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2022.06.30

【注文住宅】ビルトインガレージを作るなら間取りはどうする?ポイントを解説

ビルトインガレージが人気!メリットまとめ

【注文住宅】ビルトインガレージを作るなら間取りはどうする?ポイントを解説

注文住宅を検討する際に、クルマ・バイク好きの方なら「ビルトインガレージ付きにしたい!」と思った人もいるかもしれません。趣味のスペースとしても活用できるので、最近はビルトインガレージ付きの注文住宅を検討している家庭も多いでしょう。

しかし、ビルトインガレージ付きの注文住宅を建てる際には「間取り」についてしっかり考えておかないと後悔するケースもあります。そこでこの記事では、ビルトインガレージ付きの注文住宅を建てる前に知っておきたい間取りについて解説します。

“使いやすい”ビルトインガレージを作るために知っておきたいこと

“使いやすい”ビルトインガレージを作るために知っておきたいこと

 

使いやすいビルトインガレージ付きの注文住宅を建てる場合、どんな点に注意して間取りを決めるとよいのでしょうか。主なポイントを3つ紹介します。

シャッターの開閉音

ビルトインガレージで使うシャッターは、手動タイプよりも音が静かな電動タイプが主流です。とはいえ、開閉音がうるさくご近所トラブルになるケースも少なくありません。音が気になる、気にならないといった感覚は個人差があるものの、深夜に帰宅した際や早朝に出かけるときに、周囲への配慮を怠ると、ご近所からクレームが来ることもあります。

特に夏場は窓を開けて寝る人も多いため、閑静な住宅街や住宅密集地では注意が必要です。また、シャッターの開閉音が部屋の中に響いてしまい、気になるという人もいます。周囲の家屋へ及ぼす影響を最小限に抑えつつ、自宅内の間取りはビルトインガレージと寝室や子ども部屋と遠ざけるのが無難でしょう。

車のエンジン音やアイドリング音

ビルトインガレージがあれば、いつでも家の中で愛車メンテナンスができます。しかし、エンジン音やアイドリング音が家中に響くのは困りもの。駐車場として使うだけなら過度な対策は必要ないかもしれませんが、深夜・早朝に出入りすると音が気になる人も多いでしょう。

しっかり対策を講じないと、エンジン音などが外に漏れて近隣トラブルになることもあるため、防音や遮音対策はできるだけ建てる前に検討しておくのがおすすめです。また、シャッターの開閉音対策と同様に、自宅の寝室と子ども部屋はガレージと離しましょう。対策の範囲について悩む場合は、ハウスメーカーと相談して決めるのがよいでしょう。

ビルトインガレージからの動線効率

ビルトインガレージのメリットは、荷物の量や大きさにかかわらず家の中まで運ぶ距離が短くて済むことです。だからこそ、ビルトインガレージから続く動線をしっかり追求しておかないと、住み始めてから無駄な動きの多さに気付くケースもありえます。

たとえば、3階建てで1階部分にビルトインガレージ、3階にリビングダイニングを設置すると縦の移動距離が長くなってしまいます。また、平屋建てでビルトインガレージからリビングダイニングまで横の移動距離が長いと、効率的な動線とはいえません。快適な住環境にするためにも、動線を十分意識して間取りを考えましょう。

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ビルトインガレージを作るのに必要な面積の目安は?

ビルトインガレージを作るのに必要な面積の目安は?

ビルトインガレージの開口部の目安は、車1台あたり間口3〜3.5m、2台分ならその倍の間口が必要です。車いすを使うなら、間口に1mほどプラスします。奥行きが5.5m〜6.5mあれば、車体の長い車種でも余裕が生まれます。坪数に換算すると、車1台で必要な広さは4〜5坪ほどです。車2台分確保したいなら、8〜10坪ほどの広さを目安にしましょう。

固定資産税につきまして、詳しくはこちらをご覧ください。

また、建築費につきまして、詳しくはこちらをご覧ください。

全延床面積の5分の1以内であれば容積率の緩和措置適用も

ビルトインガレージの必要な面積の目安が分かったところで、もう1つ知っておきたいのが固定資産税の緩和措置についてです。

ビルトインガレージは、全延床面積の5分の1以内に収めると容積率の計算対象に含めなくてよいという緩和措置が受けられます。たとえば、全延床面積が約50坪の家屋に、10坪の車2台分のビルトインガレージを作る場合、ガレージ部分は容積率の対象にはなりません。ビルトインガレージの広さを考える際には、こうした緩和措置もしっかり把握しておきましょう。

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【坪数別】ビルトインガレージの間取り例

【坪数別】ビルトインガレージの間取り例を紹介

ビルトインガレージの間取りは、どのくらいの広さの敷地に建てるかで変わります。そこで、敷地の坪数別にどんな間取りが作れるのかを紹介します。

なお、トヨタホームのビルトインガレージのある家の建築実例は、こちらをご覧ください。

20〜30坪の注文住宅を建てる場合

建坪が20〜30坪の注文住宅は、いわゆる「狭小住宅」になるため、3階建てになるケースが多い傾向にあります。間取りの目安は2〜3LDKで、1階部分に車1台分のビルトインガレージと隣接する居室を1つ作り、2階もしくは3階にLDKを設置します。

動線を考えると、2階部分にLDKを設置したほうが荷物運びは楽になるでしょう。エレベーターを設置して、3階部分に子ども部屋や寝室を持って行けば、シャッターの開閉音やエンジン音の対策になります。耐震性能を考えると、ビルトインガレージを作る場合は鉄骨造や鉄筋コンクリート造がメインです。そのため屋上テラスを作り、有効なスペースを確保するという人もいます。

30〜40坪の注文住宅を建てる場合

住宅金融支援機構の「2021年度 フラット35利用者調査」によると、注文住宅の住宅面積の平均は123.8㎡で、坪数に換算すると約37.5坪という結果です。つまり、30〜40坪が注文住宅の平均的な広さといえるでしょう。ちなみに40坪の広さがあれば、、ビルトインガレージは1〜2台分確保できます。

30〜40坪というと、2階建てで4〜5LDKが間取りの目安です。平屋建て、もしくは3階建ての場合も3〜4LDKが間取りの目安ですが、部屋の広さによっては5LDKの間取りも実現できます。また、ビルトインガレージの広さによっては、1階部分にLDKを設置できます。ただし「音を気にせずに過ごしたい」場合は、1階部分にお風呂やトイレ、洗面所などを設置して、LDKや寝室、子ども部屋はすべて2階部分に作るのがおすすめです。

平屋建ての場合は、ビルトインガレージが前面に出るL字型の間取りにすることで、ガレージから玄関への動線を短くできます。この場合、2つの面で囲うように中庭を設置できます。

50坪以上の注文住宅を建てる場合

50坪を超える注文住宅は、5〜6人以上が快適に暮らせるほどの広さがあり、余裕のある間取りが実現します。たとえば2階建ての場合、居室はすべて2階部分にまとめ、1階部分には2台分のビルトインガレージを設けたほかに、LDKや水回りを配置することも可能です。

また平屋でも、50坪あれば車2台分の駐車スペースを確保できます。横移動が長いI型でも、玄関を挟んでビルトインガレージとリビングを設置すれば、居室がまとまりやすくなり音も気になりません。

50坪の3階建ては二世帯住宅も想定されるため、ビルトインガレージを設置する場合は、駐車スペースが何台必要かによって居室の数が変わります。音の問題などに配慮すると、ご年配の方は3階部分で過ごしてもらうのがよいものの、エレベーターの設置も検討する必要があるでしょう。

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ビルトインガレージの間取り決めで困ったら、施工実績が多数のトヨタホームに相談しよう

注文住宅でビルトインガレージを設置するには、気を付けるべき点がたくさんあります。「こんな間取りがいいな」とイメージしていても、実際に生活してみると理想と異なるケースも珍しくありません。

建築したあとに後悔しないためにも、ビルトインガレージの施工実績が多いハウスメーカーに依頼しましょう。トヨタホームなら、あなたのイメージ通りのビルトインガレージ付きの注文住宅を建てられるはずです。

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