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2022.12.31

【狭小住宅】狭さを感じさせないリビングにする方法!インテリアのコツも紹介

【狭小住宅】狭さを感じさせないリビングにする方法!インテリアのコツも

【狭小住宅】狭さを感じさせないリビングにする方法!インテリアのコツも紹介

狭小住宅はリビングの広さを確保しづらく、狭さを感じやすいのではないかと不安に思う方もいるかもしれません。確かに狭小住宅ではワンフロアのスペースが限られているため、場合によっては狭く感じることもあるでしょう。しかし間取りやインテリアの工夫次第で、狭さを感じにくくすることも可能です。そこでこの記事では、狭小住宅でもリビングを広く見せる方法や、インテリアのコツについて詳しく解説します。快適に暮らせるアイデアを取り入れて、ぜひ注文住宅づくりを成功させてください。

狭小住宅で狭さを感じさせないリビング​にする方法

どうしてもワンフロアの床面積が限られてしまう狭小住宅ですが、レイアウトや間取りの工夫次第で広さを確保できたり、視覚的に広く見せたりすることも可能です。そこで、まずはリビングに広さを確保する方法についていくつかご紹介します。

LDKを縦長のレイアウトにする

LDKには大きく分けて3つのタイプがあります。ひとつはキッチンやダイニング、リビングがアルファベットの「L」の文字のように並ぶ「L字タイプ」、もうひとつはキッチンとリビングを切り離した「LD+K」もしくは「L+DK」のタイプ、そして最後にLDKを直線上に配置し、一つの部屋のような空間にした「縦長タイプ」です。

縦長タイプはリビングやダイニング、キッチンの各スペースの境界線がありません。そのため、その分の広さが確保しやすく、狭小住宅の場合はLDKのレイアウトとして選ぶのにも最適です。奥行きが生まれて部屋全体を見渡せるので、より広さを感じやすくなるでしょう。また、縦長タイプでは自然と壁面が多くなるので、家具の配置やインテリアコーディネートがしやすい特徴もあります。

ただし、キッチンやダイニングが窓から離れていると場合によっては光が届かず、部屋が暗くなりやすいこともあります。とくに狭小住宅で、縦に細長い土地に家を建てる場合は採光の確保が難しいことも多いため、間取りの工夫が必要になります。

吹き抜けやスケルトン階段を取り入れる

吹き抜けやスケルトン階段

縦長のLDKにする場合、場所によっては採光の確保が難しいこともあるでしょう。そのような場合には吹き抜けを作り、天井に「天窓」や横壁に「高窓」を設置すると、1階部分まで光が届きやすくなります。視界も縦方向に広がるため、狭い空間でも圧迫感が軽減されて空間が広く見えやすくなるでしょう。

また、リビングに取り入れる階段をスケルトン階段にすることで、さらに閉塞感を緩和できます。スケルトン階段とは、足を乗せる「踏み板」と骨組みのみで作られている階段のことです。階段の隙間から吹き抜けからの光が漏れ出るため抜け感が生まれ、部屋を広く見せるだけでなく、おしゃれにも見えるメリットもあります。

アウトサイドリビングで外とのつながりを意識する

アウトサイドリビングで外とのつながりを

狭小住宅の場合は近隣の住宅と距離が近くなるため、2階以上のフロアにリビングを設けるケースが多くなっています。そのような場合は、アウトサイドリビングを作ると、視覚的な広さが演出できます。

アウトサイドリビングとは、屋外と屋内が一続きになっているリビングのことです。大開口の窓を取り入れて、リビングとテラスやバルコニーを一体化すれば外とのつながりが生まれるため、視覚的に部屋を広く見せることができます。テラスやバルコニーは屋根付きの半屋外空間にしてハンモックなどを置いて、くつろぎのスペースにするのもよいでしょう。子どもの遊び場や、愛犬が自由に走り回れるスペースとしての利用もおすすめです。もし外からの視線が気になるようなら、目隠し効果のあるルーバーを設置するとよいでしょう。

半地下タイプのスキップフロアを作る

スキップフロアとは、1つのフロア内に段差を作り、中間階を作る間取りのことです。階段の踊り場を広めにして作るものや段差でしっかり区切って居住スペースを作るものなど、さまざまなタイプがあります。

スキップフロアを作るメリットは、床面積が確保できる上、収納スペースとしても活用できることです。とくに傾斜地に住宅を建てる場合は、どうしても1階部分よりも低いスペースが発生してしまうため、半地下タイプのスキップフロアを作ればスペースを有効活用することができます。リビングの一角に収納スペースを確保できれば、生活動線も効率的になります。

スキップフロアの天井高を1.4m以内にすれば床面積に含まれないため、床面積がシビアな狭小住宅ではとくに活躍します。階段の上り下りが必要なロフトに比べ、身体的な負担がなく荷物の出し入れができる点もメリットといえるでしょう。

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インテリアでリビングの狭さを感じにくくさせるコツ

インテリアでリビングの狭さを感じにくくさせるコツとは

間取りを工夫することで狭さを感じにくくすることはできますが、家具の配置や配色などのインテリアも工夫すると、さらにリビングが広く感じられるようになるかもしれません。そこでここからは、リビングを広く見せるためのインテリアのコツについて紹介します。

背の低い家具を置く

床や壁面が多く見えると、視覚的に部屋が広く感じられるようになります。とくに縦長タイプのLDKでは壁面が多く使えるため、家具の配置によってはより広さを感じやすくなるでしょう。

例えば背の高い家具を置くとその分壁が隠れてしまうため、圧迫感が生まれて部屋が狭く見えてしまいます。一方、背の低い家具を置くと壁が見える面積が増え、開放感が生まれて広さを感じられるようになるでしょう。どうしても背の高い家具を配置したいという場合は、入口付近に背の高い家具を、入口から一番遠いところに背の高い家具を置きます。遠近法によって部屋に奥行きが生まれ、高い家具が置いてあっても視覚的な影響を与えにくくなります。

床面を多く見せるために家具の足は細めの物を選ぶ

壁と同様に、床も面積を広く見せるほど部屋が広く感じます。家具はできるだけリビングに置かないようにし、ダイニングテーブルやダイニングチェアといった必要な家具はできるだけ足が細めのものを選ぶとよいでしょう。足が太いとその分、見える床の面積が少なくなるため、部屋が狭く感じます。少しでも部屋を広く見せたいのなら、家具の足にも気を配るようにしてみましょう。

リビングの配色は同系色でまとめる

狭いスペースに多くの色を取り入れると、ごちゃごちゃとした印象になりがちです。なるべく同系色でまとめると、統一感が出て部屋を広く見せることができます。とくに白やベージュ、ライトグレーといった明るく淡いカラーを使用すれば、部屋全体が明るい印象になり、広々とした空間を演出できます。

配色では、膨張色と収縮色を意識することが大切です。膨張色とは赤やオレンジ、黄色などの暖色系や白などの大きく見える色のことで、収縮色とは青や水色、青緑などの寒色系や黒など、小さく見える色のことです。収縮色よりも膨張色を意識的にリビングに取り入れることで、部屋を広く見せられます。

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トヨタホームで作るリビングは広々空間!狭小住宅で快適な暮らしを実現しよう

床面積が限られる狭小住宅でも、間取りを工夫したりインテリアにちょっとしたコツを取り入れたりすることで、狭さを感じにくくすることができます。ただし間取りのアイデアがあっても、構造によっては限られたスペースを上手に活用できないこともあるかもしれません。そんなときは、トヨタホームが手掛ける狭小住宅がおすすめです。

トヨタホームの鉄骨ユニット工法は、制約が少なく自由な間取りが設計しやすい特徴があります。スキップフロアや吹き抜けなど、遊び心ある間取りも取り入れることができます。リビングに大開口や大空間を作ることもできるため、家族が思い描く、理想の住まいをつくりあげることができるでしょう。狭小住宅でも快適な暮らしを手に入れた方は、カタログ請求はもちろん、お近くの展示場にぜひ足を運んでみてください。

【全国のトヨタホーム展示場を探す】https://www.toyotahome.co.jp/kyoten/?ad_cd=hometag

【カタログ請求はこちら】https://www.toyotahome.co.jp/s/catalog/list/?ad_cd=hometag

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