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2022.11.30

【注文住宅】平屋の屋根の選び方とは?種類や屋根材についても解説

【注文住宅】平屋の屋根の選び方とは?種類や屋根材についても解説します

【注文住宅】平屋の屋根の選び方とは?種類や屋根材についても解説

家の印象は屋根の形や材質でガラリと変わります。特に平屋の場合は建物に高さがないため、屋根で家全体のイメージが決まるといっても過言ではありません。理想の家に近づけるには「どのような屋根があるのか」「屋根材にはどんな種類があるのか」を知っておくことが大切です。さらにそれぞれのメリット・デメリットまで把握しておくと、家づくりがスムーズに進むでしょう。

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屋根選びで家の印象が変わる!?屋根の役割とは?

屋根には、雨や雪、風、紫外線などから建物を保護する役割があります。要するに大きな傘のようなものです。傘がなければ雨が降るたびにずぶ濡れになってしまいますし、夏の強烈な日差しを遮ることができません。また、傘は色柄やデザインが豊富で、安価なビニール傘から職人手作りの高級傘まで価格もさまざまです。持つ人のセンスが問われることもあるでしょう。

屋根も同じで、どんな屋根を選ぶかによって住み心地はもちろん、デザイン性や建物の寿命などが大きく変わります。ただし、傘のように簡単に買い替えることはできません。理想とする平屋を実現するためにも慎重に選ぶことが大切です。

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平屋の屋根の種類は主に3つ!

まず、屋根にはどのような種類があるのかを押さえていきましょう。ここでは、一般住宅で採用される主な屋根を3つ紹介します。

併せて太陽光の関連記事もご覧ください。

切妻屋根

切妻屋根

「切妻(きりづま)屋根」は、2枚の板を山型に合わせたようなシンプルな形状の屋根です。多くの住宅で採用されている最もポピュラーな屋根といえます。

【メリット】

・施工費用が安く、工期も短い

・シンプルでメンテナンスがしやすく、ランニングコストが抑えられる

・接合部が少なく雨漏りのリスクが低い

・小屋裏を広く確保できるため、通気性が良い

・一面の面積が広く、太陽光パネルを設置しやすい

【デメリット】

・ポピュラーであるがゆえに個性が出しにくい

・軒がない妻側の外壁が劣化しやすい

・軒の出を深くすると採光が難しくなる

寄棟屋根

寄棟屋根

頂上から四方向に勾配をつけたピラミッドのような屋根を「寄棟(よせむね)屋根」といいます。どっしりと重厚感があるため、落ち着いた雰囲気の家にしたい人におすすめです。

【メリット】

・四方向に面が向いているので制限が少なく、斜線制限がある土地でも設置しやすい

・全面に軒の出があり、外壁を保護しやすい

・風を逃がしやすく、強度が高い

・積雪の重みを分散できる

【デメリット】

・切妻屋根に比べて施工費用が高額

・屋根裏のスペースが狭くなるため、通気性を確保しにくい

・一面の面積が狭くなり、太陽光パネルの設置が難しい

・耐久性は高いが接合部が多いため、雨漏りのリスクがある

片流れ屋根

一方向だけに勾配をつけた屋根は「片流れ屋根」と呼ばれます。シンプルながらダイナミックなフォルムに仕上がるのが特徴。デザイン性が高く、スタイリッシュな家を建てたい人におすすめです。

【メリット】

・シンプルで施工費用が安い

・天井が高く、開放感のある空間が作れる

・太陽光パネルを設置しやすい

【デメリット】

・一面のみで雨や風を受け止めるため、劣化が早い

・雨が一方向に流れるため、雨どいの劣化が早い

・一方向にしか軒がなく、外壁が傷みやすい

・屋根の換気口が一方向にしかつけられないので、風通しが悪い

・(太陽光パネルを設置する場合)屋根の向きが南側に制限される

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屋根材の種類は主に2つ!

デザイン性を決めるのは屋根の形状だけではありません。屋根材によっても、外観の印象は大きく変わります。よく使われている屋根材の種類と特徴を押さえておきましょう。

日本の伝統的な屋根材で、表面を釉薬でコーティングした「釉薬瓦(陶器瓦)」と、釉薬を塗らない「無釉瓦(いぶし瓦、素焼瓦)」の2種類があります。独特な趣があり、伝統的な日本家屋はもちろん和風モダンの家にもぴったりの屋根材です。

施工費用はかかりますが、瓦そのものが耐久性に優れているため長く使用できます。もし割れたとしても部分的に交換できるので、メンテナンス費用は安く抑えられます。瓦の下に空気層があり、断熱性・遮音性が高いこともメリットです。

「重くて建物に負担がかかる」「地震や台風のときに落ちてくると危険」といったデメリットが指摘されることもありますが、近年使用されているのは軽量化された瓦です。また、全ての瓦を連結させるガイドライン工法が提唱されており、2022(令和4)年1月からは基準がより強化されています。

参考:令和4年1月1日から瓦屋根の緊結方法が強化されます|国土交通省

スレート

粘土板岩の薄板を使用した屋根材で、「天然スレート」と「化粧スレート」の2種類があります。天然スレートは天然石を板状に薄く加工したもの、化粧スレートはセメントに繊維素材を混ぜて薄い板状に加工したもので、一般住宅で使用されているのはほとんどが化粧スレートです。

軽量で施工しやすく、耐震性が高いことがメリット。カラーバリエーションが豊富で選ぶ楽しみがあります。比較的安く施工できるため、コストを抑えたい人におすすめです。ただし定期的に塗装する必要があり、メンテナンス費用がかかることに注意してください。

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