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2024.01.01

【注文住宅】3階建てビルトインガレージで2台分の駐車スペースを確保しよう

【注文住宅】3階建てビルトインガレージで2台分の駐車スペースを確保しよう!

【注文住宅】3階建てビルトインガレージで2台分の駐車スペースを確保しよう

今、狭小住宅や二世帯住宅を建てる人から注目されているのが、「3階建てビルトインガレージ」です。敷地面積に余裕がない場合、駐車場の存在が大きな悩みになりがちです。しかし3階建てビルトインガレージなら、そういった悩みを解消しつつ居住スペースも確保できます。

そこでこの記事では、3階建てビルトインガレージの注文住宅を建てる際に役立つ間取りの実例をはじめ、メリット・デメリットを紹介します。狭小住宅や二世帯住宅を建てる人は、ぜひ参考にしてください。

3階建てビルトインガレージにするメリット

3階建てビルトインガレージのメリット

ビルトインガレージとは、住宅の1階部分に駐車スペースを組み込んで、シャッターなどを設置したクローズドタイプのガレージのことです。建物内にあるガレージという意味合いから「インナーガレージ」とも呼ばれています。

敷地面積に余裕のない狭小住宅との相性がよく、駐車スペースをどうしようかと迷っている人は、ビルトインガレージを検討してみるのがおすすめです。3階建ての1階部分をビルトインガレージにすると、さまざまなメリットがあります。

狭小敷地でも駐車スペース2台分を確保できる

狭小住宅の場合、多くのケースで「床面積を確保できない」という理由から3階建てを検討する人もいます。狭小敷地でも3階建てなら、ビルトインガレージを設置した上で家族4人で暮らせるほどの床面積を確保することが可能です。たとえば、15坪の狭小敷地に注文住宅を建てると、1階あたりの床面積は10坪ほどになります。3階建てにすると、実際には階段など居住スペース以外も必要となるものの、単純計算で30坪の床面積が確保できます。

ビルトインガレージで駐車スペースを2台分確保するためには、1台分で5坪、2台分で10坪程度必要です。そのため、3階建ての1階部分を2台分を確保した10坪のビルトインガレージにした場合、残り20坪は居住スペースとして活用できます。

ビルトインガレージ付き注文住宅、2階リビングにするメリットは?デメリットも紹介について詳しくはこちら

駐車スペースだけではなくさまざまな空間として活用できる

ビルトインガレージは駐車スペースとしてだけではなく、さまざまな使い方ができます。愛車をメンテナンスする場としてはもちろん、小さなお子さんの遊び場としても活用が可能です。クルマを移動させれば、ビルトインガレージは夏場のお子さんのプール遊びに最適な空間に早変わりします。シャッターを開放するとBBQもできますし、アウトドア用品やガーデニング用品などの収納スペースにも適しています。

外観がスッキリする

ビルトインガレージはシャッターなどで開け閉めするガレージなので、家と一体化し外観がスッキリした印象に仕上がります。シャッターの色で遊んだり、おしゃれなデザインのシャッターにしたりすると、より洗練された外観デザインにできるのが魅力です。ビルトインガレージの持つ高級感に加え、個性的な印象の家になるため目を引きやすくなります。

愛車をいたずらや盗難から守れる

家族構成やライフスタイルよっては、どんなに工夫しても敷地内に駐車スペースを確保できず、家の近くに月極駐車場を借りる人も多いかもしれません。しかし敷地外の駐車場は、大切な愛車にいたずらされたり、盗難に遭ったりするリスクがあります。

また、敷地内にカーポートがあっても、いたずらや盗難のリスクは避けられません。その点、ビルトインガレージはシャッターを閉め切った状態で愛車を保管できます。ほぼ家の中といえる状態で保管できるので、いたずらや盗難のリスクはほとんどありません。

なお、3階建てのビルトインガレージの耐震性につきまして、詳しくはこちらをご覧ください。

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3階建てビルトインガレージにするデメリット

3階建てとビルトインガレージは相性がいいとはいえ、少なからずデメリットもあります。建ててから後悔しないためにも、しっかり押さえておきましょう。

クルマのエンジン音や振動などが生活スペースまで響きやすい

ビルトインガレージから出る音として、クルマのドアを閉める音やエンジン音、さらにシャッターの開閉音などがあります。これらは音だけでなく振動を伴うため、2階の居住スペースまで響いてしまうこともあります。

そのため、ビルトインガレージの真上に寝室や子ども部屋は作らず、リビングや水回りを配置するのがおすすめです。また、防音効果のある天井材を使うなどの対策も有効です。音や振動が響きにくくなるので、注文住宅をプランニングする際の検討項目に入れておきましょう。

建築費用が高額になりやすい

木造3階建て狭小住宅の場合、細長い形状になるため、地震による横からの衝撃に弱くなる点がデメリットです。ビルトインガレージで駐車スペース2台分を確保すると、まとまった空間と出入口の開口をとるために壁の面積が少なくなり、耐震性に不安が残ります。耐震性を高めるには、木造ではなくSRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)やRC造(鉄筋コンクリート造)、鉄骨造などで建築するのがおすすめです。

ただし、耐震性の強い構造にすると建築費が上がるほか、地盤改良が必要と判断された場合はさらにコストが高くなります。とはいえ、耐震性を十分に確保できる構造を選ぶことは、住宅購入において重要な要素です。費用面も大切ではあるものの、命を守るために耐震性を重視する必要があります。

併せて、平屋や2階建てのビルトインガレージの間取り例の記事もご覧ください。

平屋のガレージハウスを建てたい!間取りやメリットを紹介

2階建てガレージハウスを建てたい!建築費用の目安やおすすめの間取りも紹介

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3階建てビルトインガレージの間取り実例

3階建てビルトインガレージの間取り

では、メリットデメリットを押さえたところで、どのような間取りができるのか実例で見てみましょう。

【65坪】5LDKの3階建て・二世帯住宅

二世帯住宅で、ある程度敷地が確保できる場合、1階部分に2台分のビルトインガレージを確保できます。そして、玄関を挟んで親世帯の7畳程度のリビングと寝室、お風呂や洗面所を配置します。2階には大人数が過ごせる22畳以上のリビングダイニングに2つの居室、さらに水回りを配置。3階には、子どもや孫世代が過ごす主寝室と子ども部屋を2つ作れます。

ただし、深夜や早朝にビルトインガレージでクルマの出入りがある場合、1階で暮らす高齢者に音や振動が響くリスクがあります。その場合は3階を高齢者の居住スペースとし、エレベーターを設置することも検討しましょう。

【30坪】2LDKの3階建ての注文住宅

敷地面積30坪に狭小住宅を建てる場合、1階部分にビルトインガレージ2台分の駐車スペースを確保し、余ったスペースにはトイレや洗面所や収納スペースを作ります。2階部分は22畳以上のリビングダイニング、3階部分には主寝室と子ども部屋を1つ作る間取りです。

基本的に、ビルトインガレージ+2LDKの間取りですが、リビングダイニングを少し狭くしたり、各居室を狭くしたりすることで、もう1部屋確保できます。狭小敷地とはいえ、夫婦+子ども2人の4人家族でも十分に暮らせる間取りです。

3階建てビルトインガレージ、どんな間取りができる?20~40坪を紹介!について詳しくはこちら

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トヨタホームで安心安全な3階建てビルトインガレージを手に入れよう

トヨタホームで安心安全な3階建てビルトインガレージを

狭小住宅のように、限られたスペースを最大限に活かせるのが3階建てビルトインガレージのメリットです。とはいえ、耐震性もしっかり考慮する必要があります。そこでおすすめなのが、トヨタホームが手掛ける家です。

トヨタホームが採用する鉄骨ラーメンユニット構造は、耐力壁を必要としない工法のため間口を広くとりやすく、しかも耐震性は損なわれません。その上トヨタホームは、注文住宅の施工実績が豊富です。ビルトインガレージの施工事例も多いので、あなたの理想をカタチにしてくれます。

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3階建てビルドガレージの2台分に関するよくある質問

ビルトインガレージのデメリットは何ですか?

ビルトインガレージは、その便利さから多くの注文住宅で採用されていますが、以下のようなデメリットも存在します。

1.コスト:ビルトインガレージは、一般的なカーポートに比べて建設費用が高くなります。また、ガレージ部分の床面積も住宅の延床面積に含まれるため、固定資産税が高くなる可能性もあります。

2.防音性:ガレージと住宅が直結しているため、車のエンジン音やドアの開閉音が室内に響きやすいです。

3.空調:ガレージと住宅が一体となっているため、ガレージからの冷暖房の影響を受けやすいです。特に夏場の車の熱が室内に伝わりやすいため、冷房費が増える可能性があります。

4.安全性:ガレージから直接室内に入ることができるため、防犯面でのリスクがあります。ガレージの扉の鍵をしっかりと管理する必要があります。

これらのデメリットを理解した上で、ビルトインガレージのメリットとバランスを取りながら、自分のライフスタイルに合った住宅設計を考えることが重要です。

【注文住宅】3階建てのビルトインガレージにするメリット・デメリットは?について詳しくはこちら

ビルトインガレージを2台分作るには何坪必要ですか?

ビルトインガレージの必要な広さは、車の大きさやガレージ内に収納スペースを設けるかどうかによりますが、一般的には1台分で約15~20坪、2台分であれば約30~40坪が必要とされています。

ただし、車の出し入れのしやすさや、車同士の間隔、車の大きさなどを考慮に入れて余裕をもって設計することをおすすめします。

ビルトインガレージは建ぺい率に影響しますか?

はい、ビルトインガレージは建ぺい率に影響します。建ぺい率とは、敷地面積に対する建物の建築面積の割合を示すもので、ビルトインガレージはその建築面積に含まれます。

したがって、ビルトインガレージを設けることで建ぺい率は増加します。

ただし、地域や条例によっては、一部のガレージが建ぺい率から除外される場合もありますので、具体的な計画を進める際には専門家と相談することをお勧めします。

ビルトインガレージの2台分の大きさは?

ビルトインガレージの2台分の大きさは、車の大きさやガレージ内に収納する物の量によりますが、一般的には約36平方メートル(6m x 6m)が必要とされています。

ただし、車の出し入れや収納スペースを考慮すると、より広いスペースが必要となる場合もあります。具体的な設計は、建築家やハウスメーカーと相談しながら進めていくことをおすすめします。