住宅金融支援機構「2022年度 フラット35利用者調査」によると、土地を購入して注文住宅を建てた人の住宅面積の平均は33.7坪(111.5平方メートル)でした。60坪といえば、その1.8倍ほどの広さがあります。60坪あれば、家族の理想を詰め込むことが可能な広さです。必要な居住スペース以外に…とビルトインガレージを検討する人も多いでしょう。
この記事では、延べ床面積60坪台で建てるビルトインガレージの間取りについて、トヨタホームが手掛けた建築事例から紹介します。合わせて、土地の敷地面積60坪台で建てるビルトインガレージのある住まいも見ていきましょう。
【延べ床面積60坪台】ビルトインガレージのある注文住宅の建築事例!間取り図も紹介
ここでは、トヨタホームが手掛けた延べ床面積60坪台のビルトインガレージのある住まいの建築事例を紹介します。間取り図も一緒に掲載するので、どのような家にできるのか具体的にイメージしてみましょう。
【約60坪・2階建て】上質感と重厚感を兼ね備える、ビルトインガレージのある住まい
約60坪の2階建て、オーナー様の念願だったビルトインガレージを取り入れた住まいです。所有する7台の車を屋根付きの駐車場に停めたいという希望から、ビルトインガレージを採用しています。ダウンライトを組み込んだ軒を深くしたことで、重厚感のある作りになりました。収納や動線などもオーナー様の理想を詰め込んだ住まいに「想像以上」とご満足の様子です。
【約60坪・2階建て】柱のない大空間を実現したビルトインガレージのある住まい
車2台を並列駐車できる広いビルトインガレージを設けた約60坪の間取りです。柱のない大空間を実現するには、構造部材の強靭さと考え抜いた設計・施工が必要ですが、トヨタホームなら可能です。ガレージから玄関ホールにつながるドアを設置し、買い物帰りで荷物の多い日もスムーズな運び入れを可能にしました。
「外に閉じて内に開く」住まいを希望するオーナー様の意向に沿い、リビングの脇に中庭を設けて開放感を出しています。床を1段下げたダウンリビングは特にこだわったスペース。3022mmの天井高があり、ゆったりと過ごせるリビングが完成しました。
【約60坪・2階建て】愛車を美しく見せるこだわりのビルトインガレージのある住まい
オーナー様のコンセプトは「ビルトインガレージが住まいの顔」。そこで車とバイクを停められる約15帖のビルトインガレージを家の正面に配置しました。スケルトンタイプの電動シャッターを採用し、シャッターを閉じていても内部が明るいつくりになっています。外壁とガレージの内壁のデザインを揃え、統一感を出している点もポイントです。玄関ホールに設置したスリット窓からは、いつでも愛車を眺められます。落ち着きのあるリビングは、南側のサッシを開けるとアウトドアリビングになり、広い庭を眺めながら過ごすことができます。
【61坪・2階建て二世帯住宅】利便と安全を考えたビルトインガレージのある住まい
1階を親世帯、2階を子世帯に分けた61坪、2階建て二世帯住宅の間取りです。「雨の日でも濡れずに家と車を行き来したい」というオーナー様の希望を叶えるため、ビルトインガレージと玄関をつなげました。ガレージは十分な広さを確保したため、車が停まっていない時間帯は子どもの遊び場としても活躍します。1階はリビングから続く中庭、2階はリビングからはバルコニーに出られるため開放感のある暮らしが可能です。
【土地の敷地面積60坪台】間取り図付きビルトインガレージのある注文住宅の建築事例
次に紹介するのは、トヨタホームが手掛けた土地の敷地面積が60坪台でビルトインガレージのある住まいの建築事例です。間取り図も掲載するので、ぜひ参考にしてください。
【66坪・2階建て】カーライフを楽しむための工夫を取り入れたビルトインガレージのある住まい
トヨタホームならではの強靭なユニット工法を採用し、並列駐車できる大空間ガレージを実現した間取りです。愛車を眺めるための窓を設置したり、スムーズに移動できるようにガレージから勝手口につながるドアを設けたりするなど、カーライフを豊かにするための工夫を盛り込んでいます。「大勢の人が集まれるような家」というご主人のイメージに合わせ、66坪ある敷地面積には4台分の駐車スペースを確保しました。
【67坪・2階建て】リビングから愛車を眺めて暮らせるビルトインガレージのある住まい
ビルトインガレージのある住まいは、注文住宅で家を建てる際の絶対条件だったというご主人。その希望に沿うように、リビングから愛車を眺められる大きな窓を配置しました。特に注目したいのは、外壁はナチュラルカラーなのにガレージは黒い壁を採用していること。壁に黒を使ったことで、車とバイクの色が際立って見えるようになっています。また、太陽光が壁に反射して車体が焼けるリスクがあるため、黒い壁で光を吸収する狙いもあります。開放感にあふれるリビングの一部は吹き抜けとなっており、家族の気配を近くに感じながら暮らせる間取りです。
【68坪・2階建て】ご主人の趣味のサーフボードやアウトドア用品の手入れもできるビルトインガレージのある住まい
ビルトインガレージの背後がクローゼットになっており、買い物後の荷物の運び入れが楽にできる動線です。そのまま玄関にも行けるので、雨の日も濡れる心配がありません。多趣味なご主人は、ガレージで趣味のサーフボードやアウトドア用品の手入れも行っているようです。2階に配置したLDKは、大空間かつ天井までの大開口窓を設置して十分な明るさを確保しています。トヨタホーム独自の鉄骨造で実現する大空間にご満足の様子です。
【62坪・平屋】ご主人こだわりが詰まった、家族からも大好評なビルトインガレージのある住まい
ガレージのある家に憧れを抱いていたご主人の想いを形にした平屋の間取りです。ガレージに車が停まっていない間は子どもの遊び場として活用でき、リビングのスリット窓から様子をうかがえるため安心して遊ばせることができます。広く開放的な空間を重視したLDKは快適性が高く、大きな吹き抜けによって縦の広がりも感じられる平屋になりました。また、螺旋階段を登った先の小屋裏には家族みんなが使える図書スペースをつくり、セカンドリビングとしても活用されています。
ガレージハウスの建築費用の目安
ガレージハウスとは、ビルトインガレージを組み込んだ住宅のことです。都市部の狭小地や変形地など、駐車スペースの確保が難しい場合によく採用されています。また、防犯上の観点から、広い敷地面積でもガレージハウスを建てるケースが増えています。
ビルトインガレージの建築費用は、坪単価で50万〜80万円ほどの上乗せが目安です。車1台を停めるには5坪の駐車スペースが必要になるため250万〜400万円、2台だと10坪となるので500万〜800万円ほどが建築費用の相場と考えておきましょう。ただし、この金額にガレージ以外の建築費用は入っていません。
たとえば、建築面積が60坪で坪単価100万円の場合、建築費用は6000万円ですが、ビルトインガレージを組み込むと車1台分で6250万~6400万円、2台分なら6500万~6800万円がかかる計算です。実際の費用は坪数や単価、使用する材料や設備によっても異なるので、あくまでも目安として捉えておきましょう。
60坪で建てる大空間のビルトインガレージなら、トヨタホームの鉄骨ラーメンユニット構造がおすすめ
延べ床面積60坪、敷地面積60坪でビルトインガレージのある住まいをそれぞれ紹介してきましたが、具体的なイメージは掴めたでしょうか。多くの住まいでポイントになっているのは、ビルトインガレージから屋内への動線、そして複数台停められるスペースの広さや大空間のリビングです。ただし、空間が広くなるほど柱や壁が少なくなるので、耐震性に不安が残ります。
トヨタホームの注文住宅は、独自の鉄骨ラーメンユニット構造により、建物の耐久性を高めつつ大空間の間取りを実現できます。60坪台でビルトインガレージ付きの注文住宅を建てる際も、トヨタホームならではの強みを活かして満足度の高い住まいが手に入ります。気になる方は無料カタログ請求か、お近くの展示場でお確かめください。
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