場でご相談ください。

【全国のトヨタホーム展示場を探す】https://www.toyotahome.co.jp/kyoten/?ad_cd=hometag

【カタログ請求はこちら】https://www.toyotahome.co.jp/s/catalog/list/?ad_cd=hometag

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