近年、昔ながらの純和風の平屋だけではなくおしゃれな平屋を建てる人が増えてきました。なかでも、モダンスタイルのデザインが目を引きます。「自分もモダンでおしゃれな平屋を建てたい…」と思うものの、決めることが多すぎるため、具体的に何をすればいいのか分からないという人も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、モダンでおしゃれな平屋を建てたい人向けに平屋のデザイン性を高めるコツを紹介します。平屋を建てる際のポイントが明確になり、理想の平屋づくりに一歩近づけるようになるでしょう。
<本記事はこんな人におすすめ>
・平屋のおしゃれな内装とは?内装をおしゃれに仕上げるポイントを知りたい方
・おしゃれな内装には間取りも重要?デザイン性と実用性を兼ね備える間取りの決め方を知りたい方
・おしゃれな平屋の実例は?実際のモダンでおしゃれな平屋の建築実例を確認したい方
<本記事でわかること>
・平屋をおしゃれな内装に仕上げるためには、事前にコンセプトを決めておくことが重要
・おしゃれな内装には、縦の視覚的な広がりや屋外とのつながりを意識した間取り設計も欠かせない
・おしゃれな内装の平屋を手に入れたいなら、実績豊富なトヨタホームに相談するのがおすすめ
平屋とは
平屋とは、簡単に述べると「一階建ての建物」のことです。2階建てとは異なり、リビングや寝室、浴室、トイレなどがすべてワンフロアに集約されています。
平屋には間取りの自由度が高い・暮らしやすいといった魅力があり、近年人気が上昇傾向にあります。ここからは、平屋のメリット・デメリットを紹介するので、ぜひ住宅購入時の参考にしてください。
平屋のメリット
平屋が持つ主なメリットは以下のとおりです。
●スムーズな生活・家事動線を確保できる
●家族間のコミュニケーションが生まれやすい
●地震や風に強い
●メンテナンス費用や光熱費を抑えられる
●バリアフリーに対応しやすい
平屋はすべての間取りがワンフロアに集約しているため、スムーズな動線を確保しやすいです。また、家族が同じフロアで長時間過ごすため、自然なコミュニケーションも生まれやすいでしょう。
さらに、一般的に平屋は建物の重心を低く計画しやすいため、構造計画によっては地震や風の影響を受けにくい住まいを実現しやすいとされています。家族の安全性においても、平屋はさまざまなメリットを得られる魅力的な住宅構造の一つです。
平屋のメリット7選!デメリットと快適に暮らすためのポイントも解説について詳しくはこちら
平屋のデメリット
平屋はメリットが豊富な一方で、考慮すべきデメリットもあります。
●ある程度の土地の広さが必要になる
●建築費用が高くなりやすい
●水害による浸水リスクがある
●プライバシーや日当たりの確保を考慮する必要がある
平屋には2階部分がないため、すべての間取りを設けるためにはある程度の土地の広さが必要です。また、平屋は屋根や基礎部分の面積が大きくなりやすく、それに伴い建築費用も高くなる傾向があります。
加えて、1階部分しかないことから、プライバシー確保や日当たり、風通しまで配慮した設計が欠かせません。
【内装編】おしゃれな平屋にするポイント
ここでは、おしゃれな平屋に仕上げるためのポイントを5つ紹介します。
コンセプトを決め内装のテイストを統一する
平屋の内装を計画する際は、はじめに内装全体の方向性を決めることが重要です。たとえば「おしゃれな内装」として人気のあるモダンテイストだけでも、以下のようにテーマごとで室内の印象が異なります。
●シンプルモダン
●ナチュラルモダン
●和モダン
●北欧モダン
おしゃれな内装に仕上げるには、床・壁・天井・建具・家具を個別に選ぶのではなく、テイストを揃えるのがポイントです。
具体的なテイストがわからなくても「かわいい」「シンプル」「ラグジュアリー」など、自身が求めるテーマを決めておくことで、統一性のある内容に仕上がるでしょう。
【新築注文住宅】内装デザインの決め方は?おしゃれになるコツを実例で解説について詳しくはこちら
配色のバランスを整える
平屋の内装をおしゃれに仕上げたいなら、配色のバランスを整えることも大切です。以下を意識することで、配色バランスのとれた室内空間に仕上げやすくなります。
●ベースカラー:70%
●メインカラー:25%
●アクセントカラー:5%
床や壁には控えめなベースカラーを選ぶとよいでしょう。メインカラーはソファーやカーテンなどに使用し、アクセントカラーはクッションや観葉植物などにポイント使いするのがおすすめです。
素材や形状にこだわる
おしゃれでモダンなインテリアは「直線的なモチーフ」が基本です。たとえば、ダイニングテーブルは丸より四角が似合います。
一方、円形のラグなどを取り入れると空間に表情が生まれます。柔らかさや個性的な印象を演出したい場合は、部分的に曲線的なモチーフを取り入れるのもよいでしょう。
また、ガラスや金属素材の光沢感、硬質感を利かせつつ、アクセントとして大理石のような自然素材を利用して目を引くポイントとするのもおすすめです。
自然光を取り入れて明るい空間にする
平屋は構造上、建物の中心部まで光が届きにくいという弱点があります。採光が不十分だと室内全体が暗い印象になってしまうため、窓を活用して自然光を取り込む工夫を施すのが重要です。
以下のような窓を設けることで、自然な採光が期待できます。
●大開口
●窓高
●窓天窓
あらかじめ決めているテーマに合った窓を取り入れることで、内装全体のデザイン性も高まるでしょう。「吹き抜け×天窓」「大開口窓×ウッドデッキ」など、組み合わせ次第で多用なスタイルを楽しめます。
収納を工夫して生活感を抑える
物が表に出過ぎると生活感が強くなり、スッキリとした印象が損なわれてしまいます。そのため、特にモダンな雰囲気を重視したい場合は、収納方法やスペースを活用するのがポイントです。
「隠す収納」を活用すれば、スッキリとした印象の内装に仕上がります。壁面収納や造作収納は大容量の収納が可能で、生活感を最小限に抑えられます。
平屋の暮らしやすさは「収納」がカギ!収納不足を解消するアイデアや実例を紹介について詳しくはこちら
【間取り編】おしゃれな平屋にするポイント
ここでは、モダンでおしゃれな間取りに仕上げるためのポイントについて解説します。
縦に視線が広がる勾配天井を設ける
平屋を建てる際は、吹き抜けにプラスして勾配天井にすると、より天井の高さが出せます。実際の面積以上の広さを感じられるため、限られたスペースでも開放感がある空間づくりが可能です。ほかにも、勾配天井にすると屋根裏スペースが確保でき、ロフトやスキップフロアをつくれます。収納スペースにしたり、子どもたちの遊び場にしたりとさまざまな使い方ができます。
平屋でも吹き抜けがおすすめ!勾配天井でより開放的な空間にしようについて詳しくはこちら
外とのつながりを意識した住まい
平屋は全室が1階部分にあり、庭との距離が近くなる構造です。そのため、室内と屋外のつながりを意識することで、空間的な広がりを演出できます。
たとえば、大開口窓を設置して室内と屋外をフラットにつなげたり、中庭やウッドデッキを設けて一体感を持たせたりすることで、より開放的な空間に仕上がるでしょう。
中庭やウッドデッキ、テラス、アウトドアリビングなどは、視覚的な魅力だけでなく、洗濯物や子どもの遊び空間、友人同士の交流の場など実用性にも優れています。
【外観編】平屋のデザイン性を高めるポイント
つづいて、外観をモダンでおしゃれな平屋に仕上げるためのポイントについて解説します。
建物の形状
最近では、L字型やコの字型、ロの字型など建物の形状に変化をつけて、中庭を設けた平屋に人気が集まっています。凹凸がない長方形や正方形の形状だと、のっぺりとした単調な印象になりやすいためです。
凹凸の多いデザインは建築コストが高くなりやすいものの、ハイセンスな印象を受ける外観に仕上がります。少しでも凹凸をつけて奥行き感を出すことで、単調な印象が払拭されやすいので、形状に変化をつけることを心がけましょう。
屋根の形状
平屋は高さがない分、屋根は視線に入りやすい箇所です。屋根の形状によって家の印象も大きく左右されるので、屋根のデザインも外観に大きな影響を与えます。
流れ屋根や陸屋根は、都会的でスタイリッシュな印象になります。落ち着いた平屋や和モダンな平屋にしたいなら寄棟屋根がおすすめです。さらに軒を深くすると風格のある住まいを演出できます。
どんなイメージにしたいか、どんなシルエットの平屋にしたいかによって、選ぶべき屋根の形状が変わります。
平屋の屋根をおしゃれに仕上げる素材や屋根タイプを建築実例とともに紹介について詳しくはこちら
外壁の色と素材
外壁の色や素材も、建物の印象を大きく左右する部分です。
例えばスタイリッシュな雰囲気に仕上げたいなら、外壁の色はグレーにすれば引き締まった印象に、ネイビーなら洗練された印象に仕上がるでしょう。
逆にナチュラルな外観デザインに仕上げたいなら、外観の色はブラウン系がおすすめです。外観の素材は木目調の窯業系サイディングやレンガなど自然素材に近いものを取り入れると、グッと温かみのある住まいに仕上がります。
外壁の一部に異なる素材を配するとアクセントになり、外観デザインにメリハリが生まれるでしょう。
玄関や玄関アプローチ
玄関や玄関アプローチは、家の第一印象を決める場所です。
玄関ドアを外観と同じ色、似たような素材で統一するとデザイン的になじみます。逆に、玄関ドアをあえて外観と違う色や、外観と異なる素材のものを使いアクセントとする方法もあります。外観と同じ色にしても、素材が異なるだけでも印象がガラリと変わるため、玄関ドアは機能性だけでなくデザイン性も重視しましょう。
また玄関アプローチも、外観をおしゃれに演出する要素の1つです。敷地の広さによっては、直線的なアプローチしかつくれないケースも多いかもしれません。しかしカーブを用いて曲線的な玄関アプローチにすると、デザインに奥行きが生まれ広さを感じられます。直線より曲線の方が、距離があるように見えることから浸入者が入りづらいといった心理的効果もあるようです。
窓の配置や大きさ
窓も外観に与える影響が大きく、風通しや採光といった機能性だけを考えた配置にするとデザインにまとまりがなくなってしまいます。窓は高さと大きさをそろえることで、外観デザインに統一感が生まれます。窓枠の色は雨樋(あまどい)や屋根の縁取りとできるだけそろえると、おしゃれで洗練された印象になるでしょう。
大開口窓のあるリビングで明るく開放的に!メリット・デメリット、注意点も解説について詳しくはこちら
外構
平屋は横に長い形状になりやすいため、植栽の大きさや種類に注意しましょう。植栽が少なかったりスリムな門柱を設置したりすると空間に余白が多くなり、どこか寂しい印象になってしまいます。
また家の外部に付属する設備の有無でも、見た目の印象が左右されます。たとえば正方形や長方形の平屋でもウッドデッキやテラスを設置すると、建物が立体的になり外観のデザイン性がアップしやすいでしょう。
外照明
平屋は単調なデザインになりがちですが、照明を工夫することで立体感を出すことができます。玄関灯や門柱灯だけでなく、壁や建物を照らすアップライトやスポットライトを効果的に使いましょう。また、庭木を照らすガーデンライトを設置すると特別感が演出できます。
おしゃれな平屋の建築実例5選
ここでは、トヨタホームが手掛けたおしゃれな平屋の建築実例を紹介します。ぜひ内装や間取りの参考にしてください。
庭とフラットにつながる開放的な住まい

玄関からリビング、庭までがフラットにつながることを意識した住まいです。玄関とリビングの床材を統一し、ガラス張りの間仕切りにすることで21帖ものリビングがより広く感じられます。また、庭のウッドデッキともフラットにつながっているため、大空間が広がります。こんなに広々とした空間なのに、全館空調のおかげで一年中快適に過ごせているそうです。
心が落ち着く和モダンの住まい

昔ながらの日本建築や和風の建物が好きというオーナーのご夫婦は、敷地にゆとりがあることから平屋を選択されました。心が落ち着く和モダンな空間を作るために、素材にもこだわっています。LDKの床には無垢カバザクラ、テレビの背面には珪藻土を、インテリアもナチュラルなものを選択し、自然素材を取り入れています。肌触りのよい無垢材の床に座る床座の生活を楽しんでいるそうです。
大きな窓から光が注ぐ勾配天井のある住まい
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南側にある大きな窓からふんだんに自然光が注ぐ、明るいLDKが魅力の住まいです。平屋ならでは勾配天井を活かした開放感あふれる空間になりました。窓を開けると、タイルデッキから芝生の庭が広がり、日々育っていく家庭菜園の作物たちが見られます。柱のない大空間がつくれるのもトヨタホームの大きな強みです。
壁面デザインを愉しむ平屋の住まい

リビングの壁面デザインが特徴的な平屋の建築実例です。ベースカラーとグレーのコントラスト、ランダムに張り分けたタイルで美しいデザインに仕上がっています。幅3mの大開口窓からは植栽を望めます。
キッチンには間接照明や木目調の下がり天井などを取り入れており、調和がとれたおしゃれな内装です。
上質感あるLDKのある平屋の住まい

天然木や石目などの異なる素材を広範囲に取り入れた、上質感のあるLDKが印象的な平屋です。異なる素材や色味を取り入れつつも、全体のまとまりを意識してコーディネートしました。上部には小屋裏収納を設けており、上り下りするブラックのスケルトン階段はインテリアとしても絶妙なアクセントとなっています。
平屋の内装にこだわって満足度を上げたいならトヨタホームへ
おしゃれな平屋を建てるには、まずどんなテイストが好きなのかをリサーチすることから始めましょう。好みのテイストがわかれば、自ずと理想の平屋が見えてきます。「どんなテイストが好きなのかわからない」「おしゃれになる提案をして欲しい」といった要望がある場合は、平屋の施工実績が豊富なハウスメーカーや工務店に相談しましょう。
お近くのトヨタホームの展示場でも、平屋の魅力を体感できます。平屋の魅力が詰まったカタログ請求も利用できますので、ぜひご活用ください。
【全国のトヨタホーム展示場を探す】
https://www.toyotahome.co.jp/s/tenjijo/?ad_cd=hometag
【カタログ請求はこちら】
https://www.toyotahome.co.jp/s/catalog/?ad_cd=hometag
平屋の内装に関するよくある質問
内装デザインの人気ランキングは?
内装デザインの人気ランキングは、近年では「ナチュラル」「シンプルモダン」「北欧」「ホテルライク」「和モダン」などが人気です。特に、木目や白・ベージュを基調にしたナチュラルテイストは、明るく落ち着いた雰囲気をつくりやすく、幅広い世代に選ばれています。
また、生活感を抑えたシンプルモダンや、高級感のあるホテルライクな内装も人気があります。内装デザインは流行だけでなく、家族の暮らし方や好み、家具との相性に合わせて選ぶことが大切です。
部屋の内装をおしゃれにするにはどうしたらいいですか?
部屋の内装をおしゃれにするには、まず「どんな雰囲気にしたいか」を決めることが大切です。ナチュラル、モダン、北欧、ホテルライクなどテイストを絞ると、壁紙・床材・家具・照明の選び方に統一感が出ます。色はベースカラーを白やベージュ、グレーなどにまとめ、アクセントとして木目やブラック、くすみカラーを取り入れると洗練された印象になります。
また、照明はシーリングライトだけでなく、間接照明やペンダントライトを組み合わせると空間に奥行きが生まれます。
モダンな内装とはどんな内装ですか?
モダンな内装とは、シンプルで洗練された印象を持つ内装のことです。余計な装飾を抑え、直線的なデザインやすっきりとした空間づくりを意識するのが特徴です。
色は白・黒・グレーなどのモノトーンを基調に、木目や石目、金属、ガラスなどの素材を組み合わせることで、落ち着きがありながらも上質な雰囲気を演出できます。家具や照明も装飾性の強いものより、デザインがシンプルで統一感のあるものを選ぶと、よりモダンな印象になります。
やめたほうがいい間取りは?
生活動線や収納計画が不十分な間取りは、後悔につながりやすいため注意が必要です。
たとえば、玄関からキッチンまでが遠く買い物後の荷物運びが大変な間取り、洗濯機置き場から物干し場・収納までが離れている間取り、収納が少なく居室に物があふれやすい間取りは避けたほうがよいでしょう。
また、日当たりや風通しを考えずに部屋を配置した間取り、家族の生活音が響きやすい吹抜けやリビング階段、来客時に生活空間が丸見えになる配置も後悔しやすいポイントです。
将来の家族構成や老後の暮らしまで考え、家事動線・収納量・採光・プライバシー・可変性のバランスを取った間取りにすることが大切です。
平屋の照明計画で意識することは何ですか?
一つの照明で部屋全体を明るくするだけでなく、ダウンライトや間接照明、ペンダントライトを組み合わせると、空間に奥行きが生まれます。勾配天井では、天井や壁を照らす方法も効果的です。夜の過ごし方や照明器具の交換方法まで考えましょう。
平屋ではどこに収納を設けると便利ですか?
玄関、キッチン、洗面室、ランドリールームなど、物を使う場所の近くに収納を設けると便利です。ワンフロアで移動できる平屋では、家族で使うファミリークローゼットを動線上に配置する方法もあります。収納量だけでなく、出し入れのしやすさを重視しましょう。
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