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2024.01.28

2階建て注文住宅、4LDKの人気間取りプランを紹介!注意点も

2階建て注文住宅、4LDKの人気間取りプランを紹介!注意点も

2階建て注文住宅、4LDKの人気間取りプランを紹介!注意点も

4人家族・5人家族にとって暮らしやすい間取りが4LDKです。個室が4つあれば子ども一人ひとりに子ども部屋を与えつつ、夫婦の寝室や書斎なども設けられるでしょう。しかし、「子ども一人ひとりに子ども部屋は必要なのか」「部屋が多すぎると家事が大変なのでは」など、間取りの難しさに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

この記事では、そんな4LDKの間取りを決めかねている人へ向けて、暮らしやすい2階建て・4LDKの間取りプランを紹介します。併せて、家族4〜5人が快適に暮らすために家づくりで気をつけたい注意点も解説するので、この記事を読んで満足度の高いマイホームの実現につなげましょう。

人気の4LDKおすすめ間取りプラン5選

さっそくトヨタホームが提案する間取りプランのなかから、人気の4LDKプランを5つ紹介しましょう。

LDKを広くする廊下レス設計の4LDK

LDKを広くする廊下レス設計の4LDK(1階)

LDKを広くする廊下レス設計の4LDK(2階)

こちらの2階建て間取りプランは、延床面積36.5坪(120.74m2)の4LDKです。1階に広々としたLDKと和室があり、2階に主寝室と2つの子ども部屋が設けられています。

このプランで特徴的なのが、1階の間取りがすべてLDKに直接つながっている点です。玄関から入るとLDKが広がっていて、洗面所へ行くにも階段で2階へ行くにもLDKを経由するつくりとなっています。

近年はこうした廊下スペースをできるだけ省いた設計が人気です。廊下にあてる面積を居住スペースに振り分けることで、広々と開放的なLDKを実現できます。

LDKを広くする廊下レス設計の4LDK間取り詳細はこちら

柱レス設計で約24帖の大空間がある4LDK

柱レス設計で約24帖の大空間がある4LDK(1階)

柱レス設計で約24帖の大空間がある4LDK(2階)

次に紹介する2階建て・4LDKの間取りプランは、延床面積35.2坪(116.29m2)の住まいです。1つ目の事例と同様、1階はLDK・和室・水回り、2階に主寝室と2つの子ども部屋という配置になります。玄関からキッチンに抜ける場所にパントリーが設けられていたり、主寝室に大きなウォークインクローゼットがあったりと収納力の高さが魅力です。

そんな住まいの大きなポイントが、約24帖もの無柱大空間を実現したLDKです。視線を遮る柱がないので、どこにいても家族の姿を確認できます。同じ空間にいると家族の距離感が近くなりすぎるのではないかと思いがちですが、むしろ広い空間にすることで適度な距離感を維持できます。空間が広い分、ダイニング・リビング・プレイスペースなどゆるやかなゾーニングが可能となり、同じ空間にいながら各自が思い思いに過ごせるLDKを叶えられるでしょう。

柱レス設計で約24帖の大空間がある4LDK間取り詳細はこちら

リビングとダイニングをゆるやかにゾーニングした4LDK

リビングとダイニングをゆるやかにゾーニングした4LDK(1階)

リビングとダイニングをゆるやかにゾーニングした4LDK(2階)

こちらの間取りプランは、延床面積33.1坪(109.37m2)の2階建て・4LDKです。1階にLDKがありますが、上の2つと違ってキッチン・ダイニング・リビングが間取りでゾーニングされているのが特徴です。

ゾーニングによって空間にメリハリが生まれ、ダイニングは食事や家族との会話を楽しむ場、リビングは静かにくつろぐ場として、それぞれの場所の機能が際立つ点がメリットといえます。リビングの隣に引き戸で仕切れる洋室を設けることで、子どもの独立後、老後は1階だけでの生活も可能です。

2階は階段ホール部分に、広いワークスペースを取っているのがポイントです。各個室をつなぐ場所にあり、セカンドリビング的な使い方もできるでしょう。

リビングとダイニングをゆるやかにゾーニングした4LDK間取り詳細はこちら

帰宅後すぐに手が洗えるミニ手洗いのある4LDK

帰宅後すぐに手が洗えるミニ手洗いのある4LDK(1階)

帰宅後すぐに手が洗えるミニ手洗いのある4LDK(2階)

延床面積34.6坪(114.24m2)の2階建て・4LDKの間取りプランで注目したいのが、玄関から入ってすぐのところに設けられた小さな手洗い場です。帰宅後すぐに手洗いができる仕様となっていて衛生的です。近年では感染症予防に対する意識の高まりから、玄関からほかの部屋を経由せずに使える手洗いを設置する例が増えています。

玄関から2階へ行くにはLDKを横切る必要があるので、子どもの帰宅時に家族間のコミュニケーションが生まれやすいつくりです。こちらのプランも2階の階段ホールをワークスペースとして活用しています。

帰宅後すぐに手が洗えるミニ手洗いのある4LDK間取り詳細はこちら

家事効率がアップするサーキュレーション動線を取り入れた4LDK

家事効率がアップするサーキュレーション動線を取り入れた4LDK(1階)

家事効率がアップするサーキュレーション動線を取り入れた4LDK(2階)

最後に紹介するこちらの間取りプランは、延床面積34.4坪(113.83m2)の2階建て・4LDKのプランです。

この間取りの特徴は「サーキュレーション動線」が取り入れられていることです。サーキュレーション動線とは回遊動線とも言い、キッチンに行き止まりをつくらず、脱衣所・洗濯室・収納などの家事動線を回遊できるようつなげた動線のことをいいます。

サーキュレーション動線の間取りにすると、買い物から帰ってきて手を洗ったらすぐ食品をしまえる、子どものお風呂の世話と料理を並行して進められるなど、日々の家事を効率化できるのが魅力です。時短やストレス軽減を目的として、間取りに取り入れるケースが多くなっています。

家事効率がアップするサーキュレーション動線を取り入れた4LDK

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4LDKの2階建てを建てる際に注意すべき4つのポイント

ここからは、2階建て・4LDKの家の間取りを検討する際に注意したいポイントを4つ紹介します。

1階だけで生活動線が完結する間取りを検討する

1階だけで生活動線が完結する間取りを検討する

2階建てだと、各階のスペースを最大限活用するため、どうしても1階と2階に生活機能を分散させたくなりがちです。しかし、子どもが独立して老後にさしかかったとき、高齢になった夫婦2人が毎日階段を上り下りするのは大きな負担になります。階段から転落すれば大ケガにつながることもあるでしょう。

2階建ての家を建てる際は、老後を見据えて、1階部分だけでも生活できる間取りを検討するのがおすすめです。水回りは1階に配置し、家族が普段着る洋服を収納できる大容量のファミリークローゼットも1階に設けておくと安心です。

広々としたLDKを確保しようとすると、1階に広い個室を設ける余裕はあまりないかもしれません。その場合、先ほど紹介した事例にもあったように、LDKに隣接して4帖程度の和室を設けておけば、高齢になってからの寝室としても利用できます。

廊下や階段ホールのフリースペースを活用する

廊下や階段ホールのフリースペースを活用する

間取りプランでも紹介したとおり、廊下スペースや2階の階段ホールといったフリースペースをほかの用途に活用するのが近年のトレンドです。

よくあるのは、在宅ワーク・リモートワーク用のワークスペースや子どもたちのスタディールームとして利用する方法です。階段が吹き抜けで明るくなっていれば、自然光がたっぷりと入って明るいなか仕事や勉強に集中できます。2人以上が同時に使えるスペースにすることで、仕事や勉強の合間に家族のコミュニケーションも取れるでしょう。

また、洗濯物の室内干しスペースとして活用する例も見られます。室内干しするとスペースが狭くなったり、洗濯物からの湿気が気になるもの。2階にフリースペースを設け室内干しをすれば、1階のリビングはスッキリと快適な空間を維持できます。

水回りは1カ所に集める

水回りを1カ所に集めるというのも、間取りを考えるうえで意識したいポイントです。水回りをバラバラに配置すると、給排水の配管をそれぞれの場所に延ばさなければならず、配管工事にかかる費用が膨らみます。このコストアップは建築費全体に影響しかねません。

建築コストを抑えたいのであれば、水回りはできる限り1カ所に集中させた間取りにして、給排水配管の工事が最小限で済むよう心がけましょう。給湯器の位置も水回りから近い場所にすると、シャワーや浴室のお湯が早く出るようになって使いやすさが向上します。

一方、トイレや流し台などは水が配管を流れる際に音が出ます。寝室から近い場所に水回りを配置すると、音漏れが気になってしまう可能性があるため注意しましょう。また、トイレは使用時のプライバシーを確保するため、リビングや玄関に近づけすぎないよう配置するのがおすすめです。

住宅の耐震性能を重視する

2024年の正月に発生した能登半島地震では震度7の激しい揺れに見舞われる地域もあり、多くの家屋が倒壊しました。日本はいつどこで大きな地震が起きるかわからず、家づくりにおいても耐震性の確保がとても重要です。

住宅の耐震性能を表す指標に「耐震等級」があります。耐震等級には1〜3の3段階があり、数値が大きくなるほど耐震性能が高いことを表します。

耐震等級3を標準仕様とするハウスメーカーや工務店が現れており、より耐震等級の高い家づくりをしたほうがよいという考えが広まっています。

なぜなら、2016年の熊本地震では震度7を2回記録したほか、先述の能登半島地震では2〜3年前から震度6クラスの地震が繰り返し起きているなど、大地震が発生する前後に中規模地震が連続する可能性もあるからです。

このように、一度ではなく、繰り返す地震にも耐えうる強度が求められるようになってきており、より耐震性能の高い住宅に注目が集まっているのです。

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お客様ごとのライフプランにあわせた間取りをご提案できるトヨタホームの住まい

4人家族・5人家族が暮らすのに適している2階建て4LDKの住まいを検討している人は多いでしょう。今回紹介した間取りプランや4つの注意点を参考にしながら、家族のライフスタイルに合った間取りを考えてみてください。

長く安心して暮らせる家をつくるには、機能性だけでなく耐震性も欠かせません。地震大国の日本ではどこでも大地震に見舞われるリスクがありますが、地震に強い住まいなら家族の安全を守れます。

トヨタホームの注文住宅は、鉄骨ラーメンユニット工法で間取りの自由度が高く、お客様ごごとにあわせた間取りをご提案しております。建築実例も多彩なので、ぜひ御覧ください。

トヨタホームの建築実例はこちら

https://www.toyotahome.co.jp/chumon/jitsurei/

トヨタホームの家づくりが気になる人は無料でカタログをご請求いただくか、お近くの展示場までお越しください。

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