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2022.06.30

【注文住宅】ウォークインクローゼットを作る際に気を付けることは?広さの目安も紹介

ウォークインクローゼットを作る際に気を付けることは?広さの目安も紹介

【注文住宅】ウォークインクローゼットを作る際に気を付けることは?広さの目安も紹介

注文住宅を建てるときに、漠然と「ウォークインクローゼットが欲しい」と思っている人も多いかもしれません。確かに収納といえば、近年はウォークインクローゼットが主流になってきていますが「ウォークスルークローゼット」や「クローゼット」との違いについてよくわかっていないという人も多いのではないでしょうか?

しかも、ウォークインクローゼットは建物やライフスタイルに合った広さがあり、その点も考慮しておかないと作ったあとに「しまった…!」と後悔するケースもあります。そこでこの記事では、注文住宅を建てる前に考えておきたいウォークインクローゼットの広さや注意点について解説します。

ウォークインクローゼットとは?

ウォークインクローゼットとは、人が入れるくらいのスペースがある収納のことです。その名の通り、収納内を歩くことができます。間取り図で見ると、「WIC」または「WCL」と記載されているケースが多いでしょう。

ウォークインクローゼットの収納量は、広さによって大きく変わります。どのくらいの広さが必要かは後ほど解説しますが、一般的には2~4畳程度といわれています。たとえば、夫婦二人で十分なスペースのウォークインクローゼットを確保したいなら、3畳程度が目安です。

「ウォークスルークローゼット」との違い

ウォークインクローゼットとよく似た言葉に、「ウォークスルークローゼット」があります。両者の違いは、通り抜けできるかどうかという点です。ウォークインクローゼットは入り口が1カ所のみですが、ウォークスルークローゼットは入口が2カ所あるため通り抜けできます。寝室とリビング、寝室と脱衣所など、2カ所に入口を設置することで、収納がよりスムーズにできる点がメリットです。

デメリットは、部屋全体の動線を意識した間取り構成にしなければ使いづらくなってしまうという点です。通路としての役割もあるため壁面を有効活用できないほか、一定の幅を確保する必要があります。

「クローゼット」との違い

クローゼットとは、奥行が50~60cm程度のものを指します。収納内を歩いたり人が入れたりするスペースはなく、設置されたハンガーパイプに衣類を収納します。高さは180cm以上の縦長が一般的で、ワンピースやコートといった長い衣類でも、そのままハンガーにかけて収納できる点がメリットです。ちなみに「ファミリークローゼット」と呼ばれる収納もありますが、こちらは先述したウォークインクローゼットやウォークスルークローゼットなど、一カ所のスペースに家族全員分の衣類が収納できるくらいの量を確保したクローゼットを指します。

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ウォークインクローゼットのメリット

ウォークインクローゼットのメリットとは

ウォークインクローゼットが収納の主流となったのは、その「使い勝手の良さ」です。そこで、ウォークインクローゼットがある住まいのメリットを紹介します。

モノをたくさん収納できるうえ、自由度が高い

ウォークインクローゼットの最大のメリットは、大容量の収納です。3畳程度の広さがあれば、衣類300着ほどは収納できます。4人家族であれば、十分なスペースでしょう。そのうえ、納めたいものに合わせて収納ボックスなどを設置すれば、自分たち好みにカスタマイズできる点も魅力です。

着替えスペースとしても活用できる

ウォークインクローゼット内の使っていない壁に全身鏡を設置することで、着替えスペースとして活用できます。夫婦世帯なら3畳以上など、ある程度の広さを確保する必要がありますが、洋服のコーディネートも楽にできるでしょう。また寝室で深夜・早朝に着替える際、寝ている相手への配慮が必要です。しかし寝室からウォークインクローゼットが続く間取りでも、ウォークインクローゼット内の照明をつけるだけなので、寝ている相手の安眠を妨げることも回避できます。

季節の電化製品など普段使わないモノも収納できる

扇風機やファンヒーターなどの季節の電化製品や、普段使わないスーツケースやゴルフバッグ、さらに客用布団など、収納スペースが足りずに困っている方も多いかもしれません。ウォークインクローゼットは抜群の収納力があるため、大型のものでも収納できます。収納棚を設置すると衣類だけでなく、シューズクロークに入りきらない靴なども収納しやすいでしょう。小物や箱状の荷物を収納する際も便利です。

1カ所にまとめることで衣替えが必要なくなる

ウォークインクローゼットに衣類をまとめて収納できれば、衣替えが必要なくなります。よく使うものは中段のハンガーに、軽くて普段使わない衣類は上段にしまうなど、頻度や季節ごとに衣類の場所を決めておけば、わざわざ衣類の入れ換えをする必要がありません。

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ウォークインクローゼットのデメリット

使い勝手がいいウォークインクローゼットでも、使い方次第でデメリットにもなり得ます。特に大きなスペースを確保したい人は、しっかり把握しておきましょう。

何でもかんでも収納すると使いにくくなることも

大きな収納スペースとはいえ、置き場所が明確でなければ必要なときに探しづらくなったり見つけづらくなったりすることもあります。何でもかんでも詰め込んでしまい、物置状態になると後になって収納をやり直す手間も発生するでしょう。物置スペースにならないよう、最初から「ここは子ども服」「ここは夫婦の春夏もの」といったように、細かく分けて管理するのがコツです。

大きなスペースを確保すると他のスペースを圧迫する

ウォークインクローゼットを作るには、押入れやクローゼットに比べて広いスペースが必要になります。ウォークインクローゼットの広さの優先度を高くすると、ほかの居住スペースを圧迫して使いづらい住まいになることもあるため、全体的なバランスを考えたうえで広さを決めましょう。

また、着替えスペースとして使いたい場合は、最低でも80cm程度の通路幅が必要です。使う人の体型にもよりますが、80cmはないと着替えにくいので、使う人の体型に合わせて着替えやすいスペースを確保しましょう。

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失敗しない!ウォークインクローゼットを作る際に気を付けるポイント

失敗しない!ウォークインクローゼットを作る際に気を付けるポイントとは

最後に、注文住宅で失敗しないために、ウォークインクローゼットを作る際に注意すべきポイントを2つ紹介します。

ウォークインクローゼットのタイプを知る

ウォークインクローゼットのレイアウトタイプは、大きく分けると「Ⅰ型」「Ⅱ型」「コの字型」「L字型」の4種類です。それぞれの特徴を見ていきましょう。

Ⅰ型

片側のみハンガーパイプや棚を配置したタイプで、目安となる幅は最低で120cmです。片側にしか収納スペースがないため、広い通路を確保できるのが特徴です。1.5畳など小さめのウォークインクローゼットが欲しいという際に採用されています。

Ⅱ型

両方にハンガーパイプや棚を配置したタイプで、幅は180cmほどが必要です。室内の角も収納として活用できるため、デッドスペースが生じることはありません。設置するスペースを確保できるなら、効率よく収納できる「Ⅱ型」は特におすすめです。

コの字型

両面プラス奥の壁にもハンガーパイプや棚を配置したタイプで、幅は180cmほどが必要になります。4タイプの中で収納力が最も高いものの、角にデッドスペースが生じる点はデメリットに。デッドスペースには、普段は使わないモノを収納するなど使い方に工夫が必要です。

L字型

片側+奥側の壁にハンガーパイプや棚を配置したタイプ、幅は最低120cm必要です。コの字型と同様にデッドスペースが生まれるものの、コの字型よりも通路幅を確保しやすい特徴があります。全体が見えやすいため、縦長タイプのウォークインクローゼットならL字型がおすすめです。

このように、タイプによって収納できる量や特徴が変わるため、ウォークインクローゼットを作る前にどんな使い方をしたいのか、しっかりイメージしておきましょう。

夫婦二人で使うならウォークインクローゼットの広さは3畳がおすすめ

夫婦二人分の収納スペースとして使うなら、2畳が目安です。ただし2畳にすると、ほぼ正方形の空間になります。どちらかというと、ウォークインクローゼットは細長い方が使いやすいため、夫婦二人で使う場合は、縦長で鏡を置くスペースも確保できる「3畳」がおすすめです。また子どもの服も一緒に収納するなら、3〜4畳ほどあれば十分なスペースとなります。

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注文住宅で後悔しない!使い勝手がアップするウォークインクローゼットをトヨタホームで作ろう!

ウォークインクローゼットと一口に言っても、さまざまなタイプがあり、どのくらい広いかによって使い勝手も変わります。実際に生活してから後悔するケースも多いので、その点は妥協しないことが大切です。とはいえ、初めての注文住宅でどう決めたらいいのかわからないという人も多いでしょう。

そんなときは、注文住宅の実績多数のトヨタホームにご相談ください。施主様の要望をくみ取り、使い方のイメージを共有しながら、用途別に収納できるように棚板やハンガーパイプなど、さまざまな工夫が施されたウォークインクローゼットを提案してくれます。

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