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2023.12.23

狭小住宅をガレージハウスに!メリット・デメリット、建築事例も紹介

狭小住宅をガレージハウスに!メリット・デメリット、建築事例も紹介

狭小住宅をガレージハウスに!メリット・デメリット、建築事例も紹介

都内に狭小住宅を建てる場合、駐車スペースの確保が難しく、車を手放そうと考える人もいるかもしれません。そんな場合は、「ガレージハウス」の建築を検討してみてはいかがでしょうか。

ガレージハウスは家の中に駐車場スペースを設置しながら居住スペースもしっかり確保できるため、狭小住宅のように床面積が限られる場合にも有効です。ただし、家の中に駐車スペースがあることで生じるデメリットについても忘れてはいけません。

そこでこの記事では、狭小地でガレージハウスを検討している人向けに、狭小住宅にビルトインガレージをつくるメリットやデメリット、ガレージハウスの建築事例を紹介します。ぜひこの記事を読んで、ビルトインガレージのある狭小住宅での暮らしについてイメージを膨らませてみてください。

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狭小住宅をガレージハウスにするメリット

ガレージハウスとは、建物の中に車庫を設けた住宅のことです。ここからは、そんなガレージスペースを狭小住宅に取り入れるメリットについて詳しく解説します。

近隣の月極駐車場を契約する必要がない

駐車スペースが住宅の敷地内にない場合、近隣の月極駐車場を契約しなければなりません。しかし都市部では駐車場代も高く、特に東京23区では安くても月々約2万円ほどかかります。このような金額を毎月払い続けるのは金銭的に大きな負担になりますが、ビルトインガレージをつくれば、その心配も必要ありません。

車の盗難や車上荒らし、いたずらの被害に遭うリスクが軽減される

近隣の月極駐車場に車を停める場合は家から目が届きにくく、車の盗難や車上荒らし、いたずらなどに合う危険性が高まります。特に高級車などは注意が必要ですが、建物の中に駐車できるビルトインガレージなら、防犯性を大きく高めることができるでしょう。

荷物の運び入れがスムーズにできる

自宅に駐車場スペースがあれば重たい荷物をすぐに家の中に運び入れることができ、近隣に月極駐車場を借りるよりも負担がありません。特に雨や風が強い日は、屋根が風雨をしのいでくれるため重宝するでしょう。さらに、室内とつながるビルトインガレージを設ければ、よりスムーズな荷物の出し入れが可能になります。

特に3階建て狭小住宅は、玄関から階段を使って荷物の運び入れをする動線になりやすいため、重たい荷物を運ぶ際の負担が大きくなりがちです。ビルトインガレージがあれば、車から室内までの動線が短くなるため、移動の負担が軽減できます。

駐車スペース以外でも活用できる

ビルトインガレージは子どもの遊び場や収納スペース、趣味の作業スペースなど、駐車スペース以外の用途にも幅広く活用できます。敷地面積いっぱいに建物を建てるケースが多い狭小住宅は、庭を確保しづらい面がありますが、ビルトインガレージをつくれば使い勝手のいいスペースとして活躍するでしょう。万が一、愛車を手放した場合も自転車やアウトドア用品の置き場として利用できる、汎用性の高さも魅力です。

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狭小住宅をガレージハウスにするデメリット

メリットの多いガレージハウスですが、狭小住宅に取り入れる際には特に注意すべきデメリットもあります。

居住スペースが減る

狭小住宅では床面積に限りがあるため、ビルトインガレージをつくるとその分、どうしても床面積が減ってしまいます。特に1階フロア全てをビルトインガレージにする場合は、居住スペースが2階と3階に限られるため、家族にとって必要な部屋数やスペースが確保しにくくなる点は注意が必要です。

立地条件によっては駐車しづらい

狭小地や変形地、特殊な形状の土地にガレージハウスを建てる場合は駐車スペースも土地に合わせた形状になり、場合によっては駐車がしにくくなります。駐車できる車種が限られたり、運転に自信がない人にはストレスになったりすることもあるかもしれません。

建物の耐震性に不安が残る

縦に細長い狭小住宅はペンシルハウスとも言われ、形状のバランスが悪く、大地震の際などは特に大きく揺れを感じやすくなります。大きな揺れが倒壊の危険性を高めるのはもちろんですが、ビルトインガレージのように1階部分に開口部があると家を支える壁や柱が少なくなるため、さらに耐震性が損なわれやすくなります。

そのため、狭小住宅にガレージハウスを取り入れる場合は木造ではなく、鉄骨づくりなどの耐震性の高い構造での建築を検討したほうがよいでしょう。

ガレージ内の排気ガス対策が必須

出入り口にシャッターを付けたクローズタイプのビルトインガレージでは、排気ガスが溜まりやすく、住宅とガレージがつながっていると家の中にまでガスが流れてしまうことがあります。なるべくガレージには換気扇や小窓を設置したり、隣接する居住スペースの窓に密閉性の高いものを採用したりして対策することが大切です。

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ビルトインガレージをつくるのに必要な面積

国土交通省の指針では、普通自動車1台分の駐車スペースの目安は「幅2.5m×奥行6.0m」とされています。壁に囲まれていることが前提のビルトインガレージでは、さらに幅に余裕を持たせた「幅3.0m×奥行6.0m」が必要最低限の寸法と考えましょう。車1台分なら4〜5坪程度の広さが必要で、車2台分なら8〜10坪程度の広さを確保しなければなりません。

15坪程度の狭小地にビルトインガレージをつくる場合、車1台分なら1階フロアに居住スペースを確保することも可能です。一方で、車2台分のガレージにするなら、1階フロアはすべてビルトインガレージにする必要があります。もし2階建てのガレージハウスを予定しているなら、居住スペースを確保するために3階建ても検討してみましょう。

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ビルトインガレージのある狭小住宅の建築事例

ここからは、トヨタホームが実際に狭小地に建てたガレージハウスの建築事例を紹介します。

車2台を駐車できるガレージがある住まい

車2台を駐車できるガレージがある住まい

敷地面積31坪の3階建て住宅です。1階に車2台駐車可能なガレージを設け、2階と3階を主な居住スペースにしました。リビングの吹き抜けやフルオープンのキッチンなどを取り入れることで、家全体を明るく開放的な空間に仕上げています。

3階建てガレージハウスの住まいの実例:静岡県/K様邸

敷地の高低差を活かした立体駐車場のある住まい

敷地の高低差を活かした立体駐車場のある住まい

敷地面積29坪の3階建て住宅です。土地の高低差を活かし、個人宅でありながら車2台が駐車できる立体駐車場のガレージを設けました。間取りは家事動線を意識しつつ、インテリアや内装にもこだわった洗練された空間となっています。

3階建てガレージハウスの住まいの実例:東京都/M様邸

高さのある車種でも駐車できる住まい

高さのある車種でも駐車できる住まい

敷地面積28坪の3階建て住宅です。1階には高さのあるミニバンでも2台は止められる大きな駐車スペースを確保しました。建築制限が厳しい準火災地域でも、リビングをインナーバルコニーまでつなげた大空間にするなど自由度の高い間取りを取り入れています。

3階建てガレージハウスの住まいの実例:東京都/Y様邸

ガレージを吹き抜けにした住まい

ガレージを吹き抜けにした住まい

敷地面積29坪の二世帯住宅です。1階を親世帯、2・3階を子世帯とした完全分離型で、お互いのプライベートも尊重しつつ、気配を近くに感じることができます。ガレージを吹き抜けにすることで、通常はオーバーしてしまう容積率の問題もクリアしています。

3階建てガレージハウスの住まいの実例:東京都/N様邸

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建築制限のある土地でも快適なガレージハウスを建てるならトヨタホームにおまかせください

建築制限の多い都市部の土地でも自由に間取りを設定したい方は、トヨタホームの住宅がおすすめです。トヨタホームなら25cm単位で建物の拡張や配置が可能なだけでなく、狭小や変形の敷地でも、空間を隅々まで有効に使うことができます。採光や通風、プライバシーの確保など、周辺環境やライフスタイルに合わせたプラニングも可能なので、詳しく知りたい方はぜひ一度カタログ請求や、お近くの展示場に足を運ぶなどしてみてはいかがでしょうか。

【全国のトヨタホーム展示場を探す】https://www.toyotahome.co.jp/kyoten/?ad_cd=hometag

【カタログ請求はこちら】https://www.toyotahome.co.jp/s/catalog/list/?ad_cd=hometag

https://www.toyotahome.co.jp/s/catalog/request/?c=c079,c134

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