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2022.04.28

失敗したくない人必見!新築注文住宅の間取りの成功例とは

失敗したくない人必見!新築注文住宅の間取りの成功例

失敗したくない人必見!新築注文住宅の間取りの成功例とは

新築注文住宅は、自分たちの希望が叶えやすい反面、住んでみてから「この間取りは失敗したかも…」と思う方も少なくありません。建売住宅やマンションと異なり、完成してから実物を確認する注文住宅では「イメージと違った」という事態が起こりがちです。

では、どのような間取りや設備での失敗が多いのでしょうか?また、成功させるためにはどのような点に注意すればよいのでしょうか?この記事では、後悔のない新築注文住宅を手に入れるために、できることも合わせて紹介します。

新築注文住宅の間取りで失敗しやすい事例とは?

新築注文住宅の間取りで失敗しやすい事例

一級建築士事務所の南勝(大阪市)が、自身または家族が建てた築1年以上10年以内の戸建注文住宅に住んでいる男女全国297人を対象に、「後悔した間取り」について調査したところ、「失敗した」と思ったことがあると回答した人は56.6%でした。

具体的に後悔している間取りのランキングは、以下の通りです。

1位:窓の位置(26.8%)
2位:狭いバルコニー(17.3%)
3位:ウォークインクローゼット(14.9%)
4位:リビング階段(14.3%)
5位:ウォークスルー型シューズクローク(12.5%)
6位:リビングそばのトイレ(11.9%)
7位:リビングの吹き抜け(9.5%)
8位:玄関正面のトイレ(7.1%)
9位:広すぎるリビング(7.1%)
10位:大開口の窓(6.1%)
※出典:YouTube不動産 調べ

ウォークインクローゼットやシューズクロークといった収納は、「使いづらい」といった後悔が多いようです。またトイレに関しては、「リビングの近くに設置したことで、食事中にトイレの出入りが見えてしまう」「位置がよくなかった」などの失敗があるとのことでした。では注文住宅のどのような点に失敗しやすいのか、具体的な事例について見ていきましょう。

収納スペースが少ない、または使い勝手が悪い

「収納スペース」の失敗事例では、「収納スペースが足りなかった」という後悔も多い傾向にあります。注文住宅の場合、自分たちに必要な収納スペースを確保したと思っていても、実際に住み始めてから気づくケースが大半です。

収納スペースが足りなければ、リビングや生活スペースにモノが溢れる家になることは避けられません。子どもの成長を考えてモノが増えることを想定していなければ、住み始めた当初は収まっていたとしても、年月が経つにつれ収納スペースが足りなくなることもあります。

ただし、収納スペースの広さだけを重視すると失敗するケースもあるので注意が必要です。たとえば、リビングなど生活スペースは細々としたものを収納することが多いため、奥行きのある大きな収納スペースは逆に使いづらくなります。使い勝手が悪い収納は出し入れがスムーズにできないため、モノが散らかる原因にもなるでしょう。

さらにロフトや屋根裏を使った収納は、若いときは便利だと感じても、年を取るにつれ、階段の行き来が大変だったり、重たい荷物を持って階段の昇り降りができなかったりするなど後悔するケースもあります。

トイレの位置が悪い

トイレの位置で後悔している人も多く見られます。この原因は、間取りを決める際に居室の優先順位が高く、トイレの位置決めを軽視しているからです。空いたスペースにトイレを配置するような間取り計画では、残念なマイホームになることも。

たとえばリビングのそばにトイレを設置すると、食事中の出入りが気になるうえに、音やニオイなどの問題もあります。脱衣所を通らないとトイレに行けない間取りでは、脱衣所に鍵をかけるとトイレに入れなくなるでしょう。

2階に設置する際も、リビングの上に設置したことで上からの音が気になるケースもあります。トイレは、生活の場のメインであるリビングから見えない、音が聞こえない位置に配置することが基本と言えるでしょう。

外からの視線が気になる

大開口窓を設置すると風通しが良くなるほか、自然光がたくさん入り、部屋が明るくなります。その反面、思った以上に外からの視線が気になってしまい、窓が開けづらく、部屋で寛げないといった悩みも起こりがちです。

対応策として、人通りがある場所に家を建てる場合プライバシーガラスなどの見えにくいガラスを設置する人もいますが、実際は夕方や天気の悪い日に照明を点けると部屋の中が見えてしまいます。開放感を持たせつつも、プライバシーを確保できるように、窓の位置やサイズをよく検討することが大切です。

また、お風呂場の場所も重要です。窓の外がすぐ道路、または隣家だと人の視線が気になることもあるでしょう。お風呂の窓を開けて換気したい場合も、道路に面していると防犯上も気をつけなければなりません。

コンセントの数が足りない、または位置が悪い

こちらも実際に住んでから気づくことが多い失敗事例のひとつ。コンセントの数が少なかったり、必要な場所にコンセントがなかったりするケースが大半です。

昔に比べて、スマホやタブレットといった充電する機器も増えたことで、コンセントの数はもちろん、位置も重要になっています。たとえば、充電しながら使いたい場合、リビングやダイニングテーブル回りにコンセントがないと不便に感じやすいでしょう。

また、最近はロボット掃除機やコードレス掃除機といった家電も増えていますが、これらは充電が必要です。より便利に使用するためには、収納しつつ充電もできるように収納スペース内にコンセントを設けるのがおすすめです。たとえば、下駄箱に電動自転車のバッテリーを充電するためのコンセントを確保する家庭もあります。

コンセントの数と位置は失敗しがちな項目だけに、できれば新築時に余裕をもった数のコンセントを設置しておきたいところ。住んでからコンセントを増設することは可能ですが、電気工事士の資格が必要なためDIYはできず、基本的に業者に依頼することになります。

家事動線がコンパクトにならない

家事動線とは、家の中で料理や洗濯、掃除など家事をする際の人の動きを表す線のことです。動線が複雑になると、無駄な動きが多い家になってしまいます。特に失敗しやすいのが、「洗濯」における動線です。洗濯は、「①洗う②干す③畳む④しまう」という4つの動作で完結するため、作業をできるだけコンパクトにまとめたほうが楽になります。

失敗する例として多いのは、洗う場所から干す場所までが遠いこと。特に2階建て住宅の場合は、2階で干した洗濯ものを1階に下ろしてから畳む、畳んだ洗濯ものを2階に持って行くなど、無駄な動きが多いと洗濯するだけでも疲れてしまうでしょう。できれば洗濯する場所と干す場所は近く、干した場所から畳んでしまう場所も近くすると、家事動線をコンパクトにできるのでおすすめです。マンションや平屋建ては横移動しかない一方で、2階建て以上の戸建ては縦移動もあるので、その点もしっかり考慮しましょう。

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間取りで失敗しないためには?成功例からポイントを紹介

間取りで失敗しないためには?成功例からポイントを紹介します

注文住宅を建てるのは、多くの人が初めてではないでしょうか。家づくりは一生に一度あるかないかの大きな買い物ですが「家づくりは3回目で成功する」と言われるほど難しいもの。そこで、初めての家づくりでできるだけ失敗を回避するために、成功例からポイントを紹介します。

家のイメージをハウスメーカーや工務店と共有する

注文住宅は、あなただけの「世界にひとつだけの家」ですから、家のイメージはあなたにしかわかりません。どのような家にしたいのか、その家でどのような暮らしを望んでいるのか、イメージをしっかり具現化することが大切です。

さらに大事なのは、家のイメージをハウスメーカーや工務店と共有すること。打ち合わせの初期段階で共有しておかないと、お互いに違う認識のまま打ち合わせが進んでしまうおそれがあります。認識の違いに初期段階で気づけば対処できますが、着工手前もしくは着工したあとで発覚すると修正が困難なケースも。「イメージと違った!」という最悪の事態を防ぐためにも、施工事例などを用いて具体的なイメージを共有しておくことが必要です。

デメリットもしっかり確認する

注文住宅で叶えたい間取りや導入したい設備がある場合、担当者に間取りや設備のデメリットについてもしっかり確認しておくことが大切です。デメリットについて把握しておかなければ、家が完成した際に「こんなはずじゃなかった…」と後悔する場面も出てくるかもしれません。

たとえば、どうしても輸入住宅に使われている木製サッシを取り付けたい場合、アルミ製や樹脂製に比べてお手入れが必要なこと、腐食や劣化の進行が早いことなどは事前に押さえておきたいデメリットです。満足度の高い注文住宅を建てるには、設備ごとのメリットとデメリットをしっかり比較検討したうえで判断することが成功につながる条件と言えます。

また家づくりでは、自身の知識も必要ではあるものの、それ以上にハウスメーカーや工務店の担当者の知識量も重要です。ハウスメーカーを選ぶ際は、経験や知識が豊富な担当者がいるかどうかも合わせてチェックしましょう。

打ち合わせは毎回しっかり行う

注文住宅は短くて半年、長くて1年以上ハウスメーカーや工務店と打ち合わせをします。打ち合わせは回数も多いうえ、設備や仕様など細かいことを決める重要な機会です。わからないことをそのままにして話を進めてしまうと、最終段階になってイメージしていた家と異なるリスクもあるため、もしわからないことがあったらその場で解消しましょう。

すぐに判断できない箇所については、次回の打ち合わせのときまで持ち越すのがおすすめです。「時間がないから」「面倒だから」と、ハウスメーカーや工務店に「お任せします」「それでいいです」という姿勢で打ち合わせを疎かにするのは失敗する要因になります。

集中力が切れたときは、一度冷静になることが大切。どのようなことが不安なのかを書き出して、一度頭の中を整理してみてください。打ち合わせは頭の中が整理された状態で行うことで疑問点などが明確になり、自分が思い描いていた家づくりの実現につながります。

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トヨタホームなら注文住宅の実績多数!失敗しない家づくりが実現します

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何から始めればわからないけど後悔のない家づくりをしたいという人は、まずはトヨタホームに相談してみましょう。トヨタホームは注文住宅の実績が多数なので、お客さまの理想をカタチにできます。豊富な施工例があり、イメージを共有しやすいのも特長です。トヨタグループの総合力を活かした、安全安心の住まいを手に入れてください。

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