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2024.02.16

注文住宅の間取り、こだわりポイントを解説!建築実例を参考に

注文住宅の間取り、こだわりポイントを解説!建築実例を参考に

注文住宅の間取り、こだわりポイントを解説!建築実例を参考に

注文住宅を建てるなら、細部までこだわり、世界に1つだけの特別な住宅を建てたいと考える人も多いでしょう。なかでも「自分好みの間取り・広さ」へのこだわりが最も多く、間取りにこだわることで家づくりへの満足度がアップしやすいといえます。

満足できる間取りといっても人によって違うもの。「家族とのコミュニケーションが取りやすい家」なのか、「自分一人の時間も有意義に過ごせる家」なのか、どんな間取りにすべきかはそこで暮らす人の好みや生活スタイルによって大きく異なるでしょう。

この記事では、注文住宅を建てるならどこを重視すれば後悔のない家づくりになるのか悩んでいる人向けに、間取りでこだわるべきポイントを紹介します。トヨタホームが手掛けた建築実例からポイントも紹介するので、家づくりの参考にしてください。

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注文住宅でのこだわりポイントは「間取り」がダントツ!

一般社団法人あんしん解体業者認定協会が2023年、注文住宅の購入経験がある211人に「注文住宅のこだわりポイント」についてアンケート調査を実施しました。注文住宅でこだわったポイントは以下の通りです。

1位:自分好みの間取り・広さ(102人)

2位:動線の良さ(55人)

3位:設備の良さ(47人)

4位:収納の豊富さ(38人)

5位:デザインの良さ(24人)

6位:エネルギー効率・断熱性能(19人)

7位:エクステリアの施工(14人)

同率7位:明るさ・日当たりの良さ(14人)

出典:【注文住宅のこだわりポイントランキング】男女211人アンケート調査 | 一般社団法人あんしん解体業者認定協会

注文住宅のこだわりポイントの1位は「自分好みの間取り・広さ(102人)」がダントツで高い結果でした。このことから、注文住宅を選んだ人の理由は、建売住宅では実現できない間取りにこだわるためと言えるでしょう。

ただし、間取りと一口にいっても、リビングやキッチン、玄関、収納スペース、水回り、プライベート空間など、配置を考える場所は多岐にわたります。次の章から、注文住宅の間取りでどんな点にこだわるべきか、設計のアイデアを間取り別に紹介します。

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リビングのこだわり

リビングのどんな点にこだわると居心地のいい空間になるのでしょうか。ここでは、間取りを考えるときのポイントを建築実例とともに紹介します。

開放的な空間を演出する「吹き抜け」

リビングのように家族全員が集まる空間に吹き抜けを設けることで、圧迫感がなくなり、人数が多くても快適に過ごせます。吹き抜けの天井部分や壁部分に窓を設置すれば、高い所から採光が可能となり、より明るく開放的な住まいになります。さらに、2階と緩やかにつながることで、家族の気配を感じやすくなり、コミュニケーションがとりやすいのも吹き抜けの魅力の1つです。

【建築実例】さらなる開放感と縦空間の広がりを演出する「吹き抜け」のある住まい

【建築実例】さらなる開放感と縦空間の広がりを演出する「吹き抜け」のある住まい

25帖以上もあるリビングに吹き抜けを作り、さらに開放感を演出した住まいです。3階建ての広い家でも吹き抜けがあることで、2階のリビングと3階の居室につながりを持たせています。何かあればすぐに声をかけられる距離感が気に入っているそうです。

熊本県/U様邸:住まいの実例

部屋全体のデザイン性が高くなる「スケルトン階段」

リビング階段かつ、スケルトン階段にするとリビング全体のデザイン性が高くなります。吹き抜け同様、2階と緩やかにつながることで家族とのコミュニケーションも取りやすくなるでしょう。

【建築実例】開放感とデザイン性を持つ「スケルトン階段」のある住まい

【建築実例】開放感とデザイン性を持つ「スケルトン階段」のある住まい

おしゃれなスケルトン階段は、ダイニングテーブルに合わせて木の素材を選択しました。まるで階段が家具の一部になっているような統一感があります。さらに、2階廊下の手すりを透明にして、開放感を演出しています。

福岡県/S様邸:住まいの実例

外とのつながりで広さを感じやすくなる「アウトドアリビング」

屋内と屋外の間のような空間のアウトドアリビングは、広く見せるために室内の床とフラットに設計するのがおすすめです。室内のリビング側からは、空間が外まで広がっているように見え、実際の広さ以上の開放感を得られるでしょう。

【建築実例】2階リビングとバルコニーを活用した「アウトドアリビング」のある住まい

【建築実例】2階リビングとバルコニーを活用した「アウトドアリビング」のある住まい

リビングとバルコニーを活用してアウトドアリビングを設けた実例です。外からの視線を遮る高い壁があり、家族だけのプライベート空間として朝食や夕食を食べるなど、外での時間を満喫しているそうです。ヨガや天体観測、映画鑑賞などもアウトドアリビングで楽しむことができ、まさに第2リビングとして家族の憩いの場になっています。

さいたま市/A様邸:住まいの実例

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キッチンのこだわり

キッチンではどんな点にこだわると満足できる空間になるのでしょうか。使い勝手のいいキッチンにするためのポイントをまとめました。

効率的な家事動線が生まれる「オープンキッチン」

オープンキッチンは、「アイランドキッチン」と「ペニンシュラキッチン」の2タイプが主流です。

アイランドキッチンは比較的広いスペースを必要とするものの、デザイン性が高くインテリアのような存在感を放ち、キッチンのおしゃれさを際立てます。さらに、回遊動線が生まれ、家事効率がアップする点も魅力です。

ただし、アイランドキッチン、ペニンシュラキッチン共に、オープンキッチンにはリビングから手元が見えてしまうデメリットがあります。急な来客時に慌てないためにも、スッキリ片づけられる収納スペースの確保が重要です。

【建築実例】家族の顔を見ながら料理ができる「オープンキッチン」のある住まい

【建築実例】家族の顔を見ながら料理ができる「オープンキッチン」のある住まい

ひときわ存在感を放つのが、陽あたりのよい場所に設置されたアイランドキッチンです。手元が明るく料理がしやすいとのことです。家族の顔を見ながらお料理が楽しめるので、会話を楽しみながら賑やかな食卓になります。

福岡県/T様邸:住まいの実例

大容量の収納スペース「パントリー」

キッチン回りや食品のストックなどをまとめて収納できるパントリーがあれば、必要なものが集約されるので使い勝手がグンとアップします。さらに、キッチングッズなどもパントリーに収めることで、キッチン周りをスッキリさせることが可能です。パントリーを家事室とセットにするのも、家事効率が高くなるのでおすすめです。

【建築実例】生活感を隠せる「パントリー」のある住まい

【建築実例】家族の顔を見ながら料理ができる「オープンキッチン」のある住まい

家電のサイズに合わせた棚を設置したパントリーに、冷蔵庫をはじめとした家電類のすべてを収納しています。生活感を隠し、スッキリと片付けやすいキッチンが実現しました。パントリーとの間に設置することで、キッチンからパントリー、洗面室、そしてLDKへと回遊でき、家事効率が高い間取りになっています。

愛知県/S様邸:住まいの実例

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浴室・洗面脱衣室のこだわり

毎日使う浴室・洗面脱衣室も快適に使える間取りにしたいものです。ここでは、浴室・洗面脱衣室のこだわりポイントについて紹介します。

洗濯作業をまとめてできる「ランドリールーム」

ランドリールームがあると、重たい洗濯物を持って移動する必要がなく、洗濯から衣類を畳むまでの一連の流れを1部屋で完結できます。洗濯物をすぐに干せるよう、洗面脱衣所と一緒にしたり、すぐ近くのスペースに設置したりするのがよいでしょう。さらに、ランドリールームの近くにファミリークローゼットを設置するとより家事効率がよくなります。

【建築実例】洗濯関連の一連の動作が負担ゼロ!「ランドリールーム」のある住まい

【建築実例】洗濯関連の一連の動作が負担ゼロ!「ランドリールーム」のある住まい

外干しをしないというオーナー様の希望で、室内に効率的なランドリールームを設けました。使いやすい高さのチェスト型収納を設置し、洗濯・干す・畳む・しまうまでの流れを1部屋で完結できます。デザイン性の高い黒のアイアン製物干し竿が、ランドリールームにおしゃれさをプラスしています。

三重県/T様邸:住まいの実例

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玄関・収納スペースなどその他のこだわり

玄関や収納スペースなど何気ないスペースにもこだわると、家全体がぐっとおしゃれな雰囲気になります。使い勝手のよい空間にするためのポイントについて、見ていきましょう。

収納スペースやちょっとしたプライベート空間にもなる「スキップフロア・ロフト」

収納スペースやちょっとしたプライベート空間にもなる「スキップフロア・ロフト」

スキップフロアやロフトがあると縦に空間が広がります。床面積を有効活用しやすいので、土地の敷地面積が限られている場合も部屋数を確保しやすくなります。居室としてだけではなく、子どもの遊び場にしたり収納スペースにしたりと多彩な使い方が可能です。

こちらの建築実例では、リビングからつながるロフトを設けて、読書や趣味を楽しむご主人専用のスペースにしています。

愛知県/M様邸:住まいの実例

汚れが気になりにくい「土間玄関」

汚れが気になりにくい「土間玄関」

外で使うものを収納するのに何かと便利なのが土間収納です。シューズクロークをウォークインタイプにすると土間収納として使え、利便性がアップします。

こちらの実例では、リビングと一体化した玄関土間を設けました。余計なものをできるだけおかず、スッキリと片付いた土間になっています。

愛知県/A様邸:住まいの実例

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注文住宅の間取りでこだわりを実現するためのコツ

注文住宅を建てようと考えたとき、まずはどんな家にしたいのか方向性を決めることから始めましょう。プライベートを重視するのか、家族とのコミュニケーションの取りやすさを大事にするのか、それによってどんな間取りがベストなのかが変わってきます。

そして、「見た目の良さ」以上に「住み心地の良さ」に重きを置きましょう。住み心地の良さには日当たりや風通し、遮音性、断熱性、眺望などに配慮することが求められます。住み心地が悪いと不満ばかりが募り、満足度が低くなってしまうことがあります。

住み心地の良さは素人ではなかなか判断できないものです。注文住宅の施工実績が多いハウスメーカーに相談したり提案してもらったりするのが得策でしょう。信頼できるハウスメーカーとの家づくりが注文住宅のこだわりを一番叶えやすくなります。

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こだわりの注文住宅づくりなら施工実績が豊富なトヨタホームにお任せください

注文住宅は自由度が高いからこそ迷うことも多く、住み始めてから「こんなはずじゃなかった」と思ってしまう人も少なくありません。注文住宅を建てる場合は、施工実績があるハウスメーカーに相談すると的確なアドバイスがもらえます。

トヨタホームは注文住宅の施工実績が豊富です。ヒアリング力や提案力に定評があり、施主様それぞれのライフスタイルに合った間取りや住み心地の良い家づくりが実現できます。

トヨタホームでどんな家づくりができるのか知りたい方は、まずは無料のカタログ請求がおすすめです。実際に相談したい方は、ぜひお近くの展示場にお越しください。

【全国のトヨタホーム展示場を探す】

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