LDKに加えて居室を4部屋備えた5LDKは、6人家族や二世帯などの比較的大家族に人気の間取りでした。しかし近年は、大家族に限らず「1人でこもれる書斎が欲しい」「夫婦の趣味部屋をそれぞれ持ちたい」など、様々なニーズからあえて部屋数の多い5LDKを選ぶ人も少なくありません。
その一方で、5LDKは分譲住宅ではほとんどないため、取り入れる場合は注文住宅でイチから自分たちで間取りを決めることが必要です。そこでこの記事では、5LDKの2階建て住宅を探している人に向け、人気の間取りを紹介します。家族の人数が多い方や目的ごとに部屋を分けたい人は、ぜひ目を通してみてください。
【坪数別】人気の2階建て・5LDK間取りプラン6選
まずは、人気のある5LDKの間取りプランを6つ紹介します。
【34.8坪】リビングと連続した多目的和室のある2階建て
リビングの隣に多目的に使える和室を配置した住宅です。子どもの遊び場やゲストルーム、親世帯の居室としてなど、幅広く利用できるでしょう。2階の子ども部屋は2in1仕様にすることで、子どもが小さいうちは広々と、成長した後はそれぞれの居室として利用できます。
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【36.0坪】対面キッチン&回遊動線で家事楽な2階建て
キッチン、洗面脱衣室、リビングを回遊動線にすることで家事の負担を減らした住宅です。家族の様子が見えやすいカウンターキッチンを採用し、帰宅動線も考慮して洗面所などの配置も工夫しました。2階の各部屋は、将来的につなげて一部屋の大空間にすることも可能です。
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【36.3坪】2in1ルーム設計の子ども部屋がある2階建て
2階に2in1仕様の子ども部屋を備えた住宅です。窓が3方向にあるため、将来部屋を分けた場合もどちらの部屋でも採光が確保できます。1階のリビング横には収納も備えた和室を配置し、将来的に親と同居する場合も居室として使いやすいでしょう。
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【36.4坪】多用途に使えるワークスペースのある2階建て
二ヶ所に備えたワークスペースが特徴的な住宅です。夫婦それぞれの在宅勤務に対応でき、2階には同じ広さの洋室を2つ備えているため4人家族にもぴったりでしょう。家族間での渋滞が起きにくく、大人数でも作業しやすいアイランドキッチンも魅力です。
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【38.9坪】全部屋南向きで明るく開放感のある2階建て
玄関と全居室を南向きに配置した、明るさが魅力の住宅です。1階の和室はリビング・玄関の二ヶ所から出入りできるため、ゲストルームとしても活用できます。キッチンと水回り、リビングには回遊動線を取り入れており、家事もスムーズに行えるでしょう。
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【40.6坪】二世帯同居にもぴったりの2階建て
1階に和室と洋室を備えた、2世帯でも暮らしやすい住宅です。2階には寝室と階段ホールから出入り可能なウォークスルータイプのファミリークローゼットを配置しており、家族の洋服や大型の荷物などもすっきり収納できます。
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5LDKの間取りにするメリット・デメリット
続いては、5LDKの間取りのメリット・デメリットについて解説します。
5LDKのメリット
5LDKのメリットは、二世帯などの大家族にも対応できることに加え、充実した収納スペースを持てることです。また部屋数が多いため、プライベートな空間の確保に加え趣味の部屋や書斎など、ライフスタイルに合わせた柔軟な部屋づくりもできるでしょう。間取り変更もしやすいため、将来的な家族構成やライフスタイルの変化にも対応しやすくなります。
5LDKのデメリット
一方、建築費が高くなる点や、部屋数や広さに応じて家具や設備代、光熱費がかさむ点はデメリットといえるでしょう。広い分掃除の手間が増えることも注意が必要です。また、子どもが巣立った後などは部屋を持て余す可能性もあります。
5LDKの2階建て注文住宅を建てる際のポイントや注意点
ここからは、5LDK・2階建て注文住宅を建てる際のポイントや注意点を解説します。
家事動線をコンパクトにまとめる
区切られた部屋が多い5LDKの間取りでは、どうしても動線が複雑になりがちです。特に家事動線が複雑になると、日々の家事の負担が増えてストレスを感じやすくなるため、なるべく家事動線をコンパクトにまとめる工夫をするとよいでしょう。
特に家族が多い場合は、キッチンや洗面所などに回遊動線を取り入れると渋滞が起きにくくなり、部屋間の移動もスムーズになります。
階段の位置はライフスタイルに合わせる
家族が集まるリビングに階段を導入すれば、帰宅時や外出時など顔を合わせる機会が増えてコミュニケーションが活発になるでしょう。一方で、来客が多い家庭の場合は玄関ホールに階段を設置した方がプライバシーを確保できて便利です。
また、できる限り家の中心付近に階段を置くと1階と2階間の移動距離が短くなり、負担を軽減できます。それぞれメリット・デメリットがあるため、階段の位置を決める際は家族のライフスタイルに合わせて考えるようにしましょう。
家族構成の変化を考慮した間取りにする
居室の数が多い5LDKの間取りでは、子どもが巣立ったり、親世帯が高齢者施設に入ったりするなどして家族構成に変化があると、部屋を持て余してしまう場合も少なくありません。そのため、家づくりの段階である程度ライフステージの変化にも対応しやすい間取りを考えておくとよいでしょう。
たとえば、子ども部屋には広い部屋を一つ作っておき、将来的に可動式の仕切りで部屋を区切れるようなつくりにしておくと便利です。また、リビングの隣に和室を作り親世帯の居室にしておけば、使わなくなったときにもリビング続きで使えるでしょう。
日当たりや風通しを考える
5LDKの間取りは部屋数が多いため、どうしてもすべての部屋に二方向の窓を設置することは難しくなります。また、角部屋でない場合は窓が一方向にしかなく風通しが悪くなりやすいため、吹き抜けをつくり天窓や高窓を設置するなどして、日当たりや風通しを確保するとよいでしょう。
5LDKは間取りが難しい!快適に暮らせる注文住宅ならトヨタホームにご相談ください
5LDKの間取りは広くて設計の自由度が増える一方、将来的に部屋を持て余してしまう可能性があるため、将来的なライフスタイルの変化なども考慮して間取りを考えるとよいでしょう。
注文住宅の施工実績が豊富なトヨタホームなら、家族の人数に合わせた最適な間取りプランの提案や、独自の鉄骨ラーメンユニット構造による大空間リビングなどの施工も可能です。もし、少しでも気になる方はぜひ一度カタログ請求をするか、お近くの展示場まで足を運んでみてください。
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