ここ数年で日本での災害はますます増え、被害も深刻化しています。
避難生活を余儀なくされた際に、ライフラインの1つとして確保しておきたいのが電源です。
そこで今回は、モバイルバッテリーの何倍もの電気を蓄えられる充電装置である「蓄電池」の、選び方や効率的な使用方法をまとめました。
最後まで読んで、充電難民にならないためにも賢く蓄電池を活用しましょう。
蓄電池の選び方のポイント
蓄電池でどれくらい電化製品を稼働できるかは、容量と出力で決まります。
例えば、1000Wh以上の大容量タイプであれば使用時間が長く、出力が1200w以上必要なドライヤーなども使えるパワーを備えています。しかし、その分重たくなるため災害時に持ち運びが困難になるのが難点です。
災害時の使用を考えると、持ち運びできる600~800Whの中容量タイプがおすすめです。
800Whだとスマートフォンの充電が約30~50回、LEDライトなら約65~85時間の使用が可能です。
また、停電したら自動的に電源がバックアップされる「自動給電切り替え機能」や、寿命が長くて安全性の高い「リン酸鉄リチウムイオン電池」が使われているかなど、機能面やバッテリー電池の種類もチェックしておきましょう。
家庭用蓄電池を導入するメリット
災害時のためだけでなく、家庭用蓄電池の導入は電気代節約にも効果的です。
蓄電池は電気代の安い深夜にためた電気を日中に使えるため、光熱費の節約になります。
また、太陽光発電と併用すれば太陽光で発電した電気を活用できるので、エコで電気代もカットできて一石二鳥です。
蓄電池とV2Hの併用でより効率的に
V2Hとは「Vehicle to Home」の略で、電気自動車(EV)などの電動車に蓄えた電力を家庭用の電力として活用するシステムのことです。
通常の充電システムであれば、家庭用の電力を車に充電するだけの一方通行ですが、V2Hがあれば電力を家庭と車の双方向で充電、給電することができます。
そのため災害時などに停電に見舞われた場合にも、車の電力を家庭へ供給可能です。
家庭用蓄電池と併用すればより長時間、家庭への電力が賄えるため、災害時の電源確保の手段として選択肢に入れてみるのも良いかもしれません。
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トヨタホームの提案する住宅用蓄電池で停電に備えよう
トヨタホームでは、災害時の停電に備えて住まいと車をつなぐ取り組みを行っています。
停電時に車を電源として家庭へ給電できる「クルマde給電」や、先述した「V2Hスタンド」の設置など、停電の際の電源確保に役立つ設備をご提案しています。
いつ起きてもおかしくない災害に備え、安心・安全に暮らしていく設備投資として、ぜひ導入をご検討ください。
トヨタホームでは、蓄電池やエネファーム、V2H(Vehicle to Home)スタンドなどの災害時も安心の防災・減災アイテムを提案しております。
詳しくは、お近くのトヨタホーム展示場スタッフにお問い合わせ下さい。
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