#タグで
つくる
暮らし

2022.01.28

注文住宅とは?建売住宅との違いは?価格の相場や流れも分かりやすく解説

注文住宅とは?建売住宅との違いは?価格の相場や流れも分かりやすく解説

理想の住まいと聞いて、注文住宅を思い浮かべる人は多いでしょう。注文住宅では、設計から仕上がりまで自分たちの希望を取り入れられるため、自由度や満足度は高くなります。ただし、購入費用は高額になりがちです。では、実際にどのくらいの費用がかかるのでしょうか。

注文住宅は自由度の高さがメリット!ただしデメリットも

注文住宅とは、その名のとおり注文してから建築する家のことをいいます。注文住宅の最大のメリットは、自由度が高く、自分たちの理想に合った家づくりができることです。間取りはもちろん外観の色やデザイン、キッチンやトイレなどの設備、内装など、すべてが自由に選べます。こだわりを目に見えるカタチにでき、自分たちだけのオリジナルの家が手に入るので、満足度は非常に高いものになるでしょう。

ただし、建築費用は高額になりがちです。設備や仕様にこだわって、ハイグレードのものを選んだり、輸入ものを選んだりした結果、予算をオーバーしてしまったというケースがほとんどです。また、完成までに日数がかかるという点もデメリットといえるでしょう。検討を始めてからから入居まで、短くても1年はかかります。2~3年かかるケースも珍しくありません。工期が長くなればそれだけ多くの人が関わることになり、人件費が価格に反映されます。

失敗しない注文住宅の間取り!7つのポイントと決める手順のコツも紹介について詳しくはこちら

【新築注文住宅】内装デザインの決め方は?おしゃれになるコツを実例で解説について詳しくはこちら

注文住宅でこだわりのキッチンを!後悔しない選び方を詳しく解説について詳しくはこちら

建築実例集プレゼント遷移バナー

注文住宅と建売住宅の違い

一戸建ての住宅といえば、注文住宅のほかに建売住宅や分譲住宅があります。それぞれの違いも把握しておきましょう。

建売住宅とは、不動産会社やハウスメーカーが土地を仕入れ、建物とセットにして販売する住宅です。完成前に販売が開始されることもありますが、多くはすでに完成した状態で売り出されます。実物をじっくりと確認し、納得してから購入できるのがメリットといえるでしょう。

分譲住宅も建売住宅と同じく、土地と建物をセットにして販売する住宅です。違いは仕入れた土地の広さにあります。分譲住宅は広い土地を区画整理して販売します。オリジナリティはありませんが、資材を大量に調達して同時に建てるため、建築費用ならびに販売価格を抑えられるというメリットがあります。

建売住宅も分譲住宅も、プランは売主である不動産会社やハウスメーカーが決めます。完成前の建物なら設備や内装を選べることもありますが、選択肢はそれほど多くありません。注文住宅と比べると、自由度はかなり低くなるのがデメリットです。

こだわるなら注文住宅?スピード重視なら建売住宅?両者の違いを分かりやすく解説!について詳しくはこちら

建築実例集プレゼント遷移バナー

注文住宅の相場は?平均は4600万円!?

注文住宅は高額になりがち、分譲・建売住宅は比較的お手頃価格ということがわかりましたが、実際のところはどうでしょうか。国土交通省が発表した「令和2年度 住宅市場動向調査報告書」をもとに、住宅の価格相場を調べてみました。なお、比較のため、注文住宅は全国平均、土地付きで購入する分譲・建売住宅は地価が高いとされる三大都市圏での平均を紹介します。

●注文住宅(土地購入):4,606万円(全国)
●注文住宅(建築のみ):3,168万円(全国)
●分譲・建売住宅:3,826万円(三大都市圏)

注文住宅の場合、土地を購入するケースと建築費のみのケースでは、およそ1,500万円の差があります。土地が高いとされる三大都市圏での分譲・建売住宅との差額は780万円です。三大都市圏で土地を購入して注文住宅を建てるとしたら、全国平均よりもさらに高くなると予想されます。

参考URL
国土交通省「令和2年度住宅市場動向調査報告書」

注文住宅の相場の相場について詳しくはこちら

建築実例集プレゼント遷移バナー

注文住宅を購入するまでの流れ

注文住宅の検討から入居までの流れを簡単にまとめました。注文住宅は建売住宅などと違い、入居できるまでに長い期間を要します。大まかな流れをつかんで、スムーズに進めていきましょう。

【新築注文住宅】家づくりの流れを4つのステップで確認!期間の目安もについて詳しくはこちら

ステップ1:情報収集・事前準備

準備段階では、次のような流れで自分たちの希望や資金を洗い出します。

1.   どんな家に住みたいのかをイメージする
2.   立地条件を考える
3.   資金計画を立てる

注文住宅では、とにかく決めることがたくさんあります。どんな家に住みたいのか、どんな生活を送りたいのかをしっかり考えておかないと、途中で挫折してしまうかもしれません。まずは住宅に関する情報収集を始めましょう。その際、モデルルームに足を運ぶことをおすすめします。実物に触れて確認でき、わからないことをその場で営業マンに確認できるためです。いくつかのモデルルームを見学しながら、依頼したいハウスメーカーや建築会社の候補を絞ります。

土地選びについては生活の利便性を考えることが大切です。通勤・通学の便や周辺環境なども含めて、生活しやすいエリアを絞り込んでいきましょう。ただし、予算内で選ぶようにしてください。土地代が予算オーバーすると、そのぶん建物の予算を削らなくてはなりません。その結果、設備や内装に妥協せざるを得なかった…ということにならないよう、気をつけましょう。

最も大切なのが資金計画です。家計に負担をかけない返済額は月々いくらくらいなのか、頭金はどのくらい捻出できるのかを考えましょう。それによって借入希望額が決まり、注文住宅のおおまかな購入予算が決まります。

注文住宅の予算の決め方!適正な借入金額を把握して立ててみようについて詳しくはこちら

【注文住宅】完成するまでどのくらい期間がかかる?流れも合わせて解説について詳しくはこちら

ハウスメーカーの選び方!4つのポイントを押さえるだけでぴったりの会社がわかる!について詳しくはこちら

ステップ2:プランニングや住宅ローンなどの契約

相続などですでに土地を所有しているケースと、土地を購入するケースとでは、住宅ローン契約の流れが異なります。今回は、土地を購入するケースでの流れを紹介していきます。

4.   見積書を依頼する
5.   本設計
6.   住宅ローン申し込み
7.   土地売買契約・建設工事請負契約を締結

見積書を依頼する段階で注意したいことが2つあります。まず、土地を探していることを伝えること。そして、複数社に依頼することです。理想の土地が見つかったとしても、そこに理想どおりの家が建てられるとは限りません。建築条件などをクリアする必要があるため、立地・建物トータルでプロのアドバイスが必要です。また、複数社の見積もりを比較すると、価格やプランなどの違いが明確になります。長い付き合いになるため、担当者との相性なども含めて依頼先を選んでください。

依頼先が決まったら本設計へと進みます。このときに外観や間取り、設備や内装など、細かいプランを決めていきます。何度も打ち合わせを重ねる必要があり、注文住宅を建てる際に最も期間を要する段階です。

土地代と建築資金の概算が出たら、金融機関で住宅ローンの事前審査を受けます。事前審査通過後に本審査を受け、融資が受けられることが決まったら土地・建物それぞれに契約という流れです。なお、着工前に手付金が必要になるケースもあるので、予算的に厳しい場合は早めに金融機関に相談するようにしましょう。

注文住宅の坪単価ってどうやって計算するの?平均相場も合わせてリサーチ!について詳しくはこちら

ステップ3:着工、引き渡し

着工から引き渡しまでは、次のような流れで進みます。

8.   着工
9.   立ち合い
10.  竣工・引渡し

着工前に最終的なプランの打ち合わせを行います。「こんなはずではなかった」という悲しい結果にならないよう、細かいところまで入念に確認することが大切です。

工事中は、なるべく現場に行って状況を確認するようにしましょう。重要なポイントで立ち合いを求められることもあります。建物が完成し、いくつかの検査を経て問題がなければ、晴れて引渡しとなります。

建築実例集プレゼント遷移バナー

【まとめ】トヨタホームなら注文住宅の実績多数!家づくりがスムーズに進められる

注文住宅は理想をカタチにできるのが魅力ですが、実際に住み始めるまでには数多くのステップがあり、手間や時間がかかります。注文住宅の実績が多い会社に依頼すれば、流れがスムーズに進み、安心感が得られるでしょう。

トヨタホームでは自動車生産で培った技術を建築に応用し、クオリティの高い注文住宅を提供しています。まずはお近くの展示場で、トヨタグループの総合力を活かした安全安心の住まいを確認してみませんか。

失敗しない注文住宅づくり!よくある後悔事例からやっておくべきポイントを紹介の詳細はこちら

【全国のトヨタホーム展示場を探す】https://www.toyotahome.co.jp/kyoten/?ad_cd=hometag

【カタログ請求はこちら】https://www.toyotahome.co.jp/s/catalog/list/?ad_cd=hometag

建築実例集プレゼント遷移バナー

よりどり間取り遷移バナー