外観や間取り、内装に至るまで、好きなデザインにできるのが注文住宅です。せっかく建てるなら「おしゃれに暮らしたい」と誰しもが願うものでしょう。しかし平屋は、ワンフロアにすべての部屋を集約しなければならないため、間取りプランを立てるのが難しいといわれています。
また見た目も大事ですが、それ以上に暮らしやすさも重要です。おしゃれでも使い勝手が悪かったり、移動にストレスを感じたりすると、暮らし始めてから後悔してしまうこともあります。
そこでこの記事では、機能的かつおしゃれなポイントが満載の平屋の間取りプランやアイデアを紹介します。この記事を読むことで、どんな間取りが自分たちのライフスタイルに合っているのか具体的にイメージできるようになるでしょう。
建築実例から紹介!平屋をおしゃれにするための間取りアイデア
ここでは、トヨタホームが手掛けた建築実例から平屋をおしゃれに仕上げるための間取りアイデアを紹介します。
テラスや庭とも一体感を生み出す大空間・大開口のリビング
こちらの間取りの魅力は広々とした大空間・大開口のリビングです。大きな窓を開ければ、テラスと庭が広がり、室内と室外の一体感が生まれます。対面式のキッチンからは、リビングで寛ぐ家族の様子を見守ることができます。
明るさと広さにこだわった吹き抜け
明るく広々としたLDKが印象的な間取りです。リビングと玄関に吹き抜けを配し、重厚感のある梁が部屋のアクセントになっています。広く開放的な空間でありながら、上質さが感じられるのは梁や下がり天井に仕込まれた間接照明の効果です。タイルテラスによって美しい庭とつながり、ゆったりとくつろげるLDKになりました。
機能的かつ開放的なフルオープンキッチン
収納が多いとすっきりと片付きますが、収納スペースが多すぎると圧迫感があり、部屋が狭く感じられるものです。しかし、こちらのキッチンは背の高い壁面収納を無くすことですっきりとした印象になっています。天井までの高さがある大容量のパントリーやキッチンカウンターの下に収納スペースを設け、機能的でありながら開放的な空間になりました。
洗濯の「洗う、干す、しまう」すべてをスムーズにできるランドリールーム
洗濯物を室内干しできるランドリールームのある間取りです。洗濯した衣類を洗面室に隣接したランドリールームで干すことができ、さらに廊下を挟んだ向かい側にあるウォークインクローゼットにしまうことができます。洗濯に関わる一連の動作を短い動線で完結できる機能的な間取りです。
秘密基地のようなスキップフロア
こちらの間取りは、LDK続きに1.5階のスキップフロアを設けています。スキップフロアは奥さまの趣味の部屋として活用し、将来は子どもが遊んだり宿題をしたりする場所にしたいそうです。キッチンからも目が届く位置に配置したこだわりのスペースです。
リビングと螺旋階段でつながった屋根裏のセカンドリビング
屋根裏に設けた家族みんなの図書スペースは、家族それぞれが好きな本や漫画を読みながらくつろげるセカンドリビングになっています。天窓から暖かな光が降り注ぎ、穏やかな時間が流れます。
アウトドアリビングとしても使えるコの字型の中庭
各居室からフラットにつながる、コの字型の中庭がある平屋です。テーブルセットを配置することで、アウトドアリビングとして使えます。広さがあるので、来客があった際も空間を広々と使えるのが魅力です。
平屋の間取りをおしゃれに仕上げるメリット
ここでは、平屋をおしゃれにすることで得られるメリットについて解説します。
居心地のいいリビングで過ごせる
人が集まるリビングに吹き抜けをつくり、開放的にすることで圧迫感が少なく居心地のいい空間で過ごせます。採光や通風が確保されていると、より過ごしやすくなるでしょう。
家族とのコミュニケーションが増える
居心地のいいリビングにすると、自然と家族が集まります。一緒に過ごす時間が多くなり家族とのコミュニケーションが増えるのも、おしゃれな間取りにする大きなメリットです。
視覚的な広さを感じやすくなる
外とのつながりを意識したり、勾配天井にして天井の高さを上げたりすることで視野が広がります。実際の面積以上の広さを感じやすくなるので、おしゃれなだけではなく、広々とした開放的な空間になります。
中庭やテラスまで含めた居住スペースを確保できる
中庭やテラスを屋外空間としてではなく、室内とのつながりを意識し、居住スペースの一部として設計するとアウトドアリビングになります。生活空間がぐっと広くなるので、家族の寛ぎスペースだけではなく、友人を招いてのホームパーティにも最適です。
【坪数別】おしゃれに暮らせる平屋の間取りプラン
ここでは、坪数別に平屋の間取りプランをまとめて紹介します。
【20坪台】夫婦二人のコンパクトな暮らしが叶う3LDKの間取り
こちらはコンパクトな暮らしができる平屋です。20坪台でありながら、夫婦それぞれに個室があり、プライバシーが確保されています。効率的な生活動線も魅力で、キッチンから洗面所へもアクセスしやすい設計になっています。
【20坪台】夫婦二人のコンパクトな暮らしが叶う3LDKの間取りの詳細はこちら
【30坪台】大容量の収納スペースのあるスマートな暮らしができる4LDKの間取り
回遊動線になっているので、各部屋へのアクセスがしやすい間取りです。玄関に大容量の収納スペースが設けられているので、靴だけではなくベビーカーや外遊び用のおもちゃなどがしまえて玄関がすっきりと片付きます。また、汎用性のある2 in 1の子ども部屋にしたことで、将来子どもが独立したあともスペースを有効活用できるように工夫されています。
【30坪台】大容量の収納スペースのあるスマートな暮らしができる4LDKの間取りの詳細はこちら
【40坪台】家事がラクになるアイデアが満載の4LDKの間取り
キッチンと洗面脱衣所の間にパントリーがあり、どちらからもアクセスできる間取りです。寝室においても、洗面所からも子どもたちが過ごす子ども部屋からも出入りができるように工夫されています。また、玄関から和室に行ける来客動線を確保、トイレも2つ備え、来客時のプライバシーに配慮しています。高齢の両親との同居もしやすい間取りです。
【40坪台】家事がラクになるアイデアが満載の4LDKの間取りの詳細はこちら
トヨタホームが提案する「時代を先どる平屋」、おすすめの間取りや設備とは
ここでは、平屋を多く手掛けてきたトヨタホームが提案する、これからの平屋づくりに取り入れたい間取りや設備について紹介します。
大きな開口で明るく開放感あふれる大空間
吹き抜けにより空間を縦に広げて、大きな開口を設ければ、明るく開放感あふれる大空間を実現できます。トヨタホームの平屋では最大35帖の無柱空間が可能です。広々としたリビングなら、家族みんなでゆったりとした時間を過ごすことができます。
プラスαの小屋裏空間
トヨタホームの平屋は、小屋裏を利用したプラスαの空間を提案しています。このとき、普段から小屋裏を利用しやすいように階段をつくるのがおすすめです。単なる収納利用だけにとどまらず、ロフトが子どもの秘密基地や家族が趣味を楽しむスペースになったりと、ライフスタイルによってさまざまな使い方ができます。
全館空調「スマート・エアーズ」
平屋に大空間や吹き抜け、ロフトなどをつくると、空調効率が悪くなったり電気代が高くなったりしがちです。しかし、全館空調「スマート・エアーズ」ならすべての部屋を均一な温度に保つことができます。玄関もリビングも、どこにいても快適な温度をキープします。ワンフロアでつなぐ平屋が、寒い日も暑い日も一年中快適になるでしょう。
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おしゃれで快適な間取りにすると、自然と家族が集まり、快適な時間を過ごすことができます。そのためには、吹き抜けをつくったり大開口を設けたりするなど、広々と感じられる空間づくりや、遊び心のあるデザインなど工夫が必要です。
トヨタホームなら柱のない大空間のリビングをつくることも可能です。さらに、室内の温度を一定に保つ全館空調システムがあるので、どんな大空間でも快適に過ごせます。
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